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「ごめん、いま手が離せないから」ゲームに夢中な彼氏が5分後後悔することに。彼女がしたスカッとする仕返しとは?

  • 2025.12.26
ハウコレ

「ごめん、いま手が離せないから」。彼氏の口癖になっていたその言葉を、私は何度聞いたかわかりません。画面に夢中になる彼の横顔を見つめながら、いつも寂しさを飲み込んでいました。でもある日、私は静かに行動を起こすことにしたのです。5分後、彼が見せた表情は——。

四六時中ゲームに夢中な彼

彼と付き合い始めて1年が経った頃から、少しずつ違和感を覚えるようになりました。一緒にいるはずなのに、彼の目はいつもゲームの画面に向いていました。話しかけても「うん」「あとでね」と生返事ばかり。私の存在が見えていないような気持ちになることが増えていきました。

最初は「好きなことに夢中になれるのも彼のいいところ」と思おうとしていました。でも、せっかくの休日も、外出の約束も、「このステージだけ」「あと少しで終わるから」という言葉とともに後回しにされることが続き、心の中に小さなモヤモヤが積み重なっていったのです。

「手が離せない」に隠された本音

ある日、私は彼のために時間をかけて手料理を作りました。付き合って1年の記念日。サプライズで喜ばせたくて、彼の好きなメニューを何品も用意したのです。「ごはんできたよ」と声をかけると、彼はコントローラーを握ったまま画面を見つめていました。

「ごめん、いま手が離せないから。もうちょっと待って」。その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが静かに切れました。記念日だと伝えてあったはずなのに。時間をかけて準備したのに。彼にとって、私との時間はゲームより後回しにしていいものなんだ——そう思ったら、涙が出そうになりました。

私がとった「静かな行動」

私は何も言わず、テーブルに並べた料理を片付け始めました。ラップをかけて冷蔵庫にしまい、使った食器を洗い、キッチンをきれいに整える。それから、自分の荷物を静かにまとめ始めたのです。

5分ほど経った頃、ようやく異変に気づいた彼が振り返りました。「え、何してるの?」。私は淡々と答えました。「帰るね。ごはん、冷蔵庫に入れておいたから」。彼は目を丸くして「え、待って、ごめんって」と慌てましたが、私はそのまま玄関に向かいました。「記念日だって言ったよね。私、ずっと待ってたんだよ」。それだけ伝えて、私は部屋を出ました。

そして...

その後、彼から何度も連絡がありましたが、私はしばらく距離を置くことにしました。冷静になって考えたかったのです。自分が何を大切にしたいのか、どんな関係を望んでいるのか。

数週間後、彼と話し合いの場を設けました。彼は「本当に反省している。君のことを後回しにしていた自分が情けない」と言ってくれました。それが本心なのかどうか、すぐには判断できませんでしたが、少しずつ彼の行動が変わっていくのを感じています。

あの日、黙ってガマンし続けるのではなく、自分の気持ちを行動で示せたことは間違っていなかったと思います。大切にされたいと願うことは、わがままなんかじゃない。これからも、自分の気持ちに正直に、お互いを尊重し合える関係を築いていきたいと思っています。

(20代女性・アルバイト)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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