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【大谷翔平】食事メニューや生活習慣がすごかった!たんぱく質は1日何回とる?睡眠は1日何時間?【2025年自分でできる健康対策TOP5】

  • 2025.12.28

【大谷翔平】食事メニューや生活習慣がすごかった!たんぱく質は1日何回とる?睡眠は1日何時間?【2025年自分でできる健康対策TOP5】

早くも2025年もあとわずか! そこでゆうゆうtimeの2025年「自分でできる健康対策部門」の人気記事をもう一度お届けします。 ↓↓ 日本人初の元メジャーリーグコーチ、立花龍司 さん著『大谷翔平のバッティング解剖図鑑』(エクスナレッジ刊)から、“大谷選手あるある”を抜粋。今回は「食事」と「睡眠」についてご紹介します。 ※記事の初出は2025年5月。内容は取材時の状況です。

著者の立花龍司さんは「大谷選手が〝二刀流〞に挑戦することが決まってからの大ファンで、彼の一挙手一投足から発言までを常に追い続けている」といいます。

「これまで収集したデータに基づき、現在の大谷選手のバッティングを徹底解剖することで、打球を可能な限り遠くへ飛ばすにはどうすればよいかを解説している」著書から、私たちもまねしやすい箇所を抜粋してご紹介します。
今回は、大谷選手の「食事」と「睡眠」について。

手本となる人の言動を徹底的にまねよう

「学ぶ」の語源は「まねぶ」で、「まね」に動詞をつくる接尾語「ぶ」がついたことばです。

「学ぶはまねぶ」とは、約2500年前の孔子のことばです。「学ぶはまねぶ」には、身につけたいものがあるとき、手本となるものや人を見つけて、そのものや人の言動を徹底的にまねよという意味が込められています。

そこで、さまざまな〝大谷翔平あるある〞を列挙し、みなさんに、ぜひまねをしていただきたいと思います。

大谷選手の食事の基本は?

大谷選手のコンディショニングに対する考え方を紹介しましょう。

大谷選手の活躍の要因の一つとして、筋肉量の増加をあげ、その理由は徹底したウエイトトレーニングにあると述べてきました。

しかし、筋肉量が増加した理由は、ウエイトトレーニングだけではありません。食事と休養にも気を配っているのです。

まず食事から紹介しましょう。

大谷選手の食事の基本は、脂質が少なく、たんぱく質60グラムのおかずを1日に6〜7回とることです。

具体的には、豚ヒレ肉、鶏胸肉、鶏ささみ、魚介類、ゆで卵などをおかずにして、ごはんかパスタかパンを主食とし、これに野菜、果物、乳製品をとります。

これで一日4500キロカロリーを摂取しています。

大谷選手のこだわりの睡眠とは?

コンディショニングのもう一方の柱は休養です。

大谷選手は2023年に開催されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の期間中も、少なくとも重さ220キロのバーベルをかついでのスクワットを5回×5セットも行っていたほどウエイトトレーニングを徹底していました。

これほど体を追い込んだら、当然、それに見合った休養が必須になります。ウエイトトレーニングによって傷ついた筋肉の線維は、休養と栄養を与えることで修復し、そのときに筋肉が肥大するからです。

休養のために最も重要なのは睡眠です。大谷選手は睡眠にとてもこだわりがあり、一日に10時間以上眠ることをルーティンにしているのです。

上の表は、オフシーズンの大谷選手のある一日を表したものです。夜間の睡眠に加えて、昼寝を2時間しており、一日の半分以上を睡眠に費やしているのがわかります。

大谷選手自身も「一日の時間が1時間ふえるとしたら睡眠じゃないですかね。単純にそこで1時間ふえるだけで、起きている時間のクオリティーが上がるので」と語っています。

以上のことから、寝る間を惜しんでの夜間練習はまったくのナンセンスであることがわかります。

また、筋肉の修復だけでなく、技術の習得にも睡眠は大きな役割を果たします。練習した技術は、眠っている間に脳に定着するからです。

【まとめQ&A】

Q1:大谷選手の食事法のポイントは何ですか?

A:一言でいえば「高たんぱく・低脂質・高頻度」。1日6〜7回に分けて、豚ヒレ肉や鶏胸肉、魚、卵などを中心に、たんぱく質をこまめに摂るのが特徴です。

Q2:なぜ1日に6〜7回も食べる必要があるの?

A:筋肉を維持・成長させるためには、体内でたんぱく質を一定の間隔で補給することが大切です。長時間空腹にせず、常に“燃料”を切らさないのがアスリート流です。

Q3:私たち一般人が取り入れるなら、どんな工夫ができますか?

A:3食に加えて、間食としてゆで卵やヨーグルト、プロテインドリンクを取り入れるだけでもOK。食事の「質とタイミング」を少し意識するだけで、体調や体づくりの変化を感じられます。

イラスト/横山英史

※この記事は『大谷翔平のバッティング解剖図鑑』立花龍司著(エクスナレッジ刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2025年5月26日に配信した記事を再編集しています。

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