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「こころが男性どうし」のふうふが、5人家族に 子どもを産み育て、今思うことは【2025年注目の話題⑦】

  • 2025.12.25

2025年はどんな一年でしたか?
WEBマガジン「Sitakke」では、この一年で1800本ほどの記事を配信してきました。その中で最も読まれた記事TOP20を通して、ことし北海道のどんな話題が注目を集めていたのか、振り返ります。

ランキング形式で発表してきましたが、今日はいよいよ第3〜1位です。

第3位

「「こころが男性どうし」のふうふと、3人の子ども 悩みながらも進んできた、家族の日々」(2025年7月公開)

Sitakke

「こころが男性どうし」のふうふ、ちかさんときみちゃん。

きみちゃんは、からだは女性、こころは男性のトランスジェンダーです。
ちかさんは、からだは男性、こころは男性ですが、日によって女性よりの日もあって、好きになるのは男性だけ。きみちゃんのことは、「ひとりの人間として優しいし、頼りになる」と話します。

2人の間に宿った新しい命について、そして家族になっていく姿を、WEBマガジン「Sitakke」では、連載「忘れないよ、ありがとう」で2022年からお伝えしてきました。

きみちゃんが初めての妊娠に戸惑いながらも、ちかさんと一緒に向き合ってきた日々。4年が経ち、5人家族になりました。

第2位

「「ツキノワグマとヒグマのハイブリッド個体がいる?」「温暖化で冬眠しない?」クマのウワサQ&A5選【秋田県に学ぶ②】」

Sitakke
ヒグマ(2019年・札幌市)

連載「クマさん、ここまでよ」で、秋田県でクマ対策にあたる職員に取材した記事がよく読まれました。
このシリーズの記事は4位にも入っています。

「正しく知って、正しい知識に基づいてきちんと対策すれば、無駄な衝突をせず暮らしていけると思う。ひとり一人に、正しい知識を身に着けてほしい」
そんな思いで、クマについてのよくある疑問に回答しています。

例えば「ツキノワグマとヒグマのハイブリッド個体がいる」というウワサを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、「いません」。
秋田県に生息しているのはツキノワグマ、日本で野生のヒグマが生息しているのは北海道のみです。

他にも、「温暖化で冬眠しないクマが増える?」「ドングリを山にたくさん置いたらいいのでは?」などの疑問に答えています。

第1位

「「自分は男性」と思いながらも妊娠・出産 3人の子どもを生んだ今、家族の姿から伝えたいこと」

Sitakke

第3位でご紹介した連載「忘れないよ、ありがとう」の記事です。

きみちゃんは、からだの性別と戸籍を男性にすることを考えていましたが、ちかさんと出会い、2人の子どもを持ちたいと思い中断。子どもを産むことを決意しました。そこには大きな葛藤もありました。

きみちゃんやちかさんの思いや、家族の姿には、社会に問いかけるものがあります。
4年間の取材を通して感じたことや変化を、記者がつづっています。

***

選択肢が多い現代だからこそ、多様な生き方や価値観を応援したいという思いで、Sitakkeではさまざまな人の思いや、暮らしを守る情報をお伝えしています。

2025年もたくさんの方々に支えられ、記事をお届けしてきました。
取材・発信にご協力いただいたみなさま、記事をご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。

2026年が、みなさんにとって素敵な一年になりますように。

◾️2025年よく読まれた記事

文:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は各記事掲載時の情報に基づきます。

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