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【2026年をいい年に!】韓国では生活の一部。星エレグヤマの韓国式四柱推命“サジュ”で知る「人間の本質」《全体運、恋愛運、仕事運も》

  • 2025.12.28
©アフロ

韓国では、生活に密着している占い “サジュ(四柱推命)”。これまで7,000人以上のサジュを鑑定してきた星エレグヤマ先生が、生年月日から導きだされる10種の属性別に、人の基本性格はもちろん、2026年の全体運、恋愛運、仕事運を独自の目線で紐解きます。

あなた自身はもちろん、友人やパートナーを占うと興味深い結果に!? 1年を上手に乗りこなす指針としてぜひ活用してください。まずは星先生と“サジュ”の出会いからご紹介します。


韓国式四柱推命“サジュ”って?

サジュ(四柱推命)と出会ったのは、韓国で働いていた12年の暮らしのなかでした。当時の私はただの会社員で、占いとはほとんど無縁。「まぁ、時間があればやってみようかな」程度の距離感だったと思います。

ソウルの街を歩くと、カフェより多いんじゃない? と思うほどサジュカフェ(四柱推命カフェ)の看板が並びます。お茶を飲みながら、生まれた“年・月・日・時間”で運勢を見てもらう場所で、韓国では生活の一部になっています。

就職、結婚、引っ越し。人生の節目には、占い好きかどうかに関係なく、みんな自然と信頼するサジュの鑑定士のもとへ。「ちょっと相談してくるね」と、美容室へ行くような感覚で足を運ぶのです。

そしてサジュは、出産にも深く関わっています。選日(せんじつ)といって、帝王切開などの場合、鑑定士と産む日を相談し、子どもの性質や親子の相性を整える家庭もあるのです。

私自身も医療的に帝王切開が必要だったため、師匠と一緒に日を選びました。「この子はこういう星だから、この日が良さそうね」と作戦会議をし、生まれてきた三人の子どもは驚くほど星の通りの性質。いちばん驚いたのは私自身でした。

とはいえ「なんでも当たるの?」と聞かれれば答えはNOです。サジュでわかるのは、生まれた瞬間に刻まれる“先天運”と、生き方や環境によって変化する“後天運”。この二つが重なって、その人らしさが育っていきます。

鑑定士は“天気予報士”のようなもの。雨の可能性は読めても、傘を持つかどうかを決めるのはあなた自身です。四柱推命は未来を断言する占いではなく、“どう生きると自分が心地よくいられるか”を一緒に探すための学問なのです。

人は究極のところプラス(+)とマイナス(−)に分かれる?

©tokyoimages/イメージマート

長年サジュを見て感じるのは、“人にはプラス(+)とマイナス(−)という二つの向きがある”ということです。これは古代中国の陰陽論に基づく考え方で、“相反する性質が支え合って世界が成り立つ”という、とてもシンプルで奥深い世界観です。

◆プラス(+)タイプ

気持ちや行動が“外に向かう”タイプ。太陽のように明るく、周囲を巻き込みながら前へ進みます。

・決断と行動が早い
・失敗しても切り替えが早い
・感情が表に出やすく、頼られると燃える

◆マイナス(-)タイプ

気持ちや意識が“内に向かう”タイプ。月の光のように静けさが魅力で、落ち着いた環境で力を発揮します。

・まず考えてから動く
・スロースタートだが継続力が高い
・聞き役になりやすく、さりげない気配りができる

興味深いのは、プラスの人の周りにはマイナスの人が、マイナスの人の周りにはプラスの人が集まりやすいこと。人は誰でも、自分にないものに自然と惹かれるからです。プラスはマイナスの落ち着きに救われ、マイナスはプラスの勢いに元気をもらう。まさに陰と陽。互いが補い合うことでバランスが整います。

ここに五行(木・火・土・金・水)という考え方を重ねると、気質の輪郭がさらにクリアになります。五行とは自然界を五つのグループに分けたもので、その人が生まれながらに持つ“性質のベースカラー”のようなもの。

この五行をプラスとマイナスに分けると、その人の気質の“向き”が見えてくるのです。

たとえば、

・木のプラス=外へ伸びる木(行動力・発展)
・木のマイナス=根を深める木(思慮深さ・安定)

といった具合になります。

自分がプラスなのかマイナスなのか、そしてどの五行に当てはまるのか気になりませんか?

ここから先は2026年の運勢を、プラス/マイナスの気質と五行ごとに読み解いていきます。

あなたはどの属性に当てはまる? 記事下の早見表で自分の属性を確認したら、上記のボックスから2026年の運勢をチェックしに行きましょう。

文=星エレグヤマ

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