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「LINE教えて」しつこく連絡先を交換したがる男性→次の瞬間、彼が唖然と。一体何が…!?

  • 2025.12.26
ハウコレ

「LINE教えてよ」。何度断っても引き下がらない男性に、困り果てていた私。彼氏がいると伝えても「関係ないじゃん」と笑ってあしらわれるばかり。どうすればこの状況から抜け出せるのか——そう思っていた矢先、思いがけない展開が待っていました。

断っても引き下がらない男性

その日は、友人に「どうしても…!」と誘われて参加した飲み会でした。初対面の人も多い中、隣に座った男性がやたらと話しかけてきます。最初は社交辞令だと思って普通に受け答えしていたのですが、お酒が進むにつれて彼の様子が変わっていきました。

「ねぇ、LINE教えてよ」。唐突にそう言われ、「すみません、彼氏がいるので……」とやんわり断りました。けれど彼は「え〜、別にいいじゃん。友達としてさ」と引き下がる気配がありません。何度断っても「連絡先くらい減るもんじゃないでしょ」「彼氏いても関係ないって」と、しつこく食い下がってくるのです。

「嘘でしょ、彼氏なんていないんでしょ?」

「本当に彼氏いるんで」と繰り返しても、彼は信じようとしませんでした。「そういうのいいから」「断る理由がそれしかないの?」。まるで私の言葉など聞こえていないかのように、一方的に距離を詰めてきます。

周りの友人たちも気づいてはいるようでしたが、場の空気を壊したくないのか、誰も助け舟を出してくれません。私はスマホを握りしめながら、どうすればこの状況を切り抜けられるのか必死に考えていました。そして意を決して、彼氏に「迎えに来てほしい」とメッセージを送ったのです。

「彼女に何か用?」

それから30分ほど経った頃、店の入り口に見慣れた姿が現れました。私の彼氏です。「お待たせ、迎えに来たよ」。そう言いながら近づいてくる彼に、私は思わず立ち上がりました。

しつこく絡んできた男性は、突然現れた彼氏を見て目を丸くしています。彼氏は穏やかな表情のまま、その男性の方を向いてこう言いました。「さっきから俺の彼女に絡んでたみたいだけど、何か用?」。

静かだけれど、有無を言わせない声。男性は「いや、別に……」と口ごもり、バツが悪そうに視線をそらしました。あれほどしつこかった人が、嘘のように黙り込んだのです。

そして...

店を出て、彼氏と二人で夜道を歩きながら「ありがとう、助かった」と伝えると、「連絡くれてよかった。ガマンしなくていいからね」と優しく言ってくれました。その言葉が胸に染みて、思わず涙がこぼれそうになりました。

あの日のことがあってから、困ったときは一人で抱え込まず、ちゃんと頼っていいんだと思えるようになりました。そして、いざというとき守ってくれる人がそばにいることの心強さを、改めて感じています。

しつこい人に絡まれたときは、無理に一人で対処しようとしなくていい。誰かを頼ることは弱さじゃない。あの経験が教えてくれた大切なことを胸に、私はこれからも自分を大事にしながら歩んでいきたいと思っています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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