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“挑戦を恐れず、常に全力”がモットー。原由記さん&和田由紀さんに学ぶ、ポジティブに生きるためのメソッド

  • 2025.12.31
CEDRIC DIRADOURIAN

チャレンジ精神に満ちあふれ、新しい道を切り開いて躍進する注目のふたりにお話を聞きました。それぞれのライフスタイルやマインドセットから、幸せをつかむためのヒントを見つけて!

まずはチャレンジ、日々ベストを尽くす、これがふたりの合言葉です

別々に歩んできたけれど、その道がひとつになると予感

フェムケア、ヘアケアのブランド「アイム ラフロリア」を開発、販売している「メリア」。共同で代表を務めるのが原 由記さん、和田由紀さんです。それぞれ違う分野で活躍していたふたりが、なぜ会社を立ち上げることになったのでしょうか。

和田さん:「私たちは1歳違いなのですが、実は同郷で40年来の幼なじみなんです。家も近く、高校までは同じバレエレッスンに通ったりして、苦楽を共にしてきました。大学も就職も別でしたが、時々ごはんに行ったり、近況報告は欠かさなかったんです。なぜかというと、子どもの頃から“いつかは一緒に何かしようね”と話し合っていたんですよね。お互い会社での仕事を10年ほど経験して、次なるチャレンジをしたいと感じるタイミングも一緒で、“じゃあ、今がそのときかも。スタートしちゃう?”となって、とんとん拍子に会社の設立が決まりました」

お互いへの絶大な信頼が壁を乗り越えるエネルギー

コスメブランドに勤めていた原さんは、2017年当時フェムケアという言葉がまだ日本に浸透しておらず、海外では当たり前のように手に入るアイテムがないことに疑問をもっていたそう。日本にもデリケートゾーンをケアするコスメを求めている人が必ずいるはず、とブランドを立ち上げることになったのです。

会社を経営していく中でもお互いが妊娠、出産を経験。

原さん:「大変じゃなかったわけではないですが、お互いが彼女なら大丈夫、やってくれるし、私だって頑張る!と、なぜか信頼できたんですよね。抜けてるところもわかるので、絶妙にフォローし合ったりして(笑)。出産後はホルモンバランスも変わって、ますますフェムケアアイテムの必要性を感じましたし、商品の開発にも寄与してくれました」

ヘアケアアイテムもとことんこだわって開発

2024年にはヘアケアアイテムもリリース。

原さん:「もともと癖毛だったのが産後特にひどくなってしまって。同じ悩みを抱えている人がたくさんいるはず、と開発に着手しました。作り手の私たちが納得のいくものを届けたいと思い、作っては試して、また改良しての繰り返し。3年以上の時間をかけて、最高のものができました」

2026年にもライフスタイルを豊かにしてくれるさまざまなアイテムを発表予定だとか。乞うご期待です!

Keywords of Power Action

Mellia

ボディウォッシュが染みるのをなんとかしたいという思いで開発が始まった「アイム ラフロリア」。デリケートゾーンケアのアイテムは現在、7種10アイテムを展開するまでになりました。

Mellia

産後特にひどくなったという髪の不調を解決するべく開発したヘアケアライン。癖毛、ハリやコシなどだけでなく、髪が薄くなる、細くなるなどの悩みにも対応した、ふたりの自信作です。

Hearst Owned

オンライン販売だけではなく、実際に手に取ってもらいたいとポップアップイベントもたびたび開催。「悩んでいたお客さまから嬉しい声を聞くと、こちらも幸せな気持ちに」と和田さん。

Hearst Owned

和田さんのお父さまはお寺の住職で本も執筆。子どもの頃からポジティブマインドを育てられてきました。下の冊子は愛娘からもらった「ママを好きなところ100」。これを読むと元気が出るそう。

原由記さん&和田由紀さん
PROFILE 大学卒業後、和田さんはゴールドマン・サックス証券に入社し、11年間資産運用やソリューション提案を手がけ、原さんはベンチャー系化粧品メーカーで商品企画、広告などを統括。2017年に「メリア」を設立し、デリケートゾーンケアブランドを展開、両者ともワーキングマザーとして忙しい日々を送っています。


Photos: CEDRIC DIRADOURIAN
Interview&Text:NONOKO HATA
25ans(ヴァンサンカン)1月号掲載(2025年11月28日発売)

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