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「佐藤君を佐藤君のまま世の中に出したいです。うちはギリギリ叶います」個性派クリエイターに超一流企業3社が10点満点

  • 2025.12.27
【写真・画像】「佐藤君を佐藤君のまま世の中に出したいです。うちはギリギリ叶います」個性派クリエイターに超一流企業3社が10点満点 1枚目
ABEMA TIMES

超一流企業vs超優秀学生の疑似就活バラエティABEMA『キャリアドラフト シーズン3 #10』が12月26日に配信。個性派クリエイターに超一流企業の評価が真っ二つに分かれた。

【映像】個性派クリエイターのプレゼン

同番組は、事前面接を勝ち抜いた学生が、服装・プレゼン形式はすべて自由に、ステージ上で2分間の自己PRを実施。27新卒を対象に行われる今シーズンは企業がリニューアルされ、面接官を務めるのはなんと超一流企業の実際の人事担当者たち。13社15人による7分間の質問タイムを設け、自社の新入社員の平均を5と仮定して10点満点で採点する。学生にとっては、どんなプレゼンが企業に響くのかがわかる絶好の舞台だ。

同志社大学理工学部に通う佐藤陽紀(さとう・はるき)さんは「自分がゼロイチ(0→1)で考えたことをどうやってこの世界で実現できるか」についてプレゼン。佐藤さんはこれまでもデジタル技能を駆使して様々なサービスを生み出してきたが、ここでは自身で開発した「特定の場所をアプリユーザーが歩くことで吹き込んだ音声が聞こえるサービス」を生かし、謎解きゲームを作り150名が来場したとアピールした。

「私は“サービスごと”学生を採用したことがあります」

Zenken株式会社の担当者と佐藤さん
ABEMA TIMES

清水達也(株式会社プロディライト 経営企画室 室長):音にこだわった理由を教えてください。

佐藤:ARグラスなどもありますが、見るのは現実世界でいたいです。例えばこの場所にはこれまで多くの学生が立って様々なやり取りがあったと思いますが、それが音声データとして積み上がったら“エモい”と思います。

松島征吾(Zenken株式会社 取締役):私は“サービスごと”学生を採用したことがあります。佐藤さんはサービスと一緒に売り込まれているのか、それともサービスはただの特徴で「僕はこんなやつですけど、可愛がってくれませんか?」というアピールなのか、どちらですか?

佐藤:最初は後者のつもりでしたが「サービスごと買い取る」などの条件も魅力的だと感じました。

池田裕記(九州旅客鉄道株式会社 人事部担当部長):いろいろなこと取り組まれていますが、佐藤さんを突き動かすものは何ですか?

佐藤:一番は「これやったらどうなるんだろう?」というところが大きいです。他の人から影響を受けたものではなく、自分の願望から出たものを世に出した時、どんなふうに世界はリアクションしてくれるのか。この世界との化学反応を楽しんでいます。

「佐藤さんはご自身の発想で世界をエモクしたい人」

株式会社CaSyの担当者
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企業の採点は、下は2点、上は10点が3社とかなりばらけた。

「10点」をつけたZenken株式会社は「こんな人をこのまま社会に出したいです。大人という枠組みや新社会人とか常識ではなく、もう佐藤君を佐藤君のまま世の中に出したいです。うちはギリギリ叶います」と絶賛。

同じく「10点」の株式会社CaSyも「欲しいです。佐藤さんはご自身の発想で世界をエモクしたい人なのだと思います」と評価。

「3点」をつけた株式会社JTBは「旅行以外のところで新たなビジネスを生み出していく文脈ではすごくマッチします。JTBと組む『パートナー』でいたい」と点数としては低いものの高く評価。

「10点」をつけた株式会社プロディライトは「弊社は『音』に興味を持ってらっしゃる方を探しています。でも通話するだけではダメ。そこに付加価値をつけるという意味で、彼が作る世界を見たいです」と期待を寄せた。

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