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被害女性を責めたてた結果…「もう痴漢予備軍じゃん」周囲から白い目で見られた男の話

  • 2025.12.26

TPOに合わせた服装をすることは大事ですよね。でも常識の範囲内の服装をしていたり、好きでおしゃれを楽しんでいたりするだけなのに、なぜか細かくチェックしてくる人もいるよう。今回は被害女性を責めたてた結果、周囲から白い目で見られた男の話をご紹介いたします。

冴えない大学時代を過ごした主人公・山下直也は新卒で就職し、スーツの着こなしや髪型のセットを徹底的に研究します。その結果、無事社会人デビューを果たしました。
しかし女性の服をチェックしまくる一面があり、オフィスカジュアルの範囲内なのに、少しでも露出しているとイチャモンをつけてきます。そんな直也ですが、マッチングアプリで知り合った池田木乃香と付き合っています。休みが合わず、仕事終わりにデートするふたりですが、今日もモテ清楚コーデを着こなす木乃香に100点をつけます。
はじめて休日デートをすることになった直也は、憧れの芸能人・サトルが着ていた服をマネキン買いします。しかしオフの木乃香が、二の腕の見えるフリンジベストを着てきたことに衝撃を受けます。木乃香からトレンドだと教えてもらうも二の腕が出ていることを怒ったのでした。一方フリンジベストの肌触りや肌のトラブルを指摘されたと思った木乃香は、「直也くんといるときは気をつけるね」と返答します。外での肌見せは男を煽る証拠だと理解してくれたと思い込んだ直也は、一方的に喜んだのでした。
数日後、友達と遊んでいた木乃香と合流し、夕飯を食べに行くことになります。しかしパーカーにワンピースを着た木乃香を見て、パジャマみたいな格好だと激怒します。さらに露出を指摘し、「外で男ひっかけたいの?」と責めた直也。間違いを許してあげるから一緒に服を買いに行こうと言い出します。いままでのオフィスカジュアルを男ウケ狙いだと思われていたと知り、木乃香は別れを切り出したのでした。
木乃香にフラれて2週間が経ち、通勤電車に乗る直也。そこで痴漢を目撃し、被害女性・亜由美から助けを求められます。しかし浅めのオフショルにもかかわらず亜由美の服装が不満な直也は、「痴漢されたくなかったら露出をやめたらいい」「自分が悪いのに被害者ヅラして周りを巻き込まないでください」と責めます。ほかの男性が犯人を捕まえて事なきを得たものの、周囲から白い目で見られた直也はそそくさとその場を去ります。その様子を見ていた職場の後輩・源はドン引きしたのでした。
その後の木乃香はというと、友人の亜由美とショッピングに出かけた際に、直也からの嫌な言葉を思い出します。直也が元カレであり、亜由美が痴漢されたときに暴言を吐いた男だとは知らないふたりですが、どんな状況でも体を触っていい理由なんてないと話します。次はマッチングアプリではなく、共通の友人と出会いたいという木乃香をBBQに誘ったのでした。
1週間後、BBQに参加するふたり。一方の直也も大学時代の友人・浩介に誘われBBQに来ていますが、席が離れているため接点はありません。この日のためにサトルコーデをマネキン買いしていた直也は、同じグループの人たちからコーデを褒められ喜びます。自分のセンスは間違っていないと調子に乗った直也は、再び女性の服装をチェックし、場を凍りつかせます。
しかし好きな芸能人の話になり、サトルコーデをマネキン買いしたとバレた直也は、「あれだけドヤ顔でアドバイスしていたのに、自分はマネキン買いって!」と笑われます。さらに浩介がSNSの投稿もサトルの真似をしていると悪気なく言ってしまい、大恥をかいたのでした。
お皿を取りに来た亜由美と偶然出くわした直也。亜由美が「アンタ痴漢のときの!」と大声を出し、木乃香もやってきます。しかし直也はこの期に及んでもなお、男が触りたくなるような格好をするほうが悪いと言い放ったのでした。

触ってくださいと言ってるようなもの?

周囲から白い目で見られた直也

肌見せは触ってくださいと言ってるようなものと言い放った直也に、「痴漢する奴が100%悪い!」と怒った亜由美。それでも納得がいかなかった直也でしたが、「痴漢予備軍」と言われて崩れ落ちたのでした。ここまで言われないと自分のおかしさに気付けないなんて、もはや哀れです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

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