時間も気力もなし！「リビング＆ダイニングの大掃除」を「1日10分」で進めて新年を迎えよう！

しっかり大掃除して新しい年を迎えたいけど、そんな時間も気力もナシ……そんなママパパは、1日10分の積み重ねでキレイを目指しましょう！効率のいい掃除や片づけを、家事代行のプロフェッショナルseaさんがレクチャー！ 10分でできる「リビング＆ダイニング」の掃除・片づけをご紹介します。

いちばん過ごす時間が長く、お客様の目にも入る場所。目立つ部分からきれいにしていけば、最小限でスッキリ！

「ハンディワイパーを使ったほこり取りは、お部屋をぐるっと1周する“一筆書き”で。目線から上／膝から目線の間／膝から下、の3つの高さに分けてやるのがおすすめ。伸びあがったりしゃがんだりせず、同じ態勢で動けるのでラクにできます」

「意外とほこりがたまっている照明カバーは、外して水拭きすると室内が明るくなります。ややめんどうに思いがちですが、『今日は照明器具だけ』と決めれば10分以内に完結できます」

「部屋の中の“縦横”を揃えると、『整った感』が味わえます。まずは家具などの大きなところから、ソファの上のクッション、テーブルの上のティッシュなど細かい部分に向かって揃えていきましょう。子どもがいるとその状態は長持ちしないと思いますが、一瞬でもスッキリした気持ちになれば、明日へのモチベーションに」

モノが多い場所なので、いきなり掃除を始められない場合も。「準備の日」を作って、掃除・片づけをより短時間に済ませよう。

ダイニングや棚の上にまとめて置きがちな書類や手紙。誰のものか仕分けてさばけば、書類のゴチャッとした山がなくなって、それだけでも掃除と同程度の達成感＆スッキリ感！

「ちょい置き」してある衣類やバッグ類などは、もとの場所へ。ほこり落としや拭き掃除の邪魔になるモノをあらかじめどかしておけば、掃除にかかる時間がグーッと短縮。

教えてくれたのは
タスカジ seaさん
しー／家事代行マッチングサービス「タスカジ」の大人気家政婦。キャリアは20年、受け持ったお宅は6000軒以上。著書に『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。いちばんシンプルな「片づけ」のルール』（ダイヤモンド社）ほか。

イラスト／ふるえるとり（kodomoe2023年12月号掲載）