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【肉じゃが派生版】レンチンかぼちゃでほっこり「肉かぼ」作ってみた♪シンプル味付けで簡単【冬の養生レシピ】

  • 2025.12.29

定番献立の「肉じゃが」は、寒い冬でもおいしいですが、冷え対策になる栄養たっぷりな派生版レシピを発見!それが、管理栄養士・牧野直子さん考案の、「豚肉とカボチャの炒め煮」です。これはいわば「肉かぼ」ですね(笑)。調味料はしょうゆ・みりん・だし汁という、いたってシンプルな味付け。火を通すのに時間がかかるかぼちゃですが、先にレンチンして煮るので時短にもなりますよ♪



家庭雑誌『家の光』の冷えに負けない養生レシピ♪


農家向けの月刊誌『家の光』は、「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を紹介しているJAグループのファミリー・マガジンです。創刊はなんと、大正14年(1925年)。100年の歴史があるんです!

本日は、『家の光』2021年1月号の別冊付録「カラダにおいしい 症状別 養生レシピ」の中で、料理研究家・管理栄養士・ダイエットコーディネーターの牧野直子さんが紹介していた「豚肉とカボチャの炒め煮」を作ります。

かぼちゃには免疫力を高めるβ-カロテンが多く含まれています。また、玉ねぎの香り成分に含まれるアリシンには、血流を良くして体を温め、冷えを改善する効果が期待できるそうですよ。
この強力タッグで“冷え“を撃退しちゃおう!というわけです。

では、作ってみましょう。

冷えを撃退しちゃうぞ!「豚肉とカボチャの炒め煮」の材料と作り方



【材料】2人分
豚こま切れ肉…150g ※牛切り落とし肉でもOK
かぼちゃ…1/8個(正味150g)
玉ねぎ…1/2個 (100g) ※長ねぎでもOK
だし汁…1/4カップ

[A]
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1/2

※だし汁は、昆布とかつお節でとったもの。市販の和風だしの素(顆粒)を使う場合は、各製品の表示を参考に、水などで薄めて使うようにとのことなので、今回は、水50mlに和風だしの素(顆粒)を小さじ1/8溶かしました。

【作り方】
1. かぼちゃは7~8mmの厚さのいちょう切りにしてラップで包み、電子レンジ(600W)で2分加熱します。



2. 玉ねぎは繊維に沿って薄切りにします。

3. フライパンにサラダ油小さじ2(分量外)を入れ、中火で熱し、豚肉を炒めます。



肉の色が変わったら玉ねぎを加え、しんなりするまで炒めます。





4. かぼちゃ、だし汁、[A]を加えてフタをし、弱火で2分ほど煮ます。



フタを取って汁気が少なくなるまで、炒め煮にします。


仕上げに、お好みで七味唐辛子(分量外)を振って出来上がり。



調理時間は12分。かぼちゃを7~8mmの薄さにカットし、事前に電子レンジで加熱することで、加熱時間を短縮できます。



では、いただきます。



ほぼ、肉じゃが(笑)おいしいです!

ただ、今回使ったかぼちゃが水っぽくて甘味の少ないものだったので、やや味がぼやけてしまった感もありました。ホクホクした甘いかぼちゃなら、もっとおいしく仕上がると思いますよ。

味付けは、しょうゆとみりん、だし汁だけなので、いたってシンプル。これはきっと、かぼちゃの甘味も考慮した上での材料の配分なのでしょう。

今回わたしが使ったような甘味の少ないかぼちゃの場合は、みりんを増やす、もしくは砂糖を加えて、味を調整するのがいいかなと思います。



ということで、今回は、かぼちゃを使った肉じゃが風の「豚肉とカボチャの炒め煮」を作りました。甘くてホクホクしたかぼちゃと相性が良さそうな一品でした。また、お手頃価格の豚こま切れ肉でできるところも◎。体を温める食材を取り入れて、寒い冬を乗り切りましょう♪

牧野直子さん プロフィール

管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。女子栄養大学卒業。大学在学中から栄養指導や教育に携わる。体にやさしく元気になるレシピや、健康的なダイエット方法などを提案し、テレビ、ラジオ、雑誌、書籍、ウェブサイトや料理教室、講演などで幅広く活躍。 「スタジオ食」代表。著書に 『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』(日本文芸社)、『冷凍・冷蔵がよくわかる食材保存の大事典』(池田書店)、『子どもがダイエットに一生悩まなくなる食事法』(KADOKAWA) などがある。

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