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NHKから“ファン待望のお知らせ”→「期待しかない」「本当に本当にありがとう」SNSで熱狂巻き起こる【注目ドラマ】

  • 2026.2.5

ドラマや映画の中には、放送前から大きな注目を集める作品があります。今回は、そんな中から"2026年注目のNHK作品"を5本セレクトしました。本記事ではその第5弾として、虎に翼スピンオフ 『山田轟法律事務所』(NHK総合)をご紹介します。連続テレビ小説『虎に翼』で“もうひとりの主人公”と称された山田よね。その知られざる空白の時間とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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サントリー「クラフトボス 世界のTEA」 新商品&新CM発表会に登壇した伊藤沙莉さん(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):虎に翼スピンオフ 『山田轟法律事務所』(NHK総合)
  • 放送:2026年3月20日(金・祝)21:30より 放送予定
  • 出演:土居志央梨(山田よね 役)ほか

颯爽とした男装の女性・山田よね(土居志央梨)。女性の社会進出に熱い信念を持つ彼女は、同級生の中でも人一倍やる気がありながら誰とも群れたがらず、のんきに見える寅子(伊藤沙莉)たちに強く当たる学生時代を過ごしました。

戦後、よねは同窓の轟(戸塚純貴)とともに、かつての職場であり空き店舗となっていた上野のカフェー・燈台に共同の法律事務所を立ち上げ、戦災孤児の支援にも力を注ぐことになります。実は、その設立には知られざるエピソードがありました――。

本作は、連続テレビ小説『虎に翼』では描かれなかった、よねと轟のバックストーリーをふんだんに盛り込み、弁護士の視点から『虎に翼』の世界を描きます。

朝ドラ『虎に翼』――“もうひとりの主人公”

2024年に放送され、大きな話題を呼んだ連続テレビ小説『虎に翼』。第62回ギャラクシー賞 テレビ部門大賞や第33回橋田賞など、数々の権威ある賞を総なめにした本作は、単なる朝ドラの枠を超え、現代社会が抱えるジェンダーや平等の問題に深く切り込む傑作として大きな反響を呼びました。

放送終了後も根強いファンに愛され続ける中、制作が決定したのが今回のスピンオフドラマ『山田轟法律事務所』です。本編と同じく吉田恵里香さんが脚本を手がけ、主人公・寅子(伊藤沙莉)の盟友であり、視聴者から絶大な支持を集めた山田よねを主役に据えたこの作品。発表と同時に“スピンオフ”という枠を超えた注目を集めています。

本作は、単発ドラマとしては異例の“72分”という長尺で制作され、山田よねと轟太一の二人が共有した“空白の時間”を濃密に描き出します。

主題歌は米津玄師さんの『さよーならまたいつか!』、語りは尾野真千子さんが続投し、もちろん、寅子役の伊藤沙莉さんも出演。ファンが見たかった“あの世界”が、より鮮明な解像度で蘇ります。

よねと轟の“バックストーリー”

本作の最大の見どころは、本編の通奏低音でもあった“日本国憲法第十四条”を、山田よねというフィルターを通して描き直す点にあります。

男装の女性弁護士として、社会の偏見や不条理と真っ向から戦い続けたよね。「誰とも群れない」と周囲を遠ざけていた学生時代から、轟というかけがえのない“相棒”を得て、信念の弁護士へと成長していきました。今回のスピンオフでは、そんな彼女が轟と共にどのようにしてあの場所(事務所)を作り上げたのか、そのバックストーリーが明かされます。

制作陣によると、この物語は単なる後日談ではありません。脚本の吉田恵里香さんが「よねと轟が醸し出す空気感が、私はとても好きです」と語る通り、二人の関係性の深淵に触れる内容となっています。

戦災孤児や社会的弱者に寄り添い続けた彼らが、自分たちの“居場所”となる事務所の壁に、万感の思いを込めて手書きした“法の下の平等(憲法第十四条)”。それは、理不尽な現実と戦う彼らにとっての魂のモットーでもありました。そこには、本編では語り尽くせなかった葛藤や、涙なしには見られないエピソードが隠されているはずです。

よねの視点から見る『虎に翼』の世界は、私たちにまた新しい「はて?」と希望を届けてくれることでしょう。

制作陣が惚れ込んだ実力派女優

本作で主演をつとめる土居志央梨さんは、京都造形芸術大学在学中に林海象監督の映画『彌勒 MIROKU』(2013年)でデビューを果たした実力派女優です。映画『リバーズ・エッジ』や『二人ノ世界』など、数々の映画や舞台でキャリアを重ねてきました。

特にNHK作品との縁は深く、大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)やドラマ『太陽の子』(2020年)、夜ドラ『バニラな毎日』(2025年)などに出演。

中でも重要な転機となったのが、2020年の連続テレビ小説『おちょやん』です。同作で芝居茶屋の「お茶子」富士子役を好演した土居さん。チーフ演出・梛川善郎さんからその演技の素晴らしさを聞いていた制作統括の尾崎裕和さんが、「よね役は土居さんにぴったりだ」と提案し、抜擢に至りました。

土居さんは『虎に翼』本編の撮影開始にあたり、それまでのトレードマークだったロングヘアをバッサリと切り、撮影期間中は私服でもスカートを履かないなど、徹底した役作りで“山田よね”を創り上げたといいます。さらに「普段より2トーン低い、意思の宿った声」で挑んだ結果、「もうひとりの主人公」と評されるほどの圧倒的な支持を得ます。

今回のスピンオフ撮影では、そうして創り上げたキャラクターへの愛がさらに深まっているといいます。名古屋市市政資料館にて行われた取材会にて、土居志央梨さんは以下のように語っています。

名古屋市市政資料館では『虎に翼』の女学生時代を撮影していたので、昔の学生時代を思い出すような感覚で、久しぶりに来た場所というよりかは、学生時代を過ごした場所に戻ってきた感覚で、とてもほっこりとした気持ちです。 昨日ラストシーンを撮影したのですが、とても素敵な演出があって、演じながら泣きそうになりました。
出典:『名古屋市市政資料館にて行われた取材会』2025年10月27日開催

彼女が全身全霊で生きた“山田よね”の集大成が、この作品に刻まれています。

「楽しみすぎて待ちきれない」広がる期待の声

制作決定の報が流れるやいなや、SNSには待望していたファンの喜びのコメントが溢れました。

さらに、放送日が3月20日(金・祝)に決定し「胸がいっぱい」「最強コンビの復活!」楽しみすぎて待ちきれない」「絶対に見る!」「期待しかない」「本当に本当にありがとう」といった期待の声は、2026年3月の放送に向けて、今も高まっています。

恋愛感情とは異なる、強固な信頼関係で結ばれた“相棒”としての二人に救われた視聴者は数知れません。

2026年春、私たちは再びあの事務所の扉を開くことになります。そこには、変わらぬ眼差しで社会を見つめるよねと、暑苦しくも温かい轟が待っているはずです。


※記事は執筆時点の情報です