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「チノ派?デニム派?」ベーシックなのに今っぽいおしゃれ業界人の着こなし最前線スナップ【11選】

  • 2025.12.30

チノパンと、デニム。どちらもワードローブに欠かせない定番アイテムだけれど、きちんと感と今っぽさのバランスは意外と悩ましいもの。そこで今回は、ファッション業界で活躍するおしゃれ賢者たちのSNAPから、トラッドを軸にした2大ベーシックパンツの着こなしをピックアップ♡ サイズ感や色選び、トップスとの合わせ方など、ほんの少しの工夫で洗練されてみえるヒントが満載です!

「きちんと感」はデニムで作る!トラッド派のための【洗練デニム】

ラフになりがちなデニムも、トラッドの視点で選べばぐっと品よく都会的に。デザイン性のあるものや、女性らしい小物を添えることで、デニムは「仕事にも使える一着」へと進化します。

AYAKO ICHIKAWA JOURNAL STANDARD L’ESSAGEプレス 市川綾子さん

デザインデニムで都会的にシフト

ジャケット¥58,300、シャツ¥18,700(共にジャーナル スタンダード レサージュ)、ニットベスト¥42,900(アンスクリア)、デニム¥25,300(アンスクリア×リー×レサージュ)、ブローチ¥17,600(ジェニー バード)、バッグ¥24,200(&ミューク)、サンダル¥63,800(ネブローニ/全てジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店)

「シェットランドウールのジャケットにフェアアイル柄のベストを差してトラッドムード満載に。デザインデニムやヒールで都会的に」

【ネクタイ×パール】で叶える、端正なデニムトラッド

カジュアルに寄りがちなデニムも、ネクタイとパールを重ねることで、ぐっと端正なムードに。ユーズドを軸にしながら、きれいめなアイテムでまとめた着こなしは、デニムを「きちんと着たい日」に頼れます!

YURI NAGAMINE ESTNATIONマーケティング 長峰由莉さん

バッグ¥12,100(マーモット/エストネーション)、アーペーセーのユーズドデニムジャケット、ラヴァーズハウスのユーズドネクタイ、ユーズドのデニムシャツとパンツ、アディダス オリジナルスのスニーカー、その他本人私物

「ネクタイ×デニムでトラッドのど真ん中を狙いました。お仕事シーンでもデニムを取り入れられるよう、スラックスでキレイめにまとめています」

デニムを品よく♡「ジャケット」は女っぽく着こなすのがカギ

ジャケットとデニムという王道コンビこそ、差がつくのはディテール。女っぽさをひとさじ加えれば、きちんと感はそのままに、今の空気をまとったスタイルに。

KUNIKO NEMOTO フリーランスPR 根本久仁子さん

【お仕事TRAD】レースを忍ばせてジャケットを女っぽく

ジャケット¥39,600(ハウント)、デニムパンツ¥16,500(ヘルシーデニム/共にゲストリスト)、ザラのレースキャミ、シャネルのシューズ、ファリエロ サルティのストール、その他本人私物

「テーラードジャケットにインディゴのキレイめデニムを合わせたシンプルスタイルは、レースのインナーやストールのヒョウ柄で今っぽさを♡」

【カジュアルTRAD】モノトーンで作る爽やかトラッド

コート¥55,000、ストール¥28,600(共にハウント)、デニムパンツ¥27,500(アッパーハイツ/全てゲストリスト)、ルミノアのカットソー、ジル サンダーのバッグ、ブルーエレファントのサングラス、コンバースのスニーカーは本人私物

「ウールのショートコートを使ったマリンムードなトラッドルック。同素材のストールを巻いてコーデに奥行き感をプラスしています。サングラスでモダンに」

定番スタイルは「小物」で更新。眼鏡が主役のモダンなトラッド

メタルフレームの眼鏡やバッグ、シューズなどの小物使いで、シンプルな装いに知的なトラッド感をプラス!大人のベーシックを更新するヒントが満載です♡

MIDORI UEEDA フリーランスPR 上枝みどりさん

アンステイトのコート、エフドットのタートルネックニット、リーバイスⓇのデニムパンツ、ブランの眼鏡、リエ スタジオのバッグ、ザ ロウのシューズは本人私物

「ステンカラーコートとデニムのシンプルスタイルを小物でトラッドに味付け。ほっこりしがちな組み合わせも、メタルフレーム眼鏡でモダンに」

旬の赤でアップデート!デニム×プレッピーの好バランス♡

ベーシックなデニムスタイルも、差し色ひとつで鮮度アップ。「きちんと感」と「カジュアル」のちょうどいい間をつくる配色バランス、ぜひデイリーコーデに取り入れて。

YURI TOTSUKA CINCH PR 戸塚友理さん

カーディガン¥29,700、シャツ¥20,900、デニムパンツ¥38,500、ニットスカーフ¥14,300、 キャップ¥7,920(全てオブラダ/CINCH)、ラストリゾートのシューズは本人私物

「グレーのカーディガンに赤いストライプシャツを重ねたカジュアルなデニムスタイル。キャップと三角ストールでトレンド感をプラスしました」

ツヤを足して、デニムを格上げ。大人のための品のいいトラッド

ラフに見えるデニムスタイルこそ、質感や小物選びが洗練の分かれ道。きちんと感と抜け感を両立させる、大人のための上質なスタイルは必見です。

IKUMI SASAKI L’Appartementプレス 佐々木郁美さん

ジャケット¥80,300(リトローヴ)、ニット¥29,700(アパルトモン)、パンツ¥49,500(ニード バイ)、ニットキャップ¥39,600(ラネウス)、眼鏡¥52,800(ボッテガ ヴェネタ)、ペンダントトップ¥198,000(ロクサンヌ ファースト)、チェーン※参考商品(イラリア イカルディ)、フェザーネックレス¥693,000(マノン ジュエリー)、バッグ¥33,000、ポーチ¥11,000(共にグッド グリーフ/全てアパルトモン 青山店)、その他本人私物

ジュエリーや眼鏡で大人のツヤ感をプラス
「グレンチェックのジャケットにポロニットを合わせ、デニムでラフに。カジュアルなスタイルこそジュエリーや眼鏡でツヤ感を演出するのが大切」

腰巻きニットでヌケ感を♡ 軽やかな「赤ジャケット×デニム」

色や柄を効かせながらも重たく見せないのは、レイヤードのバランス感覚あってこそ。きちんと感をベースに、腰巻きニットで遊び心を加えたスタイルは、デイリーに取り入れやすいハズ♡

KAYOKO AKASHI TOMORROWLAND PR 明石佳代子さん

ジャケット¥52,800、ボーダーカットソー¥18,700(共にトゥモローランド コレクション)、デニム¥25,300、腰に巻いたアーガイルニット¥55,000(共にマカフィー/全てトゥモローランド)、その他本人私物

「鮮やかな赤のコンパクトジャケットをデニムでカジュアルダウン。アーガイルのニットを腰に巻いてスタイリングのポイントに」

シャツ×チノパンの「ゆるくて端正」な今どきスタイル

トラッドの定番・チノパンも、今は「サイズ感」でアップデートするのが正解。ゆったりとしたシャツに対して、きれいめなチノを合わせることで、ラフになりすぎず洗練された印象に。スカーフや眼鏡でアクセントを効かせた、大人のためのトラッドスタイルです。

TOMOMI ASAKO UNITED ARROWSブランドディレクター 浅子智美さん

パンツ¥30,910(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、右耳ピアス¥47,300(ヨカーリス/エディット ユナイテッドアローズ 梅田店)、ブルックスブラザーズのシャツ、エルメスのスカーフ、スタブス&ウートンのシューズ、フィルザビルの眼鏡、その他本人私物

「シャツ×チノパンの王道トラッドはサイズ感で今っぽさを。シャツがかなり大きいのでキレイめのチノパンをセレクト。スカーフや眼鏡をポイントに」

チノパンをラフに着る日の、レイヤード術♡

チノパンは、きちんとしすぎないくらいがちょうどいい。ムートンベストやスエットを重ねたカジュアルな着こなしも、インナーの見せ方や小物使いで大人らしさをキープ。チノを今っぽく楽しむヒントが詰まったスタイルです♡

AKIKO IZUMI BRILLディレクター 泉 亜希子さん

ムートンベスト¥187,000、チノパン¥42,900、中に着たノースリーブシャツ¥25,300(全てブリル)、スエット¥13,200(グッドロックスピード)、ブーツ¥103,400(ブレンテッラ/全てBRILL NEWOMAN新宿店)、シャネルのバッグは本人私物

クラッシュ入りのチノがお気に入り♡
「シャツのチラ見せ具合やチノパンのラフな裾のまくり方がレイヤードを野暮ったく見せない秘訣。大人は小物で重厚感をプラスするのが大切」

「黒タートル×メンズチノ」に効かせる、旬の三角ストール!

ボリュームのあるメンズチノには、旬の三角ストールを重ねて今っぽく。メンズチノを大人らしく楽しむヒントが詰まった着こなしにご注目。

ETSUKO MEGURO Demi-Luxe BEAMSディレクター 目黒越子さん

パンツ¥47,300(スタジオ ニコルソン×ビームス プラス)、ベルト¥13,200(ビームス プラス/ビームス プラス 丸の内)、ニット¥17,600(デミルクス ビームス)、ストール¥37,400(アソース メレ/共にデミルクス ビームス 新宿)、フィリップ オーディベールのイヤリング、ジャランスリウァヤのローファー、その他本人私物

「ルーズなテーラリングにキュンとするメンズのチノパンツが主役。マイ定番の黒タートルを合わせ、ブラウンの三角ストールでトレンド感もプラス」

photograph:KAORI IMAKIIRE,SACHI KATAOKA
otona MUSE 2025年12月号より

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