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子どもと一緒に季節の行事食 梅雨=梅の季節

  • 2016.6.12
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© chihana - Fotolia.com

6月は「梅」が旬の季節です。梅干し、甘露煮、ジャム、シロップ、梅酒など、いろいろと加工できる梅。1年を通して、おいしい梅を楽しむために、今年は親子でひと手間かけて「梅仕事」にチャレンジしてはいかがでしょうか?

まずは、梅を調達!

さっぱりした仕上がりを目指すなら青梅を、甘さと香りを引き立てたいなら、熟して黄色みを帯びてきたくらいのものを使います。青梅の場合は、触ったときに果肉が引き締まって固い物を選んでください。

梅は収穫後も追熟が進みます。買ってきたらなるべく早く加工するようにしましょう。もしも保存する場合(少し追熟させたい場合)は新聞紙に包み、涼しいところに置いておきます。ただし、冷蔵庫に入れてしまうと低温障害を起こし、茶色く変色してしまいますので注意してください。

今回は、青梅を使った梅ジャムの作り方を紹介します。青梅ジャムはフレッシュな酸味が感じられるので、夏にもピッタリですよ!

フレッシュな酸味がたまらない! 青梅ジャム

<材料 300ml用の瓶2つ分>

青梅 1kg(水洗いし、ヘタを取り除く)

砂糖 500g

<梅の下ごしらえ>

梅を洗って汚れを落とし、ヘタを取り除きます。竹串などでほじってみると、ポロリととれます。子どもと一緒に行なうのもいいですね。ヘタを残して調理すると、渋み・えぐみが出てしまいますし、ヘタの部分から傷んでいくので、少し面倒ですがキレイにとっておいてください。

<作り方>

1、梅を水につけてアク抜きする(※一晩置いておく。完熟梅を使う場合、この工程は不要)

2、鍋に梅を入れ、浸るくらいの水を注いで、下ゆでする。沸騰したら湯を捨て、もう一度下ゆでする(アク抜きする。※完熟梅の場合は1回ゆでればOK)

3、2回ゆでてアク抜きした手順2の青梅をザルに出し、水気を切って、木べらでつぶしながら実と種をはがす(キレイな手でつぶしてもOK!)

4、鍋に手順3のつぶした青梅と砂糖を入れ、水分がなくなるまで煮詰めて(弱火10分ほど)完成! ジャムは冷めるとかたくなるのでゆるめぐらいで火を止めるのがポイントです。

ヒント!

よりなめらかなジャムにしたい場合は、手順3で梅をつぶした後、裏ごしをしてください。

煮る際に使う鍋は酸に強いホーローかステンレスのお鍋がオススメです。保存する場合は、煮沸消毒した瓶に入れて、冷蔵庫で保存してください。

毎日「梅」生活で健康維持!

梅には、クエン酸・リンゴ酸などの有機酸が含まれています。さっぱりした有機酸は、スッキリとおいしいだけでなく、疲労回復、老化予防効果が期待できます。

また、梅は加熱すると、糖とクエン酸が結合し、梅肉エキスにしか存在しない「ムメフラール」という成分が作られます。血流の改善効果があり、血液が固まるのを防いで血栓を予防する効果が期待できます。また、酸素や栄養分を体のすみずみまで早く届けると同時に、老廃物をため込まない体にすることができます。

梅ジャムは、パンにぬるのはもちろん、チーズと一緒に合わせたり、サラダのドレッシングにしたり、炭酸水で割ったり、いろいろな使い方ができそうです。

この夏は「梅」パワーで元気に活動したいですね! 親子で「梅しごと」、ぜひチャレンジしてみてください。

(精進料理研究家 麻生怜菜)