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【2025年】キャサリン妃の“記憶に残る”ファッションは? ベスト5をランキング!

  • 2025.12.29
Getty Images

あっという間に、2025年も終わりを告げるカウントダウンが近づいてまいりました。 というわけで、この時期といえば、一年を締めくくるキャサリン妃のベストファッションです!

今年は視点を変えて、欧州プリンセスから?とも思いましたが、やはり世界で最も名が知れた英国プリンセス、キャサリン妃おひとりで十分に成立しました。 今年はシックで地味な印象が強かったかもしれないキャサリン妃ですが、いえいえ、当然ながら、華やかでいらっしゃいました。そして、色々な隠れた意味やオマージュなども。 勝手ながら、私の独断と偏見で、テーマ別にベストファッションを選びました。

2025年のキャサリン妃をファッションを通して振り返りましょう!

【第5位】最もノーブルだったで賞

2025年6月16日 WPA Pool / Getty Images

まず、ご公務において最もロイヤルらしく、ノーブルな印象だったファッションから。

毎年6月にウィンザー城で行われる、ガーター騎士団の式典でのキャサリン妃のお姿は、全身白でまとめられたワントーンコーデが大変上品で素敵でした!

2025年5月8日 WPA Pool / Getty Images

ドレスは、英国発の人気ブランド、セルフ・ポートレートのアイコニックなデザインで、今回が4度目となるくらいに着回しされてきたお気に入り。しかも今年だけで2度もお召しになっているほどです! 相当に着回しが効くデザインであるといえますが、そんな中でも、このスタイルが過去最高にプリンセスらしくて素敵!

大きめサイズのツバ広のお帽子(ショーン・バレット)と、胸元には、今年デビューした5連のヴィンテージ・パール・ネックレスと、パールのイヤリング(ともにスーザン・カプラン)です。 清楚な印象のドレスを、帽子やジュエリー使いによって、まさにレディらしい、格のあるロイヤルスタイルへとアレンジされた、センスがお見事です。

【第4位】驚きの着まわしで賞

〈左〉2025年11月9日 〈右〉2022年11月13日 Getty Images

続いて、キャサリン妃が得意とする着回しコーデから選ぶベストファッションです。 パッと見で一瞬気づかなかったほどに、大きく印象を変えられたスタイルとして、やはりこちらが1番でしょう。

王室の重要行事である戦没者追悼式典でお召しになった、黒のエレガントなドレスコート(キャサリン・ウォーカー)は、3年前の同行事でデビューしたもの。 その時には大きなツバありのお帽子(フィリップ・トレーシー)と合わせた、シンプルで貫禄あるスタイルでしたが、今年は、ドレスコートの襟元を飾るひだ飾り(ジャボ)をプラスされ、ファシネーター型のヘッドドレス(ロック&コー)と合わせ、クラシックなスタイルへとアレンジをされました。 これにより、華やかさが加わっただけでなく、ヴィクトリア朝へのオマージュも感じられる、洗練された皇太子妃らしいスタイルへと格上げされました。

ただでさえ、ブラックスタイルの着回しといえば、なかなか難しいですが、こんなにイメージを変えられたキャサリン妃に拍手です。

【第3位】ダイアナ妃とのリンクで賞

2025年6月14日 Mark Cuthbert / Getty Images

こちらは、今年たびたび見られた、義理の母ダイアナ妃へのオマージュが感じられるキャサリン妃ファッションです。 中でも、特に似ていたのが、6月のトゥルーピング・ザ・カラー(国王の公式お誕生日パレード)での、このスタイル!

1998年6月 Princess Diana Archive / Getty Images

キャサリン妃には珍しい、ビビッドなターコイズブルーに白の切り替えが施されたドレスコートは、1988年の同イベントでのダイアナ妃のドレスコートととても似ていました。 鮮やかな色に白などを効かせた、コントラストの強いお洋服をよくお召しになっていたダイアナ妃から、インスパイアされたことが推測されるだけでなく、お帽子(ジュリエット・ボッテリル)も大きなツバがある点も同じでした。

皇太子妃となられてからというもの、凛として品格漂うスタイルが俄然増えたキャサリン妃ですが、見習うべき師として、義理の母ダイアナ妃を参考にされていることは間違いないでしょう。 それを証拠に、おふたりの洋服のブランドも同じキャサリン・ウォーカーなんです。生前のダイアナ妃をよく知るデザイナーと相談しながら、このスタイルを選ばれたキャサリン妃のお姿が目に浮かびますね。

【第2位】注目のハイブランド・デビューで賞

2025年7月8日 Max Mumby/Indigo / Getty Images

英国王室入りから今年で14年目のキャサリン妃が、初めて購入されたブランドとして、注目されたのがディオール!

7月に英国を公式訪問されたフランス大統領夫妻の歓迎式典に際し、お披露目されたのは、イングリッシュローズを思わせる優しいピンクの、クラシックなジャケットとチュールスカートのセットアップでした。 ブランドを象徴する、1947年の『ニュールック』へのオマージュとともにモダンなエッセンスを加えたデザインが、キャサリン妃にとてもお似合いでした。

ディオールのものかと思ったほどにマッチしたお帽子は、英国発ミリナリー、ジェス・コレット。 ダイアナ妃のパールイヤリングに、今年のジュエリーともいえる、エリザベス女王の3連のパールネックレスを合わせ、フランスのモードと英国王室の伝統が見事に融合したスタイルといえるでしょう。

生前ダイアナ妃も、ディオールのバッグやお洋服を愛用されていたことは有名ですが、フランス大統領の訪英といった外交の場でブランドデビューをされたところがキャサリン妃らしいですね。 クラシックで長く使えるデザインを選ばれたところにも、堅実さや審美眼がうかがえました。 何度でも拝見したいほどに素敵なお洋服で、今後キャサリン妃がどのように着回しをされるのかも楽しみです。

【第1位】最もゴージャスだったで賞

2025年9月17日 WPA Pool / Getty Images

最後はやはり、ドレススタイル! 今年、最もゴージャスだったキャサリン妃ファッションといえば、米トランプ大統領夫妻の英国訪問時の公式晩餐会でしょう。

この日のためにビスポークされたドレスは、アイボリーのストラップレスドレスの上にゴールドのシャンティレースを羽織った豪華なデザイン。ゴールド好きの大統領を意識されてのことと推測します。 ブランドは英国発のフィリッパ・レプリーで、皇太子妃が初めて着用されたデザイナーでした。

ティアラは、定番とも言えるラヴァーズ・ノットに、エリザベス女王が所有されていたダイヤモンドのペンダント、イヤリングと大ぶりなものを合わせられていたほか、パンプスもメタリックゴールドで全身で豪華絢爛な装いでした。

これまでキャサリン妃といえば、引き算ファッションがお得意でしたが、この日は足し算によるゴージャスな晩さん会スタイルが印象的でした。 豪華アイテムは、増やせば増やすほど派手にはなりますが、ともすれば負けてしまったり下品に見えてしまう可能性もあり。しかし、今のキャサリン妃は違います!

貫禄を持って難なく着こなされていた、そのお姿に、皇太子妃となられてからの3年間の成長や進化を実感。来年もさらなるキャサリン妃らしい、プリンセスファッションに期待です♡

※この記事は、2025年12月29日時点のものです。

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