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「地獄に行きたくないから」朝6時から12時間のお祈り…東出昌大、ブータンの日常に感銘受ける

  • 2025.12.25
【写真・画像】「地獄に行きたくないから」朝6時から12時間のお祈り…東出昌大、ブータンの老婆に感銘受ける 1枚目
ABEMA TIMES

ABEMAビデオ限定配信の『世界の果てに、くるま置いてきた』にて、令和ロマン・くるまから旅のバトンを託された東出昌大が、ブータンの秘境・ラヤ村を訪れた際の未公開映像が公開された。標高4000m、雲の上にあるこの村で、東出は人々の生活に深く根付いた凄まじい「祈り」の形を目撃することとなった。

【映像】1日12時間祈る理由

村を散策していた東出は、小さな寺院の入り口で座り込み、一心不乱に祈りを捧げる一人のおばあさんに出会う。カラン、カランとマニ車(回すことで経典を唱えるのと同じ功徳が得られるとされる仏具)を回す鐘の音が静かに響く中、東出がそのおばあさんに寄り添うように「これ、1日何時間ぐらいお祈りするんですか?」と尋ねると、おばあさんは「朝6時から午後6時まで回してるわ」と回答。1日の半分をただひたすらに、祈りとマニ車を回すことに費やしているというのだ。

驚きを隠せない東出が「それは天国に行くために?」と尋ねると、お婆さんは「そうよ。地獄に行きたくないからね」と答え、少女のような明るい笑顔を見せた。

彼女にとって、この12時間の祈りは苦行ではなく、ごく当たり前の日常であり、「日がなお祈りをして、食事や飲み物を振る舞うのが生きがいよ」と穏やかに語った。

その迷いのない瞳と、爆速でマニ車を回し続けるバイタリティに、東出は「元気(笑)」と感嘆の声を漏らしつつも、深く目を閉じ、おばあさんの横で共に手を合わせた。

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