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【60代のメイク悩み】読者が変わる! YUTA.式“若見え引き算メイク”実践レッスン②【ヘアメイクYUTA.さん直伝】

  • 2025.12.28

ノウハウも手順も目からウロコ! 最小限のヘア&メイクをアップデートアイテム、しかもプチプラを使い、難しいテクニックを覚える必要もなし。簡単なのに、驚くほど変わるYUTA.流をいざ実践!

STEP02 ヘア&メイクをアップデート②

描くより整えて、ふんわり立体眉に

眉をカバーするために、ペンシルで描き込むと強く怖い顔になりがちです。テクニックに自信がない人は、ペンシルを使わず、眉マスカラとリキッドアイブロウで仕上げましょう。優先すべきは、左右を揃えることより、自然な仕上がり。完璧を目指さず、足りないところだけをミニマムに補います

  • YUTA.さん
    細眉や小さくなった目を強いラインで修正すると、人工的 で昔っぽく古臭い顔になってしまいます。あか抜けの鉄則は、“盛るより引く”。主張する色も要りません!

若見えテク【1】最初に眉マスカラでふんわり土台を作る

先に眉マスカラで全体を整えると、後から描き足すべきところがわかりやすくなります。まずは逆毛を立てるように塗り、次に毛流れに沿ってもう一度。

おすすめアイテム

極細ブラシが眉に均一に密着。べたっとつき過ぎず、明るめベー
ジュでふんわり軽やか仕上げ。極細アイブロウマスカラ C5 ¥528/セザンヌ化粧品

若見えテク【2】足りないところだけリキッドで 1 本ずつ足す

アイブロウリキッドで眉が足りないところだけ一本一本植えるように足します。フリーハンドは手元がブレるので頰に指を添えて安定させましょう。

眉間は指2本分の広さを基本に。眉頭を増やすときは眉を下から上に跳ね上げるように描きたして。

おすすめアイテム

自眉に近い0.01㎜の極細ラインで一本一本植毛するように繊細に描けます。アイエディション (スキニーブロウライナー) 03¥1,430/エテュセ

目元はグラデもラインもなし 、作り込まない!

アイカラーを何色も重ねたり、ラインで目力を強調したり……。でも、その手間が老け見えの原因。大人のまぶたには自然な影があるので、くすみをカバーして血色カラーをのせるだけで可愛く見えるもの。マスカラを丁寧に入れれば、フレームラインもくっきり!

若見えテク【1】目元のくすみと乾燥をベースで整える

まぶたにほしいのは潤いと明るさ。ベースを使ってアイカラーの発色ともちを高めましょう。手の甲で透明にしてから上まぶた全体になじませます。

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保湿アイクリームと無色のアイカラー下地を1本に。キャンメイク アイクリームプライマー/井田ラボラトリーズ(販売終了品)

若見えテク【2】マスカラは根元集中でアイライン効果を狙う

ハリがなくなったまつ毛には、細いコイルタイプのマスカラがおすすめ。ブラシをまつ毛の根元に絡ませるように入れて塗るとフレームが締まりアイライン効果が。

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極細ブラシが短い毛もとらえて上向きに。目頭や目尻、下のまつ毛も塗りやすい。キャンメイク カールスナイパーマスカラ 01 ¥792/井田ラボラトリーズ

ちなみに……

まつ毛カーラーとマスカラ下地は、ベースメイクの前に仕込んでいます。目がぱっちりしているとファンデーションが薄くなる心理的作用があるそう。

若見えテク【3】アイカラーは上だけでなく下まぶたにも

上まぶたは中央に色をのせ、アイシャドウブラシでワイパーのように左右に動かします。下は細いブラシを使って黒目の真下に置いてから左右に動かします。

おすすめアイテム

しっとりなじんで、ほんのりオレンジに発色。ワンダー キューブ アイシャドウ マット M001 ¥880/リンメル ロンドン(コティジャパン)

しっかり塗らないほうが唇がふっくら 見える

ペンシルで輪郭を取りブラシで丁寧に、という基本はハレの日に。YUTA. 式の、リップメイクで大事なのはいまっぽい中央の膨らみなので、中心に色とツヤを集めて外側は曖昧に。唇の上下の比率が 1:1.5 の厚みをイメージして。

唇の中央にのせて指先でトントン広げる

チークに使ったカラーバームスティックを使用。唇の中央にだけ色をのせて、指先で外側に広げていくと、輪郭がボケる自然なグラデーションで立体的に。

YUTA.式メイクがとうとう完成!!

  • YUTA.さん
    塗り過ぎもNGですが、なにもしないナチュラルは疲れた印象に。あか抜けて見せるためには準備と仕込みが必要です。寺脇さんはヘアとメイクだけじゃなく、自分を客観的に見つめ直したので、自信が出て表情までいきいきと変わりました。隠さないメイクを実践して、生活のなかで美容以前=メイクやスキンケアをする前の心がまえや姿勢、を意識すれば顔立ちまで変わっていくはずです」

薄いベースとやわらかな眉、 かろやかな後れ毛で頑張りすぎにシャレました! by寺脇令子さん

  • 寺脇令子さん
    ベースが薄く、隠した感がないのにシミが消え、眉も左右対称に揃えなくていいと知り、すべてが目からウロコ。アイロンやバームを仕込むことで、まとめ髪が疲れて見えず、こんなにシャレるなんて! YUTA.式を実践しはじめたら肌にはツヤが出て眉マスカラ効果で印象も明るくやさしくなりました

撮影/藤井マルセル〔t.cube〕 ヘア&メイク/ YUTA. イラスト/本田佳世 文/片岡えり ※素敵なあの人2026年1月号『YUTA.式令和の若見えメイク』より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

お話を伺ったのは YUTA.さん

CMやファッション誌の撮影、女優やモデルのヘアメイクを担当、30年以上第一線で活躍中。Instagramでは一般向けのオンライン講座を開講し、メイクによって人生を好転させる「YUTA.式シャレ顔メソッド」を提案している。

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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