1. トップ
  2. 「夫の軍物コレクションを整理して!」鑑定すると高額コレクションが続々…博物館館長から“まさかのスカウト”も

「夫の軍物コレクションを整理して!」鑑定すると高額コレクションが続々…博物館館長から“まさかのスカウト”も

  • 2025.12.30
探偵!ナイトスクープ
ABEMA TIMES

『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が12月26日に放送され、夫が集めた大量の軍物コレクションに悩む妻の依頼を解決する様子が描かれた。

【映像】10万円→“2000万円”になったお宝(実際の映像)

視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「お宝発掘!?夫の軍物コレクション」は、栃木県の女性(60)から寄せられた次のような依頼だ。

『夫が集めた戦争関連の品、いわゆる軍物の整理をお願いできませんか。夫は昔から古いものを集めるのが趣味で、江戸時代から昭和初期のものまでコレクションで溢れています。2年前にはお宝を鑑定する某番組にも出演し、2000万円の価値がついたものもあります。私も喜んでいたのだが、最近、戦争関連の品…いわゆる「軍物」が度を越して増え始めたのだ。しかも、「自分の部屋はいっぱいだから」と、仏間にまで置くようになり、仏間が軍物だらけに…。毎日、お仏壇に手を合わせる時、すぐそばに軍物があるので薄気味悪い。ただ、夫は「歴史あるモノで、貴重なモノだから手放さない!」と話を聞いてくれない。探偵さん、夫を説得し、軍物を整理してもらえませんか』

この依頼を受け、田村裕探偵が調査を開始した。依頼者宅を訪れると、夫の部屋だけでなく、依頼文通り仏間までもが旧日本軍やドイツ軍の軍服、軍帽などで埋め尽くされていた。夫はこの収集歴15年のコレクションについて、「偉い人が着ているやつばかり集めている」と豪語するが、妻は「監視されているようで怖い」と嘆いていた。

そこで、妻が「これはいらない」と思うものを仏間から選び出し、夫に判断を委ねる作戦に出た。あまりの量に夫自身も「正直、自分も忘れてる」と、妻の選別を受け入れた。

価値を確かめるため、ミリタリーコレクターと、栃木県にある戦争博物館の館長が登場し、大鑑定会が始まった。すると、夫が1万5000円で購入した従軍看護婦の制服に10万円の値がつくなど、高額査定が連発。衣類だけで総額75万円という鑑定結果が出た。

さらに、博物館館長が、夫のコレクションの保存状態の良さに感銘を受け、まさかの展開へ。夫が定年後に博物館を作りたいという夢を語ると、後継者を探していた館長から「私の博物館を全部持っていって」と、実質的な次期館長へのスカウトを受けたのだ。

この日の特命局長を務めた藤岡弘は、依頼者の夫について「今までやってきたことが実りましたね」とコメントした。田村探偵によると、夫は結局「一旦ステイ」を選択し、鑑定された品々を全て仏間に戻した結果、以前よりも汚くなってしまったという。

元記事で読む
の記事をもっとみる