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「マジか!」「期待できる」NHKから“うれしいお知らせ”に歓喜の声…放送前から期待高まる【注目ドラマ】

  • 2026.2.4

ドラマや映画の中には、放送前から大きな注目を集める作品があります。今回は、そんな中から"2026年注目のNHK作品"を5本セレクトしました。本記事ではその第4弾として、ドラマ『有罪、とAIは告げた』(NHK BSプレミアム4K / NHK BS)をご紹介します。AIは本当に人の人生を裁けるのか。効率と合理性が求められる司法の現場で、人間が担うべき役割とは何か――最新テクノロジーが突きつける問いに、真正面から向き合う社会派ミステリードラマです。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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カルティエ銀座4丁目ブティックイベント 芳根京子(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ 『有罪、とAIは告げた』(NHK BSプレミアム4K / NHK BS)
  • 放送日:2026年春を予定
  • 出演:芳根京子(高遠寺円 役)ほか

新人裁判官・高遠寺円(芳根京子)は、日々の裁判業務に追われる中、裁判所に試験導入されたAI“法神”の検証を任されます。過去の裁判データから一瞬で導き出された判決は、人間の裁判官と同じ内容でしたが、円はその存在に強い違和感を覚えます。

やがて円は、退官間近の裁判官・檜葉と共に、18歳の少年が父親を刺殺した事件を担当。“法神”が示した判決は“死刑”でした。AIに可能性を見出す檜葉と、警戒を強める円。裁判員も巻き込みながら、真実を見極めることの難しさが浮き彫りになっていきます。

真実を裁くのはAIか、人間か、それとも…。急速に社会へ浸透するAIと、それを使う人間の在り方を問いかける社会派ドラマです。

中山七里×NHKが挑む――AI司法を描く問題作

本作は、「どんでん返しの帝王」として名高い人気ミステリー作家・中山七里さんの同名小説を原作とした作品です。2026年春放送予定の1話完結ドラマで、法廷劇にとどまらず、テクノロジーと人間の尊厳というテーマに踏み込んだ社会派ドラマとなっています。

演出はドキュメンタリードラマ『玉音放送を作った男たち』の佐藤善木さん、脚本を手がけるのは、映画『ファーストラヴ』や『最高の人生の見つけ方』などのヒット作で知られる浅野妙子さんです。心理描写に定評のある浅野さんが、AI時代における“正義”をどう描き出すのか、注目が集まります。

主演をつとめるのは、今や日本を代表する実力派女優の一人となった芳根京子さんです。芳根さんが演じる高遠寺円は、著名な女性裁判官だった祖母に育てられ、その生き方を尊敬しながらも重圧を感じているという繊細な役どころ。

効率性を追求するAIが弾き出した“死刑判決”に対し、芳根さんが人間として、そして裁判官としてどう向き合うのか、その渾身の演技に期待が高まります。

AIが下した「死刑」――“合理的すぎる正義”が突きつける最適解

本作の最大の見どころは、データに基づいて“正義”をシミュレートするAIと、感情や背景を汲み取ろうとする人間との対立です。AI“法神”が提示する判決文は、人間の裁判官が苦心して書き上げたものと遜色ない完成度を誇ります。膨大な証拠の精査や判例の抽出に追われる司法現場においては、非常にありがたい存在です。

しかし、その“正しさ”が常に人を救うとは限りません。物語の緊張感を一気に高めるのが、18歳の少年の事件に対してAIが導き出した“死刑判決”です。効率性を重んじ、AIの能力に可能性を見出す退官間近の檜葉と、人の命を預かる重みを守ろうとする新世代の円。

この価値観の衝突は裁判員をも巻き込み、物語は一気に緊張感を増していきます。視聴者もまた、「真実を見極めるのはAIか、人間か、それとも……」という問いに向き合うことになります。

浅野妙子さんの脚本と佐藤善木さんの演出によって紡がれる物語は、単なるSF的な未来予想図ではありません。私たちがすでに直面している“効率”と“倫理”の選択を、法廷という極限の場で具現化した社会派エンターテインメントといえるでしょう。

朝ドラヒロインから法廷へ――芳根京子の現在地

主演の芳根京子さんは、2013年のデビュー以来、清廉な佇まいと確かな演技力でキャリアを重ねてきた実力派です。2014年の『花子とアン』で、蓮子の娘・富士子役として朝ドラデビューを果たしました。

その名を不動のものにしたのは、2016年度後期の連続テレビ小説『べっぴんさん』です。2261人という狭き門を突破し、ヒロイン・坂東すみれ役に抜擢。戦後の焼け跡から子供服作りに情熱を注ぐ女性の生涯を、ひたむきかつ芯の強さを感じさせる演技で完走しました。

その後も、映画『累―かさね―』や『散り椿』での演技が高く評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ『真犯人フラグ』や『オールドルーキー』など、話題作への出演が絶えません。

そんな芳根さんが、主演ドラマ『半径5メートル』(2021年)以来、約5年ぶりのNHK主演作として選んだのが、この新人裁判官という難役です。

祖母への尊敬と自らの信念の間で葛藤し、AIという未知の存在と対峙する高遠寺円。この「答えのない問い」に挑むヒロインは、透明感あふれる佇まいの中に、揺るぎない芯の強さを秘めた芳根さんのハマリ役になることでしょう。

「期待できる」――放送前から寄せられる声

今回の制作発表を受け、SNSやネット上では早くも大きな反響を呼んでいます。「期待できる」という声に加え、「マジか!」「面白そう!」「ワクワクする」「2026年春が楽しみ」といったコメントも。

AIという身近になりつつあるテーマを、NHKらしい重厚な社会派ドラマとして描き出す本作。公式コメントで「脚本を読み進めるほどに、この物語が投げかける深い問いに強く惹かれました」と意気込みを語る芳根京子さんが、テクノロジーの波に飲まれそうな現代社会にどんな「真実」を示してくれるのか――。2026年春の放送が、今から楽しみです!


※記事は執筆時点の情報です