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「NHKが本気出したら無双」「真骨頂だな」放送から17年 “至高の完成度”に騒然…「観て損はない」称賛止まない名ドラマ

  • 2026.2.6

ドラマや映画の中には、観る者を驚嘆させるほど緻密に作り込まれた作品があります。今回はそんな中から名作ドラマを5本セレクトしました。

本記事ではその第3弾として、ドラマ『外事警察』(NHK)をご紹介します。表舞台には決して姿を見せない秘匿部隊・外事4課の活躍を描いた警察ドラマです!

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

土曜ドラマ『外事警察』 あらすじ

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展覧会「モネ 睡蓮のとき」の記者発表会に出席した石田ゆり子(C)SANKEI
  •  作品名(放送局):土曜ドラマ外事警察』(NHK
  •  放送期間:2009年11月14日~2009年12月19日
  •  出演:渡部篤郎(住本健司役) ほか

ある日、警視庁公安部外事4課にCIAから“フィッシュ”と呼ばれる国際テロリストが日本に潜伏しているという極秘情報がもたらされます。住本健司(渡部篤郎)は、所轄から来た松沢陽菜(尾野真千子)らと共に、怪しい外交官の尾行を開始します。外事警察は、テロリストに近い人物に協力者(スパイ)を仕立て上げ、情報収集を行います。例えば、爆発物検知器会社の社長がテロ組織と通じる外交官に目をつけられた際には、その弱みにつけ込み、情報提供をさせるという冷酷な捜査手法が描かれます。時には松沢陽菜のような刑事が、その捜査方法に違和感を抱くこともあります。元所轄の松沢陽菜は、やがて知人の下村愛子(石田ゆり子)を協力者に仕立て、テロリストにつながる人物に探りを入れさせます。

誰が味方で誰が敵かも分からない、疑心暗鬼の念が拭いきれない状況。その中で協力者(スパイ)との探り合い、テロリストとの壮絶な情報戦の果てに、彼らを待ち受ける危険な罠とは――。

観る者を惹きつける作品力※ネタバレ注意

国際テロを阻止するためならどんな手段でも使い、民間人の弱みにつけ込みスパイとして利用することも厭いません。住本の常軌を逸脱したやり方は視聴者に強いインパクトを与え、衝撃が走ったほど…。敵味方の区別が曖昧な危うい状況の中、息詰まるようなサスペンスが展開されます。

協力者(スパイ)を巡る人間関係では、連続して裏切りや騙し合いなどがあり、登場人物たちの葛藤や愛憎が深く描かれています。とくに下村愛子など、民間人が捜査に巻き込まれていく過程は、より人間的な感情が浮き彫りになり、見ごたえがあります。本作は“スパイ天国”とも言われる日本において、普段表舞台に立つことのない警視庁公安部外事4課の“ウラ”の活動にスポットを当てている点が特徴です。膨大な取材に基づいた緻密なストーリーは、これまでの常識を覆すほどのリアリティがあり、史上最高の警察ドラマと高く評価され、観る者を惹きつけます。

名女優の快演

元々は落ち着いた雰囲気の理容師・下村愛子がいざという時に感情が爆発し、今までの愛子とは違うギャップをみせるのですが、そんな役柄を好演しているのが石田ゆり子さん。そんな彼女に合わせ衣装の七変化も用意されています。普段の石田ゆり子さんはおっとり癒し系の役柄が多い印象ですが、本作で180度違う新たな魅力が見られます。

NHKだからこその完成度

SNSの反応では「さすがNHKクオリティ…」「真骨頂だな」「NHKが本気出したら無双」「話題になるだけある」「観て損はない」「圧倒された」「骨太すぎる」など、あまりの完成度の高さに驚く声や高く評価する声が上がり、今なお称賛の声が見受けられます。

全てに圧倒される『外事警察』。社会派エンターテインメントドラマとして、観る者を引き付けて語り継がれていく作品のひとつと言えるでしょう。


※執筆時点の情報です