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球技大会で男子の蹴ったボールが娘に当たってケガ。病院に駆けつけ先生からの謝罪を受ける【優等生の裏の顔】

  • 2025.12.29

中学2年生の歩実ちゃんのママ美沙さんは、教科書に落書きをされたり靴や体操服がボロボロになっていたりする歩実ちゃんの持ち物を見て学校でいじめられていることに気づきます。歩実ちゃんからは何も言ってこず、夫の博之さんと相談し見守ることにした美沙さんですが、ある日いつもより帰宅が遅かった歩実ちゃんのカバンに悪口が書かれビリビリに破れたノートが。黙っていられなくなり歩実ちゃんを問い詰めました。歩実ちゃんは泣きながらクラスメイトの風見さんとその友達にいじめられていることを打ち明けてくれ、学校に連絡し話し合いの場を設けてもらいましたが、優等生として有名な風見さんは、テストで負けて悔しかったと友達に話したら、友達が勝手に歩実ちゃんに嫌がらせをしてしまったと涙ながらに話し、先生たちはすっかり信じてしまいます。しかし、美沙さんは風見さんの嘘泣きに気づき、話し合いの後すれ違いざまに「告げ口してんじゃねーよ」と歩実ちゃんにボソッと言ったのを聞いていじめを確信。帰宅後、歩実ちゃんに転校してもいいと話しますが、友達もいる今の学校がいいと聞いて意思を尊重することに。その夜、風見さんが嘘泣きをしていたと博之さんに話すと、やっぱりなと納得した様子で「親としてできる限りのことはしよう」と誓い合ったのでした。3年生になって風見さんとクラスも離れ、以前より楽しそうな様子の歩実ちゃんを見てホッとする美沙さんと博之さんは、クッキーに似たかわいい猫のキーホルダーをカバンに付けて置いてとプレゼントし、「今度こそ絶対に歩実を守ろうな」と話し合いました。

「歩実にはいいお友達がいるみたいで本当に良かった」不幸中の幸い

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3年生になり、風見さんとクラスが離れた歩実は、以前より楽しそうに見え、「将来は獣医さんになりたい」と言う様子に私も博之も安心しました。その後、歩実に「カバンに付けて置いて」と、クッキーに似たかわいい猫のキーホルダーを渡すと、嬉しそうに受け取る歩実を見て、「今度こそは絶対に歩実を守ろうな」と言う博之と誓い合ったのでした。

そんなある日のこと。
「はい、牧野です・・」と電話に出ると、「え、歩実がケガ!?〇〇病院ですね、夫にも連絡してすぐ向かいます」驚きながらなんとかそう伝え電話を切った私。球技大会の試合中、ボールが当たったのが原因で壁に頭をぶつけ、歩実がケガをしたという連絡でした。その後、博之とともに、急いで歩実が搬送された病院に向かいました。

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歩実がいるという病室へ駆け込むと、頭に包帯を巻きベッドで起き上がっている歩実と先生の姿が。
「申し訳ございません。男子生徒が蹴ったボールが歩実さんに当たってしまって・・ケガ自体は軽度でしたが、頭だったので出血が多く、念のため病院へお連れしました」先生がそう言うと、

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「大丈夫だよ~」歩実が笑顔でそう言うと、「医師によると、出血も止まり縫う必要はないとのことです」と先生が教えてくれ、「よ、よかった・・!」「ありがとうございました」と2人でお礼を伝えました。

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その後、
「牧野さん、カバンと制服はどうする?先生、持ってこようか」先生がそう言うと、「さっき、カナちゃんが持って来てくれるって言ってたので大丈夫です」歩実の言葉を聞いて、「そうなの?じゃあ先生は戻るね」そう言って帰り支度をする先生、歩実の先生とのやりとりを聞いて、「歩実、いいお友達がいるみたいで本当に良かった」と心の中で呟きました。

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そして、「この度は、歩実さんをケガさせてしまい、申し訳ございませんでした。問題はないとおっしゃっていましたが、今夜は少し様子を見てあげてください」そう言って頭を下げる先生に、「スポーツ中のことなので、気になさらないでください。先生もありがとうございました」学校から付き添ってもらったお礼の気持ちを伝えたのでした。

3年生になり、風見さんとクラスが離れたことで落ち着いた学校生活を送るようになった歩実ちゃん。そんな時、学校の球技大会でボールが頭に当たってケガをしたと聞き、駆け付ける美沙さんと博之さん。きっと気が気ではなかったと思いますが、まずは歩実ちゃんのケガが大きなケガでなかったことにホッとしました。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!

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