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ガツンと運気を上げて1年をスタートしたい! 温泉旅館ブランド「界」が提案する開運旅で厄を祓い、身を清めて、新しい年を迎えよう

  • 2025.12.30
界 霧島からほど近い霧島神宮には、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)などが祀られている。天孫降臨ゆかりの地を参拝することで、心身を整える。

国内外にさまざまなコンセプトで72の宿泊施設を運営する星野リゾート。「星のや」、「リゾナーレ」、「界」、「OMO」、「BEB」、「LUCY」のほか、個性際立つホテルや温泉旅館など、いずれも地域の特徴を打ち出して宿泊客をもてなしている。

星野リゾートNEWSでは、その土地だから体験できる唯一無二のアクティビティや、いまこそ体験したいプログラムなどをご紹介。今回は、「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、全国で23施設を展開する温泉旅館ブランド「界」が提案する、開運旅を取り上げる。


【界 霧島】霧島開運旅2026

●九州屈指のパワースポットで願を掛ける

2021年から提供している「霧島開運旅」は、開運を願った霧島茶と上生菓子を提供する「開運茶一杯(かいうんちゃいっぺ)」が加わるなどリニューアル。霧島神宮とのつながりをより深く感じられる内容となっている。

界 霧島が位置する霧島は、日本神話の天孫降臨ゆかりの地として語り継がれている。そして創建約1500年、国宝にも指定されている霧島神宮は九州地方屈指のパワースポット。

こうした立地に恵まれた界 霧島は、霧島神宮での特別祈願と、ご祭神である九面(くめん)の特別拝観が含まれた宿泊プラン「霧島開運旅2026」を提供している。

参拝前日は天孫降臨の物語を表現した演舞「天孫降臨ENBU(えんぶ)」を鑑賞することで神話への理解を高め、オリジナルの御朱印帳を作ることで霧島神宮参拝への準備を整える。

参拝当日は、桜島や錦江湾を見渡す客室露天風呂で、参拝に備えて清め塩で穢れを祓う。そして霧島神宮にも奉納されている霧島茶と開運にちなんだ上生菓子を嗜んだ後で、万全を期して霧島神宮へと足を運ぶ。

霧島神宮での特別祈願に加えて、一般公開されていない九面を神楽殿で拝観することで、1年の始まりが特別なものとなる。

客室露天風呂に用意される清め塩は、霧島神宮の神前にお供えされている神饌。神様が嫌う穢れを祓い、神様に思いを届ける準備を整える。

「霧島開運旅2026」概要

期間:2026年1月22日~12月30日
料金:1泊49,650円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込)
含まれるもの:霧島神宮の特別祈願、九面拝観、開運茶一杯、御朱印帳、清め塩、開運いろは、宿泊、夕食、朝食
予約:公式サイトにて7日前までに予約
対象:1日1組(1組3名まで)
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikirishima/

【界 出雲】出雲大社お詣り支度プラン

●八百万の神が集う神話の国で、特別なお詣りを体験

万全の準備を整えて臨む出雲大社への参拝は、専門のガイドが案内するプライベートツアー。出雲をより深く理解することで、神話に近づくことができる。

神話の国と称される島根県の出雲エリアには、由緒ある寺社仏閣が数多い。島根半島最西端の日御碕に位置する界 出雲は、出雲大社や日御碕神社への参拝の拠点となる立地で、日本海を望む静かな環境は参拝前に心と身体を清めるのにうってつけ。

そこで界 出雲では冬限定で八百万の神が集う出雲で運を開く「出雲大社お詣り支度プラン」を用意している。

到着後は、まず出雲大社の御神酒である日本酒「八千矛(やちほこ)」で身を清める。続いて、日本の昼を守る伊勢神宮に対して日本の夜を守ると称される日御碕神社で祈祷を受ける。部屋に戻り石州和紙の「願い和紙」に願い事を記し、かみまもりに納めて参拝へと備える。

参拝当日は、界 出雲の塩分を多く含む強塩温泉に禊湯(みそぎゆ)として入浴、プラン限定の神饌(しんせん)朝食を摂れば準備は万端。出雲大社では、歴史や神話に精通した専門ガイドによる約2時間のプライベートツアーが用意され、参拝するだけでなく出雲の魅力をより深く体験することができる。

客室に用意される「お詣り支度セット」。御神酒である日本酒「八千矛」、オリジナル御朱印帳、願い事を記す願い和紙、願い和紙を収めるかみまもりで、参拝に備える。

「出雲大社お詣り支度プラン」概要

期間:2025年12月1日~2026年3月31日
料金:1泊49,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込み)
含まれるもの:宿泊、夕朝食、お詣り支度セット(日本酒「八千矛」、界 出雲オリジナル御朱印帳、かみまもり、願い和紙、開運茶)、日御碕神社の祈祷、神饌朝食、出雲大社ガイド
場所:館内、日御碕神社、出雲大社
定員:1日2組(1組6名まで)
予約:公式サイトにて宿泊日の13日前までに予約
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiizumo/

【界 鬼怒川】日光東照宮特別祈祷プラン

●世界遺産のパワースポットで、特別な祈祷を受ける

日光東照宮は、江戸時代の初代将軍の徳川家康公を「東照大権現(とうしょうだいごんげん)」として祀る神社として建立された。このプランでは、一般の参拝では立ち入れない祈祷殿で祈祷を受けることができる。

界 鬼怒川が位置する鬼怒川温泉は、江戸時代に日光詣をする僧侶や大名のみが入浴を許された由緒ある温泉地で、参拝前に入浴することが禊(みそぎ)のひとつだった。

こうした歴史的背景をベースに、界 鬼怒川では世界遺産であり関東屈指のパワースポットである日光東照宮への参拝をサポートする特別なプランを提供している。

このプランでは、チェックインしてお守り作りや開運温泉指南書に基づいた入浴体験などで、参拝に向けて心身を整える。

参拝当日は、日光東照宮でこのプラン宿泊者限定の特別祈祷を受けることができる。一般の参拝では立ち入ることができない特別な場所で神職による祈祷を受け、心願成就を祈れば、難事にも屈しない活力が湧いてくる。

祈祷後はこのプランでしか手に入らないオリジナル御朱印が授けられ、日光東照宮献上品認定の老舗和菓子屋「日昇堂」の店舗で、このプランのために創作されたオリジナルスイーツを味わい、神事の締めくくりとして行われる直会(なおらい)を体験する。

神様へのお供え物を下げていただく直会(なおらい)の儀式にならって、祈祷後は普段は開放されていない特別な空間でスイーツを味わう。

「日光東照宮特別祈祷プラン」概要

期間:2025年12月1日~2026年2月28日(除外日あり)
料金:1泊50,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込)
含まれるもの:宿泊、夕朝食、日光東照宮の特別祈祷料、将軍着座の間ツアー参加料(拝観料も含む)、記念品、御神水、界オリジナル御朱印、日光詣開運箱、直会スイーツ
場所:界 鬼怒川、日光東照宮、日昇堂(TENTO-chocolate日光本店)
組数:1日3組限定(1組2名~)
予約:公式サイトにて8日前までに要予約
備考:界 鬼怒川から日光東照宮までの送迎は含まれません。
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikinugawa/

【界 長門】厄除け開運ふく滞在

●ふくを呼ぶ料理と名湯、名刹で開運祈願

「厄除け開運ふく滞在」の夕食で供されるふく会席。界 長門の名物料理である「河豚と鶏の瓦焼き」は、山口県の郷土料理である「瓦そば」からインスピレーションを得たものだという。

界 長門が位置する山口県はふぐの取扱量が日本一。全国的に珍しいふぐ専門の卸売市場が存在することでも知られている。山口県では「ふぐ」を「福」にかけて「ふく」と呼び、縁起物として親しんできた。

界 長門ではこの特別な縁起物にあやかり、由緒正しい寺での厄除け祈願や神授の湯で身を清める体験と組み合わせた「厄除け開運ふく滞在」を企画している。

夕食は、定番の「てっさ」や「唐揚げ」から界 長門の名物料理である「河豚と鶏の瓦焼き」など、ふぐ料理を心ゆくまで堪能する。

朝食にも「ふぐの一夜干し」やふぐを用いたしゅうまいなど、ふぐづくしで活力を養う。

また、山口県最古の温泉である長門湯本温泉の中心にある立ち寄り湯「恩湯」には、約600年前に大寧寺を訪れた長門一宮住吉大明神のお告げによって発見された神授の湯がある。

約600年前から僧侶たちの身を清めてきた温泉に浸かり、1410年に創建されたとされる大寧寺で開運の祈願を受ければ、清々しい気持ちで新しい年に向かうことができる。

界 長門から徒歩20分の場所に位置する大寧寺は、1410年創建の曹洞宗の名刹。滞在の最後に大寧寺で厄除けと開運の祈願を行う。

「厄除け開運ふく滞在」概要

期間:2026年1月15日~2月28日
料金:1泊41,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込)
含まれるもの:ふく会席夕食、ふく朝食、大寧寺厄除け祈願(祈願料は別途必要)、恩湯湯かご(入浴券付)、オリジナル御朱印帳、塗香、日本酒1合、早朝参拝そぞろ歩き
予約:公式サイトにて7日前までに予約
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainagato/
対象:1日1組3名まで

文=サトータケシ

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