「Suicaペンギン」卒業、新コード決済「teppay」導入など…交通系ICのこれから

Suicaの役割変化とキャッシュレスの進展

Suicaなどの交通系ICカードは、改札をタッチで通過できるなど、乗り物での使いやすさが特徴です。また、現金が不要なキャッシュレス決済手段としても広く活用されており、シニア層に「PayPayとSuicaって何が違うの？」と尋ねられるほど身近な存在です。

しかし、今後Suicaは大きな転換期を迎えます。今回は、スマホライフPLUS（https://sumaholife-plus.jp/）に掲載された記事を参考に、Suicaに関する情報をご紹介。各項目の詳細はぜひスマホライフPLUSでご確認ください。

1：長年親しまれたSuicaのペンギンが卒業へ

JR東日本は2025年11月11日に、交通系ICカード「Suica」のイメージキャラクター「Suicaのペンギン」が2026年度末で卒業し、2027年度から新キャラクターが採用される予定だと発表しました。

Suicaのペンギンは、2001年11月のサービス開始時からポスターに登場するなど、長く親しまれてきました。ちなみに、Suicaにペンギンが描かれたのは2004年3月の2代目からでした。この発表を受けて、ファンからは卒業を悲しむ声が多数上がり、関連グッズは完売が続いている状況です。

＜出典＞

さらばSuicaのペンギン、次の主役は誰？ 日本全国交通系ICカードキャラをおさらい！

（スマホライフPLUS）

2：モバイルSuicaにコード決済teppay導入

JR東日本は2026年秋から、モバイルSuicaとモバイルPASMOにコード決済サービス「teppay（テッペイ）」を開始すると発表しました。teppayは、モバイルSuica・モバイルPASMOのアプリ内に実装されるコード決済機能です。これにより、これまでチャージ上限が2万円だった交通系ICカードの上限が最大30万円に拡大されるため、従来より高額な決済にも対応可能になります。

しかし、teppayでは「teppay残高」と「Suica残高」が個別に管理され統合できず、また新たに独自の「teppayポイント」制度が導入されるため、既存のモバイルSuicaユーザーは混乱する可能性もあります。

＜出典＞

Suica・PASMOのコード決済『teppay（テッペイ）』はPayPayと何が違う？

（スマホライフPLUS）

【まとめ】Suicaが目指すキャッシュレスの新境地

Suicaはキャラクターの世代交代や、高額決済に対応するコード決済「teppay」の導入など、大きな変革期を迎えています。これらの変化は、Suicaが交通系ICの枠を超え、より多様な決済ニーズに対応しようとする姿勢の現れと言えるでしょう。

※記事内における情報は原稿執筆時のものです。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。