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2026年は馬にまつわる神社で開運!「丙午」を明るい年に

  • 2026.1.1

2026年の干支は60年に一度の「丙午(ひのえうま)」で、エネルギッシュな一年になるといわれています。馬にまつわる神社を参拝して運気を高めましょう。

2026年は馬にまつわる神社を参拝しよう

午年(うまどし)の2026年はどのような年になるのか、また、馬と神社の深い関係についてもご紹介します。

60年に一度の「丙午(ひのえうま)」

2026年の干支は、十二支(じゅうにし)では午(うま)、六十干支(ろくじっかんし)では「丙午(ひのえうま)」です。

十二支は12年に一度巡ってきますが、十干(じっかん)と十二支を組み合わせた六十干支は60年に一度だけ巡ってきます。かつては「丙午生まれの女性は気性が強い」といわれていましたが、これは科学的根拠のない迷信です。

丙午を五行説で見ると、「丙」も「午」も「火」であり、「情熱的」「エネルギッシュ」「強い意志」といった性質があります。また、馬は輸送や農耕、軍用などで人々の暮らしを支えてきた存在であり、「スピード」「スタミナ」「行動力」の象徴とされています。

こうしたことから、2026年は「情熱と行動力で道を切り開く年」「強いエネルギーで前進する年」と捉えることができます。令和の丙午を前向きに受け止めて、新しいことへの挑戦や躍進にふさわしい年にしていきましょう。

参考サイト:暦の中のことば(国立国会図書館ホームページ)

馬と神社の深い縁

日本では、馬は神様が人間の世界に降りてくるときの乗り物とされ、古くから馬を用いた神事が多く行われてきました。

神様に祈願する際は生きた馬を神馬(しんめ)として奉納していましたが、時代とともに馬の像や、馬の絵を描いた板(絵馬)が奉納されるようになりました。今日でも祈願の内容を絵馬に書いて奉納する風習が続いています。

馬を大切にしてきた日本では馬にまつわる神社が全国各地にあるので、新年に参拝して福を呼び込びましょう。次章から、馬にゆかりのある各地の神社をご紹介します。

矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)・東京

矢先稲荷神社(やさきいなりじんじゃ)は東京都台東区のほぼ真ん中、浅草河童橋道具街の近くにあります。1962年(寛永19年)に徳川家光公の命により建立されました。勝負運や金運のご利益があるとされています。

拝殿の天井には「日本馬乗史」を描いた100枚の絵が奉納されており、神武天皇の御世から今日までの馬にまつわる歴史が理解できる貴重な絵となっています。また、馬の甲骨文字がデザインされた御朱印も人気です。

矢先稲荷神社は浅草にある9つの神社仏閣「浅草名所七福神」のひとつであり、七福神巡りをしてご利益を授かるのもよさそうです。

矢先稲荷神社(浅草名所七福神公式サイト)

許波多神社(こはたじんじゃ)・京都

京都府宇治市木幡に鎮座する許波多神社(こはたじんじゃ)は645年(大化元年)に建立されました。柳山に広大な境内地を有していましたが、明治時代に現在地へ移転。勝負運や病気平癒のご利益がある神社として信仰されています。

平安時代の馬頭天王神像や鐙(あぶみ)が社宝であることなどから「馬にまつわる神社」として親しまれています。また、京都アニメーションが制作したアニメ「響け!ユーフォニアム3」の舞台となったことから、ファンが訪れる聖地のひとつとなっています。

許波多神社公式Instagram

住吉大社・大阪

大阪市住吉区にある住吉大社は全国に約2300社ある住吉神社の総本社であり、1800年以上の歴史があります。商売繁盛、縁結び、子宝、家内安全などのご利益があり、年のはじめには200万人以上の参詣者が訪れます。

1月7日には特殊神事である「白馬神事(あおうましんじ)」が行われます。神馬「白雪号」が各本宮を巡拝した後、境内を駆け巡る神事です。年のはじめに白馬を見るとその年の邪気が祓われると伝えられており、当日限定のご朱印やお守り(竹駒守)も授与されます。

住吉大社公式サイト

春日大社・奈良

奈良公園内にある春日大社は世界遺産に指定され、全国に約3000社ある春日神社の総本社でもあります。国の繁栄と国民の幸せを願い、768年(神護景雲2年)に社殿を造営したのがはじまりです。

広い境内には美しい社殿が立ち並び、縁結びや夫婦円満などさまざまなご利益を授かれます。国宝354点と重要文化財2526点を所蔵・展示する国宝殿や、萬葉集に詠まれた植物を植栽する萬葉植物園など見どころも豊富です。

一之鳥居から萬葉植物園前にかけてのびる表参道は馬場として作られた道といわれています。馬場の始点となる「馬出橋(まだしのはし)」、終点となる「馬止橋(まどめばし)」があり、現在も春日若宮おん祭の競馬は馬出橋から出走します。

春日大社公式サイト

(まとめ)
初詣は旧年の感謝を捧げ、新年の幸せを祈願するもの。2026年は開運スポットとして馬にゆかりのある神社を参拝してみてはいかがでしょうか。

画像協力/PIXTA
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この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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