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「しつこいだとさ」ほとんど話せなくなった闘病中の妻にもらった宝石のような一言

  • 2025.12.28
「しつこい」 (C)枇杷かな子/KADOKAWA
「しつこい」 (C)枇杷かな子/KADOKAWA

大好きな母と、ずっと苦手だった父。

ふたりが同時期にガンと宣告されて…。

いつでもメイクはばっちり、仕事を一生懸命頑張る母が自慢だったという枇杷かな子さん。そんな大好きな母にある日、乳がんが見つかったことを知らされます。

それとほぼ同時期に、些細なことで怒鳴り散らす父にもがんが見つかって、目まぐるしい介護の日々が始まります。

余命宣告、最後の家族旅行などを経て、枇杷さんは心の準備と覚悟を少しずつ積み重ねていくことになります。

約2年の介護の末に父と母を見送り、静かに訪れた「もう会えない」という現実と向き合うまでの、静かで優しい喪失と再生のエピソードをお送りします。

※本記事は枇杷かな子著の書籍『今日もまだお母さんに会いたい』から一部抜粋・編集しました。

最後の会話

父を母の元へ (C)枇杷かな子/KADOKAWA
父を母の元へ (C)枇杷かな子/KADOKAWA
寂しいよ (C)枇杷かな子/KADOKAWA
寂しいよ (C)枇杷かな子/KADOKAWA
一言だけど… (C)枇杷かな子/KADOKAWA
一言だけど… (C)枇杷かな子/KADOKAWA
さすがお母さん (C)枇杷かな子/KADOKAWA
さすがお母さん (C)枇杷かな子/KADOKAWA
父が作ったというおでん (C)枇杷かな子/KADOKAWA
父が作ったというおでん (C)枇杷かな子/KADOKAWA
罪悪感持たせるようなことしないでよ (C)枇杷かな子/KADOKAWA
罪悪感持たせるようなことしないでよ (C)枇杷かな子/KADOKAWA
母の言葉は父だけのもの (C)枇杷かな子/KADOKAWA
母の言葉は父だけのもの (C)枇杷かな子/KADOKAWA
しつこいだとさ (C)枇杷かな子/KADOKAWA
しつこいだとさ (C)枇杷かな子/KADOKAWA

著=枇杷かな子/『今日もまだお母さんに会いたい』

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