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【元ヤンの純愛 vs 男子9人の青春】Netflixが仕掛ける“恋リアの新境地”が熱い!「ラヴ上等」の衝撃と「ボーイフレンド」S2への期待

  • 2025.12.29

Netflixで12月9日(火)より独占配信されているリアリティシリーズ『ラヴ上等』が、早くも大好評だ。元ヤンキーたちが共同生活を送りながら繰り広げる恋愛模様は、これまでの恋リアではなかなか見られなかった画の強さと熱量で、視聴者を引き込んでいる。こうした作品を次々と送り出し、恋リア界に新たな風を吹き込んできたNetflixでは、1月13日(火)からリアリティシリーズ『ボーイフレンド』シーズン2の配信も控えている。話題作が立て続けに登場するこの冬は、まさに“恋リアの当たり年”。本記事では、『ラヴ上等』の見どころとともに、『ボーイフレンド』シーズン1の魅力を改めて振り返りながら、冬休みのおこもりシーズンにこそ味わいたいNetflix恋リアの面白さをお届けする。

全身タトゥー、特攻服、逮捕歴あり。恋リアの常識をぶち壊した「ラヴ上等」

ビジュアルも言葉遣いも“外道”感あふれる元ヤン参加者たち

剃り上げられた細い眉、全身に広がるタトゥー、逮捕歴や少年院での生活を経験した者も――。そんな強烈なルックスと個性を持つ出演者たちが集結するのが、『ラヴ上等』だ。“ヤンキー×恋リア”という振り切った設定が、視聴者を文字どおり未知の世界へと誘う。これこそが、本作が大きな注目を集めている理由だろう。

オープニングでは、出演者たちが特攻服をまとって改造バイクにまたがり、ギラついた金のブレスレットを腕にはめてセンチュリーを運転しながら、舞台となる学校「羅武上等学園」へと向かう。そんな導入だけで、心をつかまれてしまった人も少なくないはずだ。この雰囲気で、集まった目的は「恋愛」。その強烈なギャップが、「一体、何が起こるのか」という期待感を一気に高めていく。

破ったら即退学の「校訓」はごくシンプルなのに、退学者が出現

喧嘩っ早い出演者たちを制御するため、恋愛リアリティ番組でありながら屈強なセキュリティ要員が配置されているのも本作ならではのポイントだ。実際に殴り合いが起きてしまっては番組が成立しないため、「人生で最も大切な愛を学ぶ学園」としての校訓が設けられ、これを破ると即退学となる。校訓の内容は、「暴力禁止」「器物破損禁止」「カツアゲ禁止」「最終日まで告白禁止」と、いたってシンプル。

しかし番組序盤、この校訓の想定をはるかに超える事態が発生し、実際に退学者が出てしまう。プロデューサー兼MCを務めるMEGUMIが「番組打ち切りを覚悟した」と語るほどの衝撃展開は、「早く続きが観たい!」という中毒性を一気に加速させる。

「水はヤベェだろ」「釈迦寝」「日本刀ある?」数々の“名言”が誕生

ヤンキーの言葉遣いは、やはり独特だ。番組内でいわゆる“綺麗な日本語”が聞ける場面はほとんどないが、そこには周囲の目を気にして言葉を選びすぎる窮屈さがない。その分、感情はダイレクトで、やりとりは実に痛快。気取らず、飾らず、思ったことをそのまま口にするから、会話のテンポもストーリーの展開もとにかく早い。

なかでも話題になったのが、転校生として加わったダンサーのメンバーが、舞台上のパフォーマンス演出として客席にかけた水が、別の女性メンバーにかかってしまったことから始まるシーンだ。演出とはいえ許せなかったのだろう、怒って飲んでいたレモンサワーをかけ返した彼女の口から飛び出したのが、「水はヤベェだろ」という一言だった。スタジオMCの永野が「グレムリンみたい」と評したこの“名言”は、SNSでも大きな反響を呼んでいる。

惚れた相手に一途、子どもには優しい……強面とのギャップが世界でバズる

強面のルックスや、一触即発の空気をまとった“元ヤン”ならではのイメージとは裏腹に、彼らの振る舞いは意外なほど丁寧だ。家庭科室「ラヴキッチン」では調理や後片付けをきちんとこなし、子ども食堂のイベントでは子どもたちに優しく寄り添う。さらに、ひとたび恋をすると、想いを寄せた相手に一途に向き合う――そんな姿が映し出されることで、大きなギャップが生まれていく。

この意外性こそが本作の面白さであり、もっと彼らの世界を覗いてみたいという気持ちにさせられる理由だ。ヤンキー文化という日本独自のカルチャー性も相まって、SNSを覗くと本作は海外でも話題を集めている様子がうかがえる。唯一無二の恋愛リアリティ番組として、まだ観ていない人にはぜひチェックしてほしい。

男性同士の恋と友情を主役に、 高純度の関係性を描く「ボーイフレンド」

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告白を急がない恋リアが、こんなにも刺さる理由

風が吹くモダンなビーチハウスに集まったのは、9人の男性出演者、通称“Boys”。全員の唯一の共通項は、「恋愛対象が男性である」ことだ。彼らに課せられるのは、「1カ月の共同生活」と「コーヒートラックの運営」という、2つのミッション。Boysはひとつ屋根の下で暮らし、コーヒーを売って生計を立てながら、これまで背負ってきたバックグラウンドや恋愛観、人生観を自然に語り合うようになっていく。

今までの人生で経験してきた葛藤や迷いについても、特別に構えることはない。安心して自己開示できる関係性の中で心の距離が縮まり、やがて友情や恋心へと変わっていく過程が丁寧に描かれるのが印象的だ。

恋をした人なら誰もがわかる、恋リアが恋リアたる瞬間

コーヒートラックの営業日には、狭い車内で一緒に作業する相手を指名できる場面もある。想いを寄せる相手から選ばれたときの高揚感、1日中一緒に過ごせる特別な時間のときめき。反対に、意中の相手が他の誰かと行動しているときの、胸の奥がざわつく感覚――。恋をしたことのある人なら誰もが共感できる感情が、恋愛リアリティ番組の醍醐味としてしっかり描かれている。

身体づくりに「鶏肉1日2キロ」が家計を圧迫し……

共同生活ならではの“トラブル”が起こるのも、見どころの一つだ。コーヒートラックの売り上げを生活費に充てていたBoysだが、1日2キロの鶏むね肉で体づくりに励むメンバーの存在が、家計を圧迫。ついに会計担当のメンバーが全員を集め、話し合いの場が設けられることになる。このいわゆる「鶏肉ジュース事件」は視聴者としては思わず笑ってしまう出来事だが、些細なことほど丁寧に言葉を尽くす必要があるという、共同生活におけるコミュニケーションの大切さも浮き彫りにしている。

「一体何人から好かれるの?!」稀代のモテ男の出現

出演者9人全員の恋愛対象が男性であるため、恋の矢印が全方向に飛ぶ可能性がある――この構図自体が、これまでの恋愛リアリティ番組ではあまり見られなかった光景だ。その中でも、ひときわ多くのメンバーから想いを寄せられる“稀代のモテ男”の存在が、物語を大きく動かしていく。複数の感情が交差するなか、彼は最終的に誰を選ぶのか……。その行方から、つい目が離せなくなる。

伝説のキスシーン、爆誕

本作は恋愛成就をゴールとしてはいないものの、恋を後押しする仕掛けは用意されている。「2人きりで出かけたい相手」の名前を書き、成立したペアは泊まりがけのデートへ。そこで生まれた、あるペアのキスシーンは、『ボーイフレンド』を語るうえで欠かすことのできない名場面だ。

くっついたり離れたりを繰り返し、その関係性の行方に不安を覚えた視聴者も多かった2人が、ひとつの布団に入り、キスに至るまでのおよそ1分45秒のワンカット。MCの徳井義実が「人類史に残るキスシーン」と評したほど、その一瞬に込められた感情の濃度は圧倒的だ。「絶対に観てほしい」と断言できる名シーンであることは間違いない。

「ボーイフレンド」シーズン2が1月13日(火)からNetflixにて独占配信開始

「まだ観たことのない最高純度の青春恋愛物語」として多くの人の心を掴んだ「ボーイフレンド」。そのシーズン2が、1月13日(火)から配信開始となる。今回は冬の北海道で美しい雪景色を舞台に10人のBoysが約2ヶ月間の共同生活を送る。シーズン1と同じくペパーミントのコーヒートラックをみんなで運営していくということだが、共同生活の期間が1か月間から2か月間に延長され、話数もシーズン1より5話多い15話となることが明かされている。さらに濃密なストーリーに期待したい。

Netflixリアリティシリーズ「ラヴ上等」独占配信中!シーズン2の制作も決定!

配信直後から日本のみならず、韓国など世界的にも人気と注目を集めている「ラヴ上等」だが、このほど異例の速さでシーズン2の制作も決定した。こちらの続報も期待したい!

企画・プロデュース:MEGUMI
MCMEGUMI、AK-69、永野
主題歌:Love again / globe
エグゼクティブ・プロデューサー:太田大 (Netflix)
プロデューサー:緒方夏子
演出:木村剛
総合演出:池田睦也
制作プロダクション:スタッフラビ
製作:Netflix
作品ページ:https://www.netflix.com/ラヴ上等

Netflixリアリティシリーズ「ボーイフレンド」Netflixにて独占配信中、シーズン2が1月13日(火)より独占配信開始

<シーズン1>

スタジオ出演:MEGUMI、ホラン千秋、青山テルマ、ドリアン・ロロブリジーダ、徳井義実
音楽:Glen Check「Dazed & Confused」「4ever」
エグゼクティブ・プロデューサー:太田大 (Netflix)
チーフプロデューサー・演出:菱田啓介
プロデューサー:Taiki、山ノ内禎枝
総合演出:吉村慶介
制作プロダクション:共同テレビジョン
企画・製作:Netflix

<シーズン2>

スタジオ出演:MEGUMI、ホラン千秋、青山テルマ、ドリアン・ロロブリジーダ、徳井義実
音楽:Glen Check「Dazed & Confused」「Bloom」ほか
エグゼクティブ・プロデューサー:太田大 (Netflix)
プロデューサー・キャスティング:Taiki
プロデューサー:鈴木みなみ
総合演出:工藤和彦
制作プロダクション:共同テレビジョン
企画・製作:Netflix

作品ページ:http://www.netflix.com/ボーイフレンド

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