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やけに忙しそう…「大きい案件でももらったのかな…?」婚約者とすれ違いが増えていった話

  • 2025.12.25

好きな人が忙しそうにしていたら、心配になりますよね。仕事が充実しているのはいいことですが、すれ違いが増えると不安になるようで……? 今回は、婚約者とすれ違いが増えていった話をご紹介いたします。

主人公・阿部智里は営業部でバリバリ働く25歳です。地元から出たくて上京し、大手メーカーに就職することができました。入社2年目には新人の教育を任せられるようになり、後輩・波田野勇二は智里の指導もあって今では立派に成長しました。
ある日、仕事終わりに同僚たちと飲んでいると、恋愛の話題に。智里は、これまでの恋愛は彼氏を奪われたりフラれたりと、あまりいい思い出がなかったと振り返ります。地元のかわいい幼馴染に歴代の彼氏をすべて盗られてしまい、それこそが智里が上京した理由でした。
そんな智里は、波田野とひそかに婚姻関係を結んでいます。お互いが一人前になったら結婚するという約束をしていて、智里は過去の苦い恋愛の思い出は消せなくても、波田野となら幸せになれると信じています。
ある日、上司に呼び出されて新人の教育をお願いされますが、紹介されたのは地元の幼馴染・裕菜でした。裕菜は近所に住んでいた2歳下の幼馴染です。小さい頃はよく一緒に遊んだものの、愛想がよくてかわいい裕菜と比べられることも多く、自分の真似ばかりしてくることにもモヤモヤした気持ちを抱えていました。しかも目立つ裕菜のせいで、智里が真似をしていると周囲に勘違いされていじめられることも。ただ、裕菜は悪気があってやっているわけではないと、その当時の智里は思っていましたが……。
そんな智里も中学になって初めて彼氏ができます。彼氏と楽しい毎日を過ごしていましたが、ある日突然フラれてしまいます。そして彼氏が裕菜と一緒にいる場面を見てしまいました。そこから裕菜は、智里に彼氏ができる度に略奪を繰り返します。疲れ果ててしまった智里は、大学卒業を機に地元を離れて上京することにしました。
そんな裕菜と絶縁したつもりでいたのに、再会してしまった智里。仕事と割り切って指導を始めますが、イライラするようなことばかり言われてしまいます。仕事に関係ない話をしてきたり、教えても聞いてくれなかったりと、ストレスが溜まる智里。そんなイライラを癒してくれるのは、波田野でした。しかしそんな2人の様子を見た裕菜は、なにやら企んでいる様子。
ある日、コピー機の前で困っていた裕菜を見て声をかけた波田野。すると裕菜は、波田野にボディタッチをして馴れ馴れしく接します。さらに、智里と幼馴染ということを告げて、波田野との距離をつめようとし、その様子を見た智里は焦って思わず声をかけました。
それから一週間、裕菜は波田野にベッタリなため、智里は「私情で邪魔をするのはやめてほしい」と釘を刺しました。しかし裕菜は「ただの友達作りを止める権利なんてないよね?」と、智里に言い返します。どう見ても友達の距離感ではないことに苛立ちを感じながらも、気持ちをおさえた智里。
そんなある日、裕菜に突然合コンに誘われて、智里は渋々参加します。しかし、合コンでは裕菜の引き立て役にされて、悲しくなった智里は先に帰宅することにしました。波田野の声が聞きたくなって電話をかけると「智里さんは素敵な女性だ」「俺が証明します」と、落ち込む智里を励まします。

すれ違い

忙しそうな波田野を見て、過去のトラウマを思い出す智里。でもきっと波田野は大丈夫だと、智里は自分に言い聞かせます。

常に忙しそうな波田野

仕事が忙しくてすれ違いが多くなったことに、不安を感じた智里なのでした。会えない日が増えると、心がザワザワしてしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

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