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突然の便意!そんなとき、肛門では何が起こっている!? 日常の身近な「あるある」を科学で解明するギャグ漫画が面白い!【漫画家インタビュー】

  • 2025.12.25

緊張している時や授業中や電車の中、会議中におなかが突然痛くなりトイレに行きたくなることは誰でもある。「なんでこんな時に」と悲壮な気分になりながら、必死におしりに力を入れる。そんな時、肛門はどうなっているのだろうか。

本記事の前半は、身近だけど意外と知られていない肛門の構造にスポットライトを当て、後半は、日常の「あるある」現象にスポットを当てながら科学的に解明していくギャグ漫画『科学でカンペキ! メだもん 学校生活の不思議をつきとめろ!』の漫画家へのインタビューを掲載する。

肛門ってどうなってるの?

大便を我慢している時、肛門は大便を必死にせき止めている。

驚くべきはその機能性だ。実は、肛門には内側の筋肉と外側の筋肉があって腸内にある便を二重にせき止めることができるようになっている。さらに内側の筋肉は無意識に閉じられ外側の筋肉は自分の意思で閉じることができるようになっており、さらに肛門を通るのが空気(おなら)なのか固形(うんこ)なのかを判断できる高度なセンサーが備わっている。

ちなみに脳と腸はお互い影響し合っているため、緊張したりストレスを感じると急な腹痛に襲われやすい。

(C)KADOKAWA CORPORATION
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科学をギャグ漫画で楽しく学ぶ!ダイナミック太郎さんにインタビュー

『科学でカンペキ!メだもん 学校生活の不思議をつきとめろ!』では、今回ピックアップした肛門の驚くべき機能以外にも、静電気が起こるしくみや消しゴムで文字が消える秘密など身近な疑問がギャグ漫画でおもしろおかしく解明されている。そんな学習漫画の作者に本作への思いを聞いてみた。

――この作品を描くうえで、最初に「これは描きたい」と思った要素は何でしたか?

自分がギャグを描く時にいつも意識していることですがまずはキャラクター同士の楽しくにぎやかなやりとりを入れるよう意識してるつもりです。

――この作品を通じて、読者に伝えたい“感情”や“メッセージ”はありますか?

僕自身、これまで「知る」=「勉強」=「しんどい」という意識にかなりとらわれていたので、「知る」=「楽しい」になるきっかけになってもらえるとうれしいです。

――主人公や登場キャラクターの設定において、執筆前から決めていたこと・執筆中に変わったことはありますか?

1話完結で、「知恵の実」というキャラが学習要素をテンポよく解説をすることで楽しみながら自然と知識を身につけられるような構成をフォーマット化して進めることは事前に決めていたのですが、7話くらいでノリにマンネリ感を感じたので「知恵の実」自身を不安定な状態にすることで、マンネリ感を解消しつつ続きが読みたくなるようなストーリーになったのではないかと思います。

――描かれた中で、「このシーン(または台詞)は特に印象深い」と思う箇所があれば教えてください。

「知る」=「楽しい」を、最終話でメッセージとして描きました。なんとか着地できたのではないかなーと思います。

――本作に込めた、“挑戦”や“実験”があれば教えてください。

毎話、小学生の学校生活での「あるある」を盛り込みつつ、ギャグを成立させてさらに全体としてはストーリーとして軸がある構成にできたらいいなぁと考えていたため、今回のお話を作ること自体が「挑戦」であり「実験」だったと思います。やれるだけはやりました!本当にいい経験でした!

あとはそれがポジティブな結果につながればいいなぁと…

――最後に、本作品をどんな人に読んでほしいですか?

どんな方でもウエルカムですが、大人でも意外と知らないことが盛りだくさんの内容になっているので、お子さまだけではなく親子で楽しんでいただけるとうれしいです!

(C)KADOKAWA CORPORATION
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取材協力:ダイナミック太郎

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