「ルイ・ヴィトン」”モノグラム”誕生130周年！壮大なセレブレーションが幕開け

2025.12.30

「ルイ・ヴィトン」が“モノグラム・キャンバス”誕生130周年を記念して、2026年の1年間を通じて、特別な製品コレクションやウィンドウ・ディスプレイを展開する大規模なセレブレーションを開催する。

130年の歴史を紡ぐ、不朽のシンボル

1896年、ジョルジュ・ヴィトンが父ルイへのオマージュとして考案した“モノグラム・キャンバス”。ジャポニスムやネオゴシック様式に影響を受けた、LV イニシャルとフラワー・モチーフの精巧な組み合わせは、当初メゾンの真贋（しんがん）を守るために生み出されたという。

1930年頃、モノグラム・キャンバスの“マル・フルール”を手にするジョルジュ・ヴィトン。 Courtesy of LOUIS VUITTON

しかし、それは瞬く間に単なるデザインの枠を超え、卓越性と革新を体現するエレガンスの証しへと昇華。マーク・ジェイコブス、ニコラ・ジェスキエール、ヴァージル・アブロー、そしてファレル・ウィリアムスといった歴代のディレクター、さらには村上隆や草間彌生といったアーティストたちのビジョンを刺激し続け、文化的なアイコンとしての地位を不動のものにしている。

2026年1月、モノグラムのアニバーサリーイヤーの幕開けを飾るのは、メゾンの最もアイコニックなモノグラムのバッグたち。移動という概念を絶えず再定義し続ける“スピーディ”（1930年）、自由と軽快な旅の長年のシンボル“キーポル”（1930年）、当初はシャンパン5本を運ぶためにデザインされ、永遠に創造性と喜びをたたえる“ノエ”（1932年）、パリの建築に敬意を表し、洗練されたエレガンスを表現した“アルマ”（1992年）、そして現代の生活に欠かせないパートナー“ネヴァーフル”（2007年）の5つのアイコンバッグで展開する。