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『おさるのベン』カノックスター、“正体不明のおさる”として幕張に出没!場面写真も公開

  • 2025.12.26

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(22)のヨハネス・ロバーツが監督、脚本を務める密室パニックシチュエーションスリラー『おさるのベン』が、2026年2月20日(金)より全国公開となる。このたび、Amazing JIROによる衝撃のメイク映像が公開。あわせて本編の場面写真が到着した。

【写真を見る】サルのメイクをしたカノックスターが会場を練り歩く!

【写真を見る】サルのメイクをしたカノックスターが会場を練り歩く! [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
【写真を見る】サルのメイクをしたカノックスターが会場を練り歩く! [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

製作は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)のウォルター・ハマダと「クワイエット・プレイス」シリーズのパラマウント・ピクチャーズ。世界的スタジオとジャンル映画の鬼才がタッグを組み、“人間に最も近い存在”であるチンパンジーと、“人類の脅威”狂犬病を重要な“怖さ”のファクターとして物語に織り込んだスリラーとなっている。キャストには、『コーダ あいのうた』(22)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーを迎え、旬の若手俳優も集結。2026年1月9日(金)の全米公開に先駆けて、2025年ファンタスティック・フェストのオープニング作品としてワールドプレミアが行われた本作は、「Z世代が待ち望んでいた新時代のポップコーンムービー」と絶賛され、SNS上でも世界的に期待が高まっている話題作だ。

『おさるのベン』をアピールするカノックスター [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
『おさるのベン』をアピールするカノックスター [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

12月6日、「東京コミコン2025」のステージでも作品の魅力が紹介され、さらなる注目を集めた本作。このたび、コミコン会場で“おさる”に変身し、作品の盛り上げに一役買った人気YouTuberカノックスターのメイク動画や会場での密着ショットが特別公開された。

東京コミコンの会場で、来場者の視線を釘付けにした1匹の“おさる”。その正体は、なんと人気YouTuberのカノックスターだった。ハリウッドでも活躍する世界的特殊メイクアップアーティストAmazing JIROの手により、1時間以上もの時間をかけて変貌を遂げた。公開されたのは、Amazing JIROの職人技が光るメイク動画に加え、“おさる”として会場を練り歩くカノックスターの様子を収めた特別映像。

動画では、カノックスターが指をパチンと鳴らした瞬間、緻密なメイク工程を凝縮したタイムラプス映像がスタート。端正な素顔からみるみるうちに人間離れしていく過程を経て、リアルな“おさる”へと変貌を遂げる様子が収められている。映像の最後には、カノックスター本人による「いままで見たなかで一番怖い映画だなと思ったので、めっちゃ楽しみにしていてほしい」という、『おさるのベン』への期待が高まるおすすめコメントも加えられ、必見の舞台裏映像となっている。

ほかのホラーコスプレイヤーたちと並んで記念撮影をするカノックスター [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
ほかのホラーコスプレイヤーたちと並んで記念撮影をするカノックスター [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

さらに、会場内を練り歩く姿を捉えた写真も公開。そのクオリティがあまりに高すぎたため、“正体不明のおさる”の突然の出現に、会場がざわつく一幕も。また、ほかのホラーコスプレイヤーたちと並んで記念撮影をする異様な光景など、体を張って『おさるのベン』をアピールするカノックスターの姿を垣間見ることができる、変身の衝撃と映画への期待が一気に高まる必見映像だ。

主人公ルーシー(ジョニー・セコイヤ)が壮絶な叫び声をあげるカット [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
主人公ルーシー(ジョニー・セコイヤ)が壮絶な叫び声をあげるカット [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

そして、愛する家族に起きた異変に困惑し、恐怖する、緊迫の場面写真6点が到着。愛する家族が突然豹変したことに困惑し、恐怖に飲み込まれていく登場人物たちの、生々しい表情をとらえた緊迫の6枚だ。まず、主人公ルーシー(ジョニー・セコイヤ)が壮絶な叫び声をあげるカットが目を引く。目の前で起きた取り返しのつかない状況に、恐怖と嘆き、パニックが一気に押し寄せ、ただごとではない表情を見せている。

地面にしゃがみこみ、「どうしたの…?」と様子のおかしいベンに懇願するルーシー [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
地面にしゃがみこみ、「どうしたの…?」と様子のおかしいベンに懇願するルーシー [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

続いて、地面にしゃがみこみ、「どうしたの…?」、「戻ってきてよ…」と様子のおかしいベンに懇願するようなルーシーのカット。家族だからこそ、“別モノ”になってしまった現実を受け入れられない。その心の揺らぎが痛いほどに伝わってくる。さらに、車の座席越しから氷のように冷たい目でじっとにらみつけるベンのカットも到着している。

ベンに見つからないよう慎重に階段を上がるルーシーたち [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
ベンに見つからないよう慎重に階段を上がるルーシーたち [c]2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

そして、ベンに見つからないよう慎重に階段を上がる姿や、水を嫌うベンから逃れるため、プールでフロートにしがみつきながら身を寄せ合うルーシーたち4人のカットも公開。袋小路の絶望がぎゅっと凝縮されたショットとなっている。最後に、ルーシーの父でろう者の小説家アダムを演じるトロイ・コッツァーの姿も披露。『コーダ あいのうた』でアカデミー賞助演男優賞を獲得した実力派俳優が、この予測不能な状況にどう対処していくのか。その存在感にもぜひ注目したい。

文/山崎伸子

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