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私の子どもが私みたいになるのが怖い。自分を育てた父親と義母に子どもは会わせないと宣言【娘を捨てた私】

  • 2025.12.29

娘のリコちゃんが自分よりも義母に懐いていることに長年悩みを抱えていたミサキさん。ミサキさんがリコちゃんを嫌っていると嘘をつき、自分にだけ好意が向くよう義母が仕向けていたからでした。年を重ねるごとにミサキさんを拒むようになったリコちゃんは激しく反発。夫コウイチさんに相談しても「母さんとうまくやってくれ」と言うだけで真剣に取り合ってくれず、リコちゃんが小学生になった頃には母親の立場も役割も義母に奪われしまったミサキさんは耐えきれず、リコちゃんに2人で暮らそうと提案するも、あっさり断られてしまい、自分が全く必要とされていないことを痛感し一人で家を出ました。15年後、結婚して赤ちゃんを授かったリコさんは、ある日実家でミサキさんの日記を見つけ、祖母から聞かされていた話が全て嘘だったことを知り、母親が自分を嫌い捨てられたと思っていたリコさんは、実は自分が母親を捨てていたという事実にビックリ。事実を知ったリコさんは、祖母と父親にミサキさんの日記を読んだことを伝え、「お母さんが出て行ったのは私たちのせいだったんだね」と詰め寄った後、「しばらく会いたくない」と言って部屋にこもってミサキさんに電話をかけました。電話越しに「本当に・・リコなの?」と涙するミサキさんの声が聞こえたリコさんは約束してカフェで会うことに。リコさんを置いて出て行ったことを謝るミサキさんに、「お母さんのせいじゃない」と答えるリコさんは、今は再婚して子どもがいるとミサキさんの近況を聞き「また連絡してもいい?」とたずねると、「もちろんよ。連絡待っているから」とミサキさんが笑顔で言ってくれました。

「ここには帰って来ないし里帰り出産もしない」娘の意志は固い

ママ広場

お母さんに電話し会う約束をした私は、待ち合わせ場所のカフェへ。「素敵な女性になったのね」と言われて謝る私に「謝るのは私」と私を置いて行ったことを謝るお母さん。「お腹に赤ちゃんがいるのに母親になる自信がない」と呟く私に「お母さんのせいね」と謝るお母さん。「お母さんのせいじゃないよ」と答えた後、お母さんの近況を知り、再婚したこと、今度中学生になる男の子がいることを知りました。その後、「また連絡してもいい?」とたずねると、もちろんよ。連絡待っているから」とお母さんが笑顔で言ってくれました。

お母さんと別れ家に帰った私は、「お父さん・・おばあちゃん。私お母さんに会ってきた」と言うと、義母は驚き、パパは無言になりました。

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「あの人に何か言われた?さんざん私の悪口でも吹き込まれたのかしら」そう言いながら少し焦った様子のおばあちゃんを見ながら、「・・おばあちゃんのこともお父さんのことも、何も言ってなかったよ」と答えました。

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そして、「私・・2人にここまで育ててもらって感謝してる。でも‥子どもが産まれても2人には会わせたくない」私がそう言うと、「どうして!?」驚きながら義母が言いました。

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「こわいの。私の子どもが私みたいになるんじゃないかって・・」そう言った後、「だからもう、ここには帰って来ないから。里帰り出産もしない」わたしの発表に「そんな・・」と義母がショックを受けていました。

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その後、いよいよ出産のときを迎えた私は、夫に支えてもらいながら無事出産。かわいい男の子を授かり思わず笑顔に。息子を抱いた私の隣にはお母さんが笑顔を浮かべて立っていました。

お母さんと会った後、コウイチさんと義母に会って来たことを話したリコさんが、父親と義母に、育ててくれたことを感謝しつつ、「子どもが産まれても会わせたくない」とキッパリ伝え出産に臨む姿、お母さんでなくとも、新しい人生の始まりをお祝いしたい気分ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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