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食いしん坊の松本隆とめぐった京都のおいしいもの【ベスト記事2025】

  • 2025.12.31

2025年1年間で特に人気を集めたCREA WEBの記事を発表! あの映画やドラマのヒットの理由から、気の利いた手土産、そして、じっくり読みたい注目の人のインタビューまで。たっぷりお楽しみください。(初公開日 2025年12月9日 ※記事内の情報は当時のものです)


「ねえ、ぼくの"風街"めぐりをしてみない?」から始まった、松本隆さんの人生と創作活動にゆかりのある場所をめぐる旅。この好評連載が書籍『松本隆と風街さんぽ』になりました。発売を記念して京都編の一部を抜粋します。


さてここで、ちょっとブレイク。

食いしん坊の松本さんとさんぽしながらめぐった「京都のおいしいもの」をご紹介します。

◆お昼ごはんは「丹」

お昼に行ったのが、三条白川にある「丹」。

京都の料亭「和久傳」がオープンした小さなレストラン。

京丹後・久美浜市野々の自家製米、自然農法で育てた野菜など吟味された食材を使った一汁三菜が愉しめる。

この日、松本さんが食べたのは山椒たっぷりの牛丼でした。蕪蒸し丼も絶品です。

山椒たっぷりの牛丼。
別皿の卵とじをかけていただく。
蕪蒸し丼。

◆おやつタイムは「出町ふたば」

おやつタイムは出町柳の「出町ふたば」で名代豆餅を。

行列ができる店として有名ですが、松本さんはここの豆餅が大好物。30分ほど並んでゲット。

家に持ち帰って食べる予定でしたが、こらえきれず、街をさんぽしながらパクリ。

「すっきりとした甘さがいいんだ。いくらでも食べられちゃう」と松本さん。

名代豆餅はコロンとしたフォルムに大きめの赤えんどう。
30分ほど並んで買えました。
こらえきれず、パクリ。

◆夜ごはんは「祇園ろはん」

夜は「祇園ろはん」にて。

カウンターで料理長の華麗な手さばきをながめつつ、こだわりの創作和食を愉しむお店。

厳選素材を使ったさまざまな季節料理を味わったあとは、「これが食べたくてここにくる」ほど大好物の「鯖サンド」でシメるのが松本さん流。

どれもこれもおいしゅうございました。

料理長の華麗な手さばき。
鯖サンドににっこりの松本さん。
大好物の鯖サンド。
ごちそうさまでした。

住所 京都市東山区五軒町106-13 三条通り白川橋下ル東側
https://www.tan.kyoto.jp/

出町ふたば

住所 京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236

祇園ろはん

住所 京都大和大路通四条上ル廿一軒町232

松本隆(まつもと・たかし)

1970年にロックバンド「はっぴいえんど」のドラマー兼作詞家としてデビュー。解散後は専業作詞家に。手がけた作品は2,100曲以上にもおよぶ。

文=辛島いづみ
撮影=平松市聖

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