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【スカッと漫画】恋人の「料理が茶色い」発言、許せる?全女子が頷く名言『じゃあ、あんたが作ってみろよ』原作の破壊力【作者に聞く】

  • 2025.12.30
「料理が茶色い」5年付き合った彼女にフラれた化石男子 画像提供:(C)谷口菜津子/ぶんか社
「料理が茶色い」5年付き合った彼女にフラれた化石男子 画像提供:(C)谷口菜津子/ぶんか社

2025年は、SNSで毎週トレンド入りするような話題作が相次いだ。そんななか一際大きな注目を集めてたのがTBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』。

原作は、第26回手塚治虫文化賞新生賞を受賞し、累計40万部を突破した谷口菜津子氏による同名コミック(ぶんか社刊)。夏帆さんと竹内涼真さんのW主演で実写化された本作は、第1話からSNSでも「共感が止まらない」「キャスティングが神」とバズり、最後まで大反響のなか走り切った。今回は、今年一番の注目作とも呼び声高い本作の原作漫画の第1話を紹介する。

「料理のダメ出し」をした夫が、自ら料理を作ったら…

画像提供:(C)谷口菜津子/ぶんか社
画像提供:(C)谷口菜津子/ぶんか社
画像提供:(C)谷口菜津子/ぶんか社
画像提供:(C)谷口菜津子/ぶんか社
画像提供:(C)谷口菜津子/ぶんか社
画像提供:(C)谷口菜津子/ぶんか社

本作を描いたきっかけについて、作者の谷口菜津子さんは、「SNS上でときどき見かける、料理のダメ出しをする夫への不満を読んで、腹が立ったり、悔しい気持ちになったりすることがありました。もしその料理のダメ出しをした夫が、自ら料理を一から作ったらおもしろいだろうなと思ったのが、この作品のアイデアの種でした」と当時を振り返る。

キャラクターづくりの原点は、ある友人の言葉だった。「女の子らしい髪型が好きだし、スカートも好き。恋愛対象には男らしい姿を求めてしまう。でも今の時代、それを口にしていいのか迷う」と話していたという。そんな言葉に触れ、「ジェンダーや個人の自由など、いくつもの問題が重なっているように感じて、何て答えていいかわからず考え込んでしまいました」と振り返る。同時に、友人が社会の変化を受け止めながら、自分自身の好みにも改めて向き合おうとしている姿に「少し感動した」と語り、「自分自身は本当についていけているのか?と感じることが年々増えてきています」と、自らの価値観の揺らぎにも触れた。

「変わることへの希望」を込めた物語

「勝男が主人公なので、男性が価値観を更新する物語のように捉えられるかもしれませんが、どんな方でも変わることへの希望が持てるようにと願って、ストーリーやキャラクターを作っています」と語るように、本作には変化を受け入れることへのまなざしが丁寧に込められている。漫画とドラマの両方で、この物語に触れてみてほしい。

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