フライパンで作れる！底カリッ、中ジューシーの“焼き肉まん”が冬に最高♪

こねないパン「ドデカパン」の考案者として活躍する料理研究家・パン講師の吉永麻衣子さんに、蒸し器いらずで作れる「肉まん」の作り方を教えていただきます。発酵から蒸し焼きまでフライパンひとつで完結し、底はカリッ、中はふわふわ＆肉汁たっぷり。寒い日に食べたい冬のごちそうです。

こんにちは！「#パンが焼けたよで全員集合！」を合言葉に、パン作りの楽しさをみんなでシェアする活動をしている、「日々のパン」代表の吉永麻衣子です。

なんともう2025年が終わっていきます…。今年はとびきり早かった印象があります。先日年を越したような。

いろいろなことがあった中でも、こちらのフーディストノートさんでパン作りをご紹介できたのはとってもうれしかったです！見てくださっているみなさま、ありがとうございます。

さて今回は、冬に食べたくなる「肉まん」をご紹介します。

肉まんはせいろで蒸すのが一般的ですが、フライパンで作る方法を模索したときに「これ、そのまま底をこんがり焼いたらおいしいんじゃないかしら？」と思いたってやってみたら家族に大ヒット！

寒い日はおうちで「焼き肉まん」を楽しんでみてくださいね。

15分（発酵・焼成時間は除く）

※全体の調理時間は約1時間

5個分

（生地）

（フィリング）※市販の冷凍シュウマイなどを活用してもOK

（仕上げ用）

ごま油…大さじ1

1. 20cmのフライパンに牛乳・塩・砂糖を入れて、中火で15秒程度、人肌の温度になるまで温める。

※60℃を超えるとイーストが死んでしまうので注意！

2. インスタントドライイーストを全体にふりかけて、均一になるまで溶かす。そこへ米油・強力粉を加えて、ゴムべらで大きく混ぜる。生地をフライパンいっぱいに広げ、半分にたたむ作業を10回ほど繰り返す。

ひと塊になったら5等分にして丸め、ふたをして10分ほど休ませる。

※このタイミングでフィリングを作っても◎。ひき肉に塩を入れて粘りが出るまでこね、ほかの材料を加えて均一に混ぜたら5等分にして丸めておく

1. 生地のとじ目を上にして平にしたら、フィリングを生地中央に置いて対角線状につまみ、この動作を繰り返す。

1.5倍になるまで常温で20分程度、生地を置いておく。生地を指で押したときに、指の跡がつくくらいふわふわになっていれば完了。

※フライパンが冷えている場合は、強火で30秒ほど温めてから火を消し、発酵用に温かくしておく

フライパンに水150ml（分量外）を加えて、強火で温め、沸騰したら中火に。お湯がなくなってきたら、ごま油を入れて底をカリカリに。

完成！底はカリカリ、中は肉汁じゅわ～のおうちで手軽に作れる焼き肉まんです！寒い日にご家族とお楽しみください。

それではみなさま、よいお年をお迎えください。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。