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【星野リゾート】客室から露天風呂まですべてが氷!トマムで静寂に包まれる宿泊体験ができる「氷のホテル」が期間限定で登場

  • 2025.12.28

「星野リゾート トマム」は、2026年1月20日(火)から2月20日(金)まで、客室から露天風呂まですべてが氷でできた静寂な空間で宿泊体験ができる「氷のホテル」をオープンする。冬のなかでも特に冷え込みが厳しい時期にのみ姿を現す、この時期限定のホテルだ。

ドーム型の天井や壁、家具にいたるまで、すべてが継ぎ目のない一枚氷で造られた空間は、静寂と幻想に満ちている。氷に囲まれた露天風呂で温泉を楽しめるのも大きな魅力だ。厳しい寒さが生み出す、この場所でしか体験できない特別な一夜を過ごせる。

継ぎ目のない一枚氷が造り上げる「氷のホテル」
継ぎ目のない一枚氷が造り上げる「氷のホテル」

「氷のホテル」とは?

氷のホテルが建つ占冠村(しむかっぷむら)は、1月から2月にかけて最低気温がマイナス30度に達することもある北海道でも有数の極寒地。その厳しい自然環境を活かし、氷の街「アイスヴィレッジ」のなかで最も冷え込む時期に合わせて登場するのが、氷のホテルだ。

2008年から宿泊体験の提供を開始し、今冬で18年目を迎える。白樺に囲まれた氷の露天風呂を併設し、1日1組限定で宿泊が可能だ。宿泊者以外も見学ができ、幻想的な空間を間近で楽しめる。

【写真】すべてが氷でできた「氷のホテル」の内観(イメージ)
【写真】すべてが氷でできた「氷のホテル」の内観(イメージ)

トマムだからこそ実現する「継ぎ目のない一枚氷」の神秘と技術

氷のホテルは、温暖化が進む北海道のなかでも、内陸部に位置し極寒となるトマムだからこそ実現できる建築。一般的なイグルー(※)や雪のかまくらは、氷や雪のブロックを積み上げて作られるが、このホテルは異なる。

(※)雪をブロック状に切り出して積み上げ、ドーム型に作った住居やシェルターのこと

建設には、マイナス10度以下の日が数日間安定して続くことが条件となる。さらに、作業ができるのはマイナス10度から20度ほどの気温で、晴れて雪が降っていない夜のみだ。まずバルーンを設置し、3日から5日かけて水と雪を凍らせ、少しずつ固めていく。夜間にはマイナス30度に達することもあるトマムの気候が、透明感のあるきめ細かな氷を生み出す。

バルーンには緻密に計算され編まれたロープをかけて押さえつけることで、柱となる部分の厚みを確保する。最後にバルーンを抜くと、直径約8.5メートル、高さ約3.5メートルのドーム型ホテルが完成する。光を反射して淡い青色に輝く「アイスブルー」は、極寒のトマムでしか生まれない美しさだ。

氷のホテルの見どころ

■すべてが氷で造られた幻想的な客室

天井や壁、ベッドなどの家具にいたるまで、客室内はすべて氷で造られている。一枚氷構造のため熱が逃げにくく、室内の気温は平均でマイナス5度から7度ほどに保たれることが多い。氷点下30度まで対応可能なシュラフ(寝袋)とルームウエアが用意されており、氷のベッドのうえでも朝まで暖かく過ごせる。

客室には氷のミニバーも設置され、ワインやノンアルコールドリンク、おつまみを自由に楽しめる。幻想的な氷の空間で味わうドリンクは、滞在の思い出をより深いものにしてくれる。

ホットドリンクなど氷のミニバーを楽しめる
ホットドリンクなど氷のミニバーを楽しめる

■星空のもとで楽しむ「氷の露天風呂」

氷に囲まれた露天風呂では、占冠村の「湯の沢温泉」からくみ上げた温泉を楽しめる。泉質はナトリウム塩化物冷鉱泉で、体の芯からじんわりと温まる。氷のきらめきに包まれながら湯につかる時間は幻想的で、晴れた日には頭上に満天の星空が広がる。

星空や白樺の木々を眺められる氷の露天風呂
星空や白樺の木々を眺められる氷の露天風呂

「氷のホテル」概要

期間:2026年1月20日(火)~2月20日(金)(予定)

時間:チェックイン21時40分~/チェックアウト翌8時

料金:1泊1人あたり2万8000円(サービス料込)

含まれるもの:氷のホテル宿泊体験1日、氷の露天風呂、氷のミニバー、シュラフ、ルームウエア

対象:トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムに宿泊の方で7歳以上

定員:1日1組(最少催行人数1人、最大2人まで)

予約受付開始日:2025年9月18日

予約:公式サイトにて7日前まで受付

備考:提供内容が一部変更になる場合あり。天候状況により、営業時間が変更になる場合あり。見学は17時~21時30分の間で無料。氷のホテルの営業期間に準ずる。

冬だけ現れる氷と雪の街「アイスヴィレッジ」

アイスヴィレッジは、毎年冬の夜にだけ現れるトマムの風物詩。約3万2000平方メートルの敷地に、「氷のBar」や「氷のレストラン」など、氷や雪でできた11棟のドームが立ち並ぶ。1998年の誕生以来、寒さそのものを楽しむ体験を提案し続けている。象徴的存在である「氷の教会」は、今冬で20周年を迎える。

アイスヴィレッジの全景
アイスヴィレッジの全景

星野リゾート トマムについて

北海道のほぼ中央に位置する滞在型リゾートで、「トマム ザ・タワー」と「リゾナーレトマム」の2つのホテルを中心に構成されている。四季を通じて北海道ならではの自然やアクティビティを体感できるのが特徴だ。

リゾナーレトマムの全室100平方メートルを超えるスイートルームには、展望ジェットバスとプライベートサウナを完備する。コンセプトは「北海道の大地を感じるグレイスフルステイ」。緑あふれる時期には雲海テラスやファームエリア、冬は全29コースを有するスキー場やアイスヴィレッジなど、年間を通して楽しみがそろう。

所在地:北海道勇払郡占冠村字中トマム

電話:0167-58-1111(代表電話)

客室数:735室(トマム ザ・タワー535室、リゾナーレトマム200室)

チェックイン:15時/チェックアウト:11時

料金:トマム ザ・タワー1泊1万2200円〜、リゾナーレトマム1泊2万5400円〜

(いずれも2人1室利用時1人あたり、サービス料込、朝食付)

アクセス:新千歳空港から車で約100分、JRで約90分

(乗り換えあり、トマム駅より無料送迎バスあり、予約不要)

 星野リゾート トマム 冬の全景
星野リゾート トマム 冬の全景

「リゾナーレ」とは

「リゾナーレ」とは、星野リゾートが国内外に展開するリゾートホテルブランド。コンセプトは、夢中になって楽しみ尽くす「PLAY HARD」。土地の特性を活かした空間デザインや、多彩なアクティビティ、地域や季節ならではの体験を通じて、利用者に想像を超える滞在と心に残る旅を提供している。現在は、2025年12月開業の「リゾナーレ下関」を含め、国内外で8施設を展開。さらに2027年には、「リゾナーレ福井」の開業を予定している。

リゾナーレブランドは国内外8施設に展開
リゾナーレブランドは国内外8施設に展開

極寒だからこそ味わえる非日常の宿泊体験。冬のトマムで、忘れられない一夜を体感してはいかが。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

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