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【60代ファンデーション】肌のきれい度アップ&小顔効果も狙える「クッションファンデ」の上手な塗り方を山本浩未さんが指南!

  • 2025.12.30

「シミやくすみが気になる」「ファンデを重ねるほど老け見えする」—
そんな大人のベースメイクの悩みに応えるのが、“ そばかすゾーンメイク” という新発想。
ふたつの塗り方を覚えるだけで、自然なのにメリハリのある大人肌が完成します。

顔の中でいちばん視線が集まる“そばかすゾーン” を トントンと重ね塗りして肌全体がきれいな人に!

年齢とともにやっぱり気になるのが肌の色ムラ……。シミやくすみなど物理的な色の変化だけでなく、たるみによる影も肌をどんより見せる要因です。 「大人になると“いらない影”がたくさん出てきます。そしてそういう影が悪目立ちやすいのが、向かい合ったときに視線を集める顔の中心“そばかすゾーン”です。だけど、ただファンデーションでカバーすればいいわけではないんです」と教えてくれた浩未さん。 そばかすゾーンとは、両頰と鼻まわりの顔の中心エリアのこと。対面したとき最初に目に入るところだからこそ、ここがきれいだと肌全体がきれいな人という印象を残せるのだそう。 「厚塗りや清潔感なく見えてしまわないためにも、闇雲にカバーをするのではなく、小顔効果を狙った塗り方でファンデーションを重ねます」 使うのはスキンケア効果が高いクッションファンデーション。肌をケアしつつ、手軽にメイクできるアイテムです。 「メイクするときのポイントは、ファンデを重ねる場所と塗り方です。重ね塗りするのは明るく見せたり、カバーしたいところです。塗り方については“トントン”と“スッスッ”のふたつを使い分けます。“トントン”はフィットさせる塗り方です。そばかすゾーンはきれいに見せながらも、明るく仕上げたいのでトントンで。たたくように重ねることでカバー力が上がり、ツヤによる立体感も出せるんです。 一方“スッスッ”は薄くなじませる塗り方のため、フェイスラインなどに取り入れると自然な仕上がりに。ふたつの塗り方を組み合わせることで、ファンデーション1色でもメリハリ感のあるベースメイクが完成しますよ」

そばかすゾーンにファンデーションをトントンしながら 重ねる「だけ」でメリハリ感と肌がきれいな印象に!

そばかすゾーンを意識したメイク

メリハリが出て明るくイキイキした印象!

均等にファンデを塗ったメイク

頰のシミや色ムラが気になって疲れた印象……

そばかすゾーンはトントン、それ以外はスッスッを意識しなじませて

ファンデーションを重ねるのはそばかすゾーンのみ。頰に置いたファンデをトントンしながら薄膜を重ね整えます。フェイスラインやこめかみまわりは、パフに残ったファンデを広げるようにスッスッと滑らすだけ。ふたつの塗り方でグラデーションが生まれ、立体感あるベースが完成。

【1】パフに取ったファンデを左右の頰にのせる

パフの1/2にファンデーションを取り両頰にスタンプを押すようにしてポン、ポンとファンデーションを置く。

【2】②から①に戻るようにそばかすゾーンをトントンする

②→①→②…とトントンと往復させファンデをなじませる。トントンすることで色ムラをカバーしつつツヤもアップ。

【3】フェイスラインに向かってスッスッとなじませる

パフに残ったファンデをなじませるようにフェイスラインに向かってパフをスッスッと滑らせる。放射状を意識して。

【4】ファンデを取り額にのせて口元に向かってなじませる

パフに1/3ほどファンデを取り、額に置く。口元に向かってパフをトントンしながらなじませる。ムラになりやすい鼻や口元は小刻みに。

【5】額のファンデを放射状にスッスッとなじませる

④で額に置いたファンデを広げるように生え際に向かってパフを放射状に滑らせる。スッスッとやさしい力でパフを動かして均一に整える。

【6】手鏡を見ながらシミなど細かい部分を整える

パフで指先を挟んで折り小鼻や口元など細かい部分のヨレを押さえて整える。まだ気になるシミなどはファンデを少量取りトントン重ねて。

明るさとツヤが宿った肌とメリハリある顔立ちは、品のよさとハツラツさを底上げ!

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撮影/人物_ 藤井マルセル〔t.cube〕 ヘア&メイク/山本浩未 スタイリスト/太田恵理 モデル/荒木美也子 取材・文/畑中美香 ※素敵なあの人2026年1月号「山本浩未さんの「これだけ」メイク塾 Vol.52」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

教えてくれたのは 山本浩未さん

Instagramで配信している「ビューティライブ」でも、簡単でわかりやすいメイクのコツを伝授。定額制サービスによる限定コンテンツも配信中。詳しくは浩未さんのInstagramをチェック。

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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