岡本翔子の星占い 【獅子座】1月の運勢「文句を言わない。言い訳もしない」

獅子座

7月23日～8月22日生まれ

Never complain. Never explain.
「文句を言わない。言い訳もしない」

2026年が始まりました。今年後半の獅子座には発展と幸運が待ち受けています。それを知らないで新年を迎えるのと、知りつつ2026年に臨むのでは大きな違いがあるはず。1月は少々地味な星回りです。それでも余計な雑音はシャットアウトして、やるべきことに専念すれば結果がついてきます。

このメッセージは個性的で知的、自立する20世紀のアメリカ女性の象徴として、多くの尊敬を集めたキャサリン・ヘップバーンが残した言葉。大女優でありながら、飾らないパンツルックを好んだ彼女ですが、ユーモアのセンスも抜群です。

著名なTV司会者に「どうしてスカートをはかないの？」と問われ「あなたのお葬式用にとってあるのよ」と答えたとか。すばらしい切り返し方です。実は今月の獅子座は無意識に愚痴っぽくなったり、わが身の不運を嘆いたりしがち。

そんなときこそ、このメッセージを思い出してください。ネガティブな言葉が口から出そうになったときの、おまじないの言葉です。

後輩に仕事を教えることも、この時期の重要な課題です。しかも教え方は通り一遍ではなく、その人に適した方法を見つけ出さなくては。つまり相手のタイプによって指導法も変えるという技を身につけるべきときなのです。だれかに安心して仕事を任せられるようになると、あなたの負担も減ります。

即決は禁物！

1月20日（火）前後は複数の星が獅子座を刺激します。決断を迫られるような案件もありますが、何事も即決は禁物。とりあえず一晩寝ると、精神的にも余裕が出て適切な判断ができるようになります。月末には新しい出会いも。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の獅子座を運行するのは1月4日（日）夜遅く～1月7日（水）未明まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE