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「やりすぎ」批判もどこ吹く風? キンタロー。の“憑依芸”がAdoから高市首相まで全方位すぎる件

  • 2025.12.28

全方位をロックオンするキンタロー。の“レベチ”な憑依芸

お笑いタレントのキンタロー。さん(撮影:2015年08月、時事)
お笑いタレントのキンタロー。さん(撮影:2015年08月、時事)

ものまねタレントのキンタロー。さんが披露する新作が、たびたびネットをざわつかせています。「高市首相」や、「顔出ししたAdo」という禁断のネタで賛否を呼びましたが、彼女の真骨頂はこの「怒られるギリギリ」を攻める姿勢にあります。アニメキャラから現役総理大臣まで、全方位をロックオンする彼女の“レベチ”な憑依芸を振り返ります。

「顔出ししたAdo」という禁断のネタ

その芸風が改めて注目を集めたのは、2025年9月放送の『シューイチ』でのパフォーマンスでした。

キンタロー。さんが披露したのは、「本邦初公開! 2026ついに顔出しをしたado」というタイトルのものまね。覆面歌手であるAdoさんの“顔出し未来予想図”を勝手に演じるという、攻めに攻めたネタです。

その全力すぎる顔芸と独特な世界観に、SNSでは「めちゃくちゃ笑った!」「センス良すぎ」と称賛の声が上がる一方、「やりすぎでは?」「ファンに怒られそう」といった冷ややかな声も。

しかし、この「賛否両論」こそが、彼女の芸が深く刺さっている証拠とも言えます。

ジブリにサザエさん…次元を超える再現度

彼女の守備範囲は人間にとどまりません。

2025年8月放送の『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』では、『天空の城ラピュタ』の女海賊・ドーラを完全再現。衣装や髪型だけでなく、骨格レベルで寄せにいく執念を見せつけ、「むちゃくちゃ似てる」「笑いへの熱量が違う」と視聴者を感動させました。

さらに『サザエさん』の中島くんや、『キングダム』の王騎将軍、果ては「男梅」や「ねぶたアート」といった無機物・概念にまで及びます。性別も次元も超越し、対象の特徴をデフォルメして自身の肉体に落とし込む技術は、もはやアートの領域です。

政治家もロックオン、高市首相ものまねの衝撃

そして忘れてはならないのが、以前LASISAでも取り上げた「高市早苗首相」のものまねメイクです。

特徴的な跳ね上げラインのアイメイクや、キリッとした眉毛、そしてスーツの着こなしまで完璧にコピー。

当時、SNSでは「似すぎててお茶吹いた」「ご本人公認をもらえるのか心配になるレベル」と大きな話題になりました。

一国の首相であろうと遠慮なくデフォルメする度胸と、それを笑いに変える圧倒的な「似てる感」。政治家からアニメキャラまで、あらゆる著名人が彼女のターゲットになり得ます。

年末年始は、特番ラッシュで芸人たちが一年で最も輝きを放つシーズン。

賛否両論を巻き起こすほどの「やりすぎ」な熱量こそが、家族が集まるお茶の間に、大きな笑いと衝撃を届けてくれるに違いありません。

今年の年末も、テレビ画面の向こうで暴れ回る彼女の姿に期待せずにはいられません。

(LASISA編集部)

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