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食べる量は変わらないのに太るのはなぜ?40代から急に代謝が落ちる“体の仕組み”

  • 2025.12.31

最近、「食べる量は昔と変わらないのに、なぜか体重が増えやすくなった…」と感じていませんか?大人世代にとって“代謝の低下”は避けられない現実ですが、ただ加齢のせいと片付けるのはもったいない話。40代から急に代謝が落ちる“体の仕組み”を知ることで、できる対策が見えてきます。

基礎代謝が落ちると、同じ生活でも“余りやすくなる”

基礎代謝とは、何もしていなくても体を動かすために使われるエネルギーのこと。40代になると筋肉量の減少やホルモンバランスの変化で、この基礎代謝がゆるやかに低下していきます。すると、以前と同じ量を食べても、使われずに余ったエネルギーが蓄えられやすくなり、結果的に太りやすく感じるようになるのです。

“筋肉量の変化”が体型に出やすい理由

筋肉は動きだけでなく、熱を生み出す役割も担っています。そのため、筋肉量が少ないと体温が上がりにくく、巡りが悪化しやすい傾向に。特に下半身は重力の影響も受けやすく、放置すると太ももやお尻、腰まわりに重さが出やすくなります。見た目の“なんとなくの変化”は、この巡りの低下が背景にあるのです。

体の燃える力を維持したいなら“食事バランス”を見直して

代謝の低下を感じたら、食事量を減らすより、まずは食事内容の見直しが大切です。筋肉の材料となるタンパク質、体の機能を整えるビタミンやミネラル、糖質の摂り方を工夫しましょう。食事のバランスが整うと、体の巡りやエネルギーの使われ方がスムーズになります。食事制限だけに頼ると、かえって代謝を落とすきっかけになる場合もあるので要注意です。

代謝の変化は誰にでも起こるもの。気づいた今から、体の仕組みに合った選択を意識すれば十分間に合います。無理なく続けられる範囲で、食べ方や体の使い方を見直してみてください。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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