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【レインボー・池田直人さん】「全然仲良くない後輩の歯の矯正費用も出すことに」美もお笑いも徹底追求!〈インタビュー前編〉

  • 2025.12.27

ニキビを隠したい気持ちから始まった、レインボー・池田直人さんの美容習慣は、今や知識を深め、周囲の美にまで目を向けるスタイルへと進化中。YouTube「美しちゃんねる」をはじめ、コントとリンクするメイク論や学び続ける理由など、池田さんの考える「美しさ」について聞きました。

レインボー 池田直人 インタビュー
出典元:MAQUIA ONLINE
【レインボー・池田直人さん】「全然仲良くない後輩の歯の矯正費用も出すことに」美もお笑いも徹底追求!〈インタビュー前編〉_2
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お笑い芸人。2016年、相方のジャンボたかおとコンビ「レインボー」を結成。コントを軸に活躍の場を広げ、2023年には「NHK新人お笑い大賞」本選に出場。2025年には「キングオブコント」の決勝へ進出した。毎日ネタを投稿する公式YouTubeチャンネル「レインボーコントチャンネル」は登録者数170万人を突破するなど、勢いに乗る存在。「吉本の美容隊長」として、コスメやスキンケアについても発信。等身大の視点と積み重ねてきた知識で、美容の世界でも注目を集めている。

後輩の歯の矯正費用も出すことになりました

レインボー 池田直人 美容
出典元:MAQUIA ONLINE

——YouTubeチャンネル「レインボー池田直人の美しちゃんねる」をはじめ、美容メディアでもメイクや美容法を発信されていて、いまやお笑い界屈指の美容通として知られています。美容にハマり始めた頃と比べて、気持ちの面で変わったことはありますか?

池田さん:最初は自分がきれいになることばかり考えていたんです。どうやったらもっと肌がきれいになるかな、とか、どうやったらコントで違和感なく女性役を演じられるようなメイクができるようになるかなって。

でも最近は、周りの人たちにもキレイになってほしいなと思い始めています。なので、普段僕らが立たせてもらっている吉本の劇場にメイク用品を寄付したり、最近は後輩の歯の矯正代も出しました。

——えっ!すごい親切ですね。

池田さん:それがその後輩とは全然仲良くないんですよ(笑)。たまたま劇場で一緒になったときに「歯が汚すぎるやろ」って怒っちゃったんです。怒っただけで、何もしないのは無責任じゃないですか。だから矯正代を出すことにしたんです。汚い靴を履いていたやつには「それじゃあかん!」って、その場で新しい靴を買いに行かせたこともあります。

——周囲の美にも自然と目が向く池田さんですが、「この人、もっときれいになりそう」と美のポテンシャルを感じていて、アドバイスしてみたい芸人さんはいますか?

池田さん:うーん、誰かな。オズワルドの伊藤さんや、令和ロマンの松井ケムリはかわいい顔をしているから、まず髭を剃るところからはじめてほしいかも。髭があると、スキンケアの成分がきちんと肌に届かないらしいので。なので、髭を剃ってきちんとスキンケアをしたらものすごく変わりそう。

自分に合わないものを買って失敗することはぐっと減った

レインボー 池田直人 ポートレート
出典元:MAQUIA ONLINE

——美容と向き合う中で、池田さんにとっての「美しさ」の定義は変わってきていますか?

池田さん:今惹かれているのは、メイクでつくる美しさよりも、素のままの美しさです。そういえば、美容に興味を持つずっと前から面倒を見てくれている(事務所の)社員さんがいて、僕が眉毛がつながっていた頃から知っている方なんです。

だから僕が美容の話をすると、そのギャップが面白いらしくて、つい笑ってしまうみたいで。あの頃を思い返すと、自分の考え方もずいぶん変わってきたなと感じます。

もともと僕はニキビが多くて、それを隠したいという気持ちからメイクを始めました。そこから「隠したい」が「治したい」に変わり、さらに今は「できないように予防したい」という意識に。肌への理解が深まるにつれて、コンプレックスとの向き合い方も変化してきていますね。

——目指すところにも変化が生まれていますね。

池田さん:そうですね。今は、知識を入れることを頑張っているかも。コスメコンシェルジュの資格やアロマテラピー1級にも合格したので、勉強するのにハマっています。

——その意欲はどこからわいてくるんですか?

池田さん:いやいや、芸人ってずるいんですよ。「今日、4ステだから大変」とかよく言ってるじゃないですか。お客さんの前に4回立って、漫才をしたりコントをしたりしたって意味なんですが、1ステージの実働なんて5分くらいですから。4回ステージに立ったとしても実働はたったの20分なわけです。それ以外は空き時間のことも多くって。出番の合間に勉強しているだけなんで、会社員の方々に比べたら、まったく偉くなんかないんです。

——勉強以外に、美容に関するインプットはどこからしていますか?

池田さん:美容雑誌やYouTubeですね。以前は美容雑誌を一冊じっくり読んで、その中で特に気になったものをひとつ選んで買う、というスタイルでした。でも今は、ひとつに絞れず、ついあれこれ手に取ってしまいます。

でも、自分に合わないものを買って失敗することはぐっと減ったんです。成分の勉強もするようになったので、情報を見極める精度は上がってきたのかも。

目尻ひとつで、キャラクターが決まる

レインボー 池田直人 アイメイク
出典元:MAQUIA ONLINE

——コントではさまざまな女性を演じていますが、キャラクターによってメイクは変えていますか?

池田さん:変えています。キングオブコントで披露した女芸人のコントは、カーネーションの吉田結衣さんをモデルにしているので、吉田さんのメイクをよく観察しました。リップの色やアイライナーの引き方まで細かく決めて、作り込んでいます。

いちばんキャラクターが出やすいのは目尻だと思っていて。目尻をきゅっと上げると気が強そうな印象になりますし、逆に下げると気が弱そうな雰囲気になる。メイクにあまり時間をかけられないときほど、目尻は意識しています。

——では、吉田さんをモデルにしたときのメイクは?

池田さん:だいぶラインを跳ね上げています(笑)。

——ヘアスタイルについて意識していることはありますか?

池田さん:いわゆるリア充というか、多幸感のある女性を演じるときは、ウィッグをオイルでツヤツヤにします。幸せそうな女性って、髪がツヤツヤしているイメージがあるんですよね。逆にパサついていると生活感が出て、ちょっと疲れて見える気がして。あくまで僕が演じるコントの中での話ですけどね。

「やさしいズ タイpresents 超超超、超超超、超超超超超難問王決定戦 超大晦日」

日時 12月31日(水)
時間 開場13:00/開演14:00/終演16:30
会場 TOYOTA ARENA TOKYO
東京都江東区青海1-3-1
出演 MC:やさしいズ・タイ/佐久間一行、銀シャリ、見取り図、相席スタート・山添寛、ロングコートダディ、ニューヨーク、キンボシ、男性ブランコ、マユリカ、コットン、紅しょうが、レインボー、バッテリィズ、エバース、9番街レトロ、令和ロマン・松井ケムリ、モグライダー(マセキ芸能)、ヒコロヒー(松竹芸能)かが屋(マセキ芸能)、佐々木久美(Seed & Flower合同会社)、花澤香菜(大沢事務所)、和田雅成(ルビーパレード所属)、QuizKnock・鶴崎修功(ワタナベエンターテインメント)
※出演者変更の可能性あり
チケット料金 前売り5,800円/当日6,500円/配信2,500円

撮影/寺沢美遊 取材・文/高田真莉絵

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