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ボスママ軍団が突然家にやってきた… 誰もがターゲットになりうるママ友のいじめ。被害を受けたのは「明るくて、面白くて、あっけらかんとした人」【著者インタビュー】

  • 2025.12.28

【漫画】本編を読む

病院のベッドに横たわった双子の妹の変わり果てた姿――。漫画家・横山了一さんによる『ボスママに徹底的に復讐する話』(KADOKAWA)では、ママ友グループからいじめを受けたママの双子の姉が妹に成り代わり、ボスママへの復讐を企てます。

“族の抗争”を取り入れた力任せな展開、そして友情・努力による勝利にスカッとしつつ、ドキッとさせられるのはママ友グループによるリアルな嫌がらせ。じつは、実際に存在したというママ友グループがモデルになっているそうです。横山さんが伝え聞いた陰湿ないじめの実態とは? 本稿では、本作の制作裏話をはじめ、ママ友付き合いの難しさや、横山さんが経験したパパ友経験談などについてインタビュー。妻で漫画家の加藤マユミさんも時々登場!

――横山さんのご友人が、引っ越した先のママ友グループからいじめを受けたそうですね。何かきっかけがあったのでしょうか。

横山了一さん(以下、横山):いじめのターゲットになるような人には見えないんです。明るくて、面白くて、あっけらかんとして。「気に食わない」と思われていたらしく、単純に相性が合わなかったのだと思います。幼稚園のハロウィンイベントを丸投げされたこともあったそうです。でも、夫とふたりで頑張って動画を作ったそうで、「動画の編集力が上がった」と喜んでいました。

――そんなふうに考えられるとは、強いですね。

横山:そういう人でした。夫の仕事の都合で地方に引っ越した直後のことだったみたいです。ママ友同士のいじめって本当にあるんだなと驚きました。

――新しくやってきた人が魅力的な方だったから、警戒されてターゲットにされた可能性もありますね。他にも、漫画に反映している実話はありますか?

横山:メッセージのグループで仲間外れにされたそうです。あと、ボスママ軍団が、急に家に来たという話も聞きました。突然来て、家のインテリアをじーっと見ていったとか。

――想像するだけで怖いです。そのママ友グループにもボスママ的な存在がいたんでしょうか。

横山:はい。ただ、漫画では見た目の雰囲気を変えています。いろいろ描いたんですよ。まずは、わかりやすくボスっぽいのがいいなと思い、ノバラというキャラクターを考えて。その後、もうひとり後ろに控えているほうが面白いなと思い、真のボスママとしてツバキが登場する…という二段構えにしました。

取材・文=吉田あき

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