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19時02分の「不在票」に受取人は激怒!?時間指定は目安「利用者が勘違いしている」の声【インタビュー】

  • 2025.12.27

荷物の受け取りを「19時~21時の時間指定」にしているが、帰宅が間に合うか微妙なところ!ダッシュで帰ると、悲しいかな不在票が入っていた!そんな「時間指定」のお話を紹介するとともに、元宅配ドライバーのゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんから話を聞く。

時間指定の2分を過ぎたら、もう不在票が入ってた~!

『19時02分の不在票』01 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
『19時02分の不在票』01 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

最近SNSで見られるのが、「19時-21時の時間指定に間に合うように急いで帰ったら、『19時2分』などギリギリの時間に不在票が入っていて悔しい思いをした、みたいな話」。ネット上でもたまに見かけることがあり、「これはあるあるなのかな?と思って取り上げました」と、作者のゆきたさん。

『19時02分の不在票』02 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
『19時02分の不在票』02 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

時間指定について、「場合によっては、宅配ボックスやコンビニ受け取りを利用してもよいのかもしれませんが、クールや代引き、大きな荷物なんかは利用できませんよね。時間指定するしかない場合も多いと思います」と、荷物によって指定ができないものもあると話す。

『19時02分の不在票』03 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
『19時02分の不在票』03 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

配達ルートのスタート地点の人は、時間指定19-21時の19時前後に配達されることが多い。今回の受取人も「いつも19時ごろの配達だから」と急いで退社。時計を見るとギリギリ…。間に合ったか?とポストを開けると、すでに不在通知が入っていた…。その時間差、わずか2分。「配達員の立場からすると、19-21時という時間帯は基本的に配達がきついことが多いかなと思います。もちろん数が少ない日もあるのですが、少ない場合は配達員の数を減らして(早く帰らせる)対応する場合も多く、その分、配達エリアも広がってきつくなりますね」現在のような繁忙期は、配達員も朝から晩まで時間的な余裕はなく、一人ひとり対応することはできないのだ。

以前「インターフォンを押してからどのくらい待ちますか?」という読者からの質問があった。この『何秒待ちますか?』という作品には、「インターフォンを押してからしばらく待って、返事がなかったら、一旦不在票書き、最後にもう一度インターフォンを押す」など配慮していたという。

本作には「2分で悔しいと思う時点で利用者が勘違いしていると思う」「スマホ一つで何でも購入出来る世の中。受け取る側ももう少し考えてくれたらなと思う」「不在再配達は追加料金でいいと思う」という声も。そんな配達員の奮闘を描く、ブログ「運び屋ゆきたの漫画な日常」で日々の仕事ぶりを知ってみよう。

取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

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