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事務所のゴリ押し、SNSでの誹謗中傷…若手女優の命を奪った芸能事務所の”判断ミス”『スキャンダルイブ』最終話

  • 2025.12.25
【写真・画像】事務所のゴリ押し、SNSでの誹謗中傷…若手女優の命を奪った芸能事務所の”判断ミス”『スキャンダルイブ』最終話 1枚目
ABEMA TIMES

柴咲コウ演じる井岡咲の独立理由が判明。柴咲主演のABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』が、ついに最終回を迎えた。そこで語られたのは、一人の少女の命を簡単に破壊し、隠蔽する芸能界の闇だった。

【映像】事務所のゴリ押し、SNSでの誹謗中傷…若手女優が追い詰められるまで

華々しい芸能界の、表には決して出ないリアルな裏側をテーマにした『スキャンダルイブ』。不可解なスキャンダルに揺れる新興芸能事務所VS週刊誌の熾烈な攻防を赤裸々に描く。

井岡咲(柴咲)が大手芸能事務所KODAMAプロダクションを独立した理由。それは一人の夢見る少女の死だった。

【写真・画像】事務所のゴリ押し、SNSでの誹謗中傷…若手女優の命を奪った芸能事務所の”判断ミス”『スキャンダルイブ』最終話 2枚目
ABEMA TIMES

父親が一代で築いたKODAMAプロをさらに発展させようと、娘の児玉社長(鈴木保奈美)が開催したのは新人発掘オーディション。当時KODAMAプロでマネージャーを務めていた咲は、そのオーディションでグランプリを受賞した若手女優・原由梨のマネジメントを担当する事に。

由梨をブレイクさせたい児玉社長は、事務所の力を使ってJBSテレビの4月期水曜9時枠ドラマの主演に抜擢。あまりにも早急すぎる大役に不安を抱える由梨だったが、有無を言わせぬ児玉社長の猛プッシュを受け入れざるを得なかった。そんな由梨の身を案じた咲は児玉社長に時期尚早と反論するも、一喝されて由梨の担当から外されてしまう。

だが咲の懸念は的中。由梨が主演したドラマは大滑り&酷評、週刊誌で面白おかしく書き立てられてしまう。そして業界内外からのバッシングに晒された由梨は、精神的に追い詰められて自殺。しかし責任を負うべきはずの児玉社長は保身に走り、KODAMAプロ御用記者を使って、「女優・原由梨の自殺原因は実父との金銭トラブル」であるとするスキャンダル記事を書かせるのだった。

自らの判断ミスを認めず、体面のために真実を捻じ曲げ葬り去る。個人の人生、命をも簡単に破壊する芸能界の闇。この悲劇を引き金に咲はKODAMAプロを去ったわけだが、その後も悪しき慣習は継続され、その刃は咲たちに向けられた。そして炙り出された大物俳優の性加害事件。芸能界に希望の光は差すのか?

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