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中受界のスター識者が次々に登壇!『with class中学受験Fes2025』イベントレポート

  • 2025.12.25
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本格的な冬の寒さが到来した12月の第1土曜日、with classがはじめての中学受験イベントを開催しました! こちらは、予約開始後すぐに話題となりAmazonランキング9冠を達成したMOOK本『中学受験準備大全 知識ゼロから「中受」のすべてが1冊でわかる!』発売記念のイベント。本書にご登場いただいた信頼の厚い中学受験界のスター識者たちが1日限りで集結するとあって、中学受験をしようか迷っていたり、お子さんの中学受験をより良いものにしたいと考える約400名の読者のみなさまにご来場いただきました。

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イベントは全6講演から構成され、好きなテーマのものを選べる形式に。「中学受験」と限定したテーマでありながらも、受験の基礎知識、時間とお金の使い方、受験における夫婦関係、中学受験と小学校受験の違いなど、各家庭のニーズに細かく、多角的に知ることができる1日に。講演の合間に、MOOK内で紹介したドリルや図鑑、知育グッズなどを実際に手に取ることができるコーナーもご用意しました。会場によっては子連れ参加者が多かったり、夫婦揃って参加していたり……、中学受験界のトップ有識者それぞれの個性が光る講演の様子をちらっとご報告します。

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1コマ目【東大卒スーパー家庭教師「軍師」の中学受験戦略。限られた時間とお金の使い方……それが戦略だ!】

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土曜朝、講演の一番手として、静まり返った会場に甲冑姿で登場したのはプロ家庭教師の長谷川智也先生!「教育界には悪魔がいる」という切り出しで一気に会場の雰囲気はヒートアップ。YouTubeやブログには残しづらい学校や塾などの固有名詞が次々と登場し、オフレコイベントならではの中学受験事情トークに皆さん熱心に耳を傾けていました。

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プロ家庭教師として20年以上受験業界をみてきただけでなく、最近は受験や進路に悩む方へ単発のコンサル指導も行っていることもあり、中学受験生を持つ親御さんにとって先生は良きアドバイザーであり、精神的支柱ともなっている様子。講演後、先生の新刊『中学受験で後悔したこと 失敗しない「頭・時間・お金」の使い方』にサインをもらおうと行列ができていました!

2コマ目【子どもの才能を伸ばす家庭には理由がある! “夫婦ワンチーム度”を高める実践ワークショップ】

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with class mamaディレクターであり、『人生が圧倒的にラクになる!夫婦ONE TEAM思考』の著者でもあるじママさんはこの日なんと2回講演! 家庭、仕事、子育て、お金に関して好転するという「夫婦ONE TEAM思考」。ハードな中学受験において、子どもだけが頑張るのではなく家族が一丸となることが中学受験成功の秘訣と言われています。講演の後半では、参加者全員ワークシートに取り組んで、自分や自分の家庭について改めて見直しました。「普段、お母さんがペンを持って自分を振り返って、言葉にして書き出す時間ってなかなかないですよね。だからぜひ、今日の機会を活かして考えてみましょう」と、じママさん。6歳の男の子を持つじママさんの経験談にはじまり、参加者のエピソードも聞きながら、会場全体で共感し、一緒に悩み、解決していくアットホームな雰囲気の1時間となりました。午後に開催された第2回目は、じママさん主催のオンラインサロンメンバー限定。サロンメンバーは育休中だったり未就学児を持つママが中心で、普段からサロン内で交流をしている方々も多く、講演後半のQ&Aの時間にはじママさんへの質問や相談が相次ぎました。講演中にワークシートに記入したことで「今からすぐに取り組むべき自分の課題が見つかりました!」と前向きな笑顔で帰路につく参加者が多かったです。

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3コマ目【中学受験で必要なのは『学力』! 幼少期の賢さを"学力"にシフトするために親ができることは?】

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熱心にメモを取るママたちの姿が圧倒的に多く見られたのが、4人のお子さんを全員東大理三へ進学させた佐藤ママの講演。「幼少期からの教育」「東大」といったパワーワードと、エネルギッシュな佐藤ママの語り口に会場全体が引き込まれつつ、お子さんへの声かけを再現して笑いが起きたり、「SNSなんて子どもの生き血を吸ってるわよ」と言って参加者をどよめかせたりと、明るく優しい佐藤ママの人柄が徐々に会場全体を和やかムードに。最後、「子育てできる18年間は、意外と短いわよ」と締めくくるママの言葉に、会場全体がじーーーんと心を揺さぶられていました。

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4コマ目【過去問を実例にプロ講師が本音トーク!小学校受験と中学受験、どう違う?どちらがいい?】

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今回のイベント全体は『中学受験』がテーマでしたが、最近は中学受験に向けて小学校受験をする家庭もあるなど、受験の選択肢は増え、保護者の悩みは増えるばかり……。そんな情報過多の現代に子育てをする保護者の不安を、優しく、明るく紐解いてくださったのが中学受験塾スタジオキャンパスの矢野耕平先生と、小学校受験専門コノユメSCHOOLの大原英子先生。小学校受験と中学校受験、そして大学入試にまでおよぶ最近の傾向、メリット・デメリットについて徹底的に比較してくださいました。

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近年出題された過去問を実例に、お話しくださった大原先生。このあと矢野先生からは幼少期における学びのポイントや小学校受験との共通点、中学受験の算数の難しさなどを教えていただき、全体を通して学びの楽しさや大切さを感じられる講義となりました。

育脳まくら、中高生や大人向けの「アドバンス」が新発売!

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「こんなものが欲しい!」とwith classのママ編集部員のリアルな声から誕生した大好評の育脳まくらを編集長自らが抱えて登場し、「なぜ作りたいと思ったのか」「製作秘話」「お買い得なポイント」を熱弁。理学療法士の小野晴康先生監修で子ども向けに開発した商品でしたが、この秋、従来のまくらを気に入ってくれた小学生が成長しても買い換えることができる中高生や大人向けの育脳まくらアドバンスが登場!イベントの休憩室には「すぐ眠れちゃう!」と話題の育脳まくらを実際に体験できるスペースもご用意しました。

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来場者のなかには、お子さんの姿もちらほら。MOOK『中学受験大全』内の「with class知育アワード2026」企画で、有識者や中学受験経験者が推薦してくださった図鑑や歴史漫画、ボードゲームに興味津々の様子でした。

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5コマ目【中受のプロが教える!塾選び・自宅学習・親の関わり…中学受験で押さえておきたい基本のキ!】

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次に登壇いただいたのは、写真左から、学習塾「伸学会」代表の菊池洋匡先生、受験指導専門家の西村創先生、そして個別指導塾「Growy」代表のユウシン先生の受験専門家トリオ。それぞれが人気YouTubeチャンネルを持って受験情報を発信してきたこともあり、テンポ良く「入塾前にやっておくべきこと」「中学受験で押さえておくこと」「塾選びのポイント」「志望校選びのポイント」「AI時代に求められる力とは」という5つのトピックについて語り合っていただきました。御三方はプライベートでも仲が良いというだけあって、合間には「個人的に好きな学校名を言ってみよう!」なんていう無茶ぶりも。終始笑いが絶えない講演となりましたが、識者として信頼の厚い3名に対し、受験を目前に控えた小学6年生のお子さんを持つお父さんから質問があがったりと実りの多い1時間に。

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「自分は勉強を楽しくやってきたし、子どもにもそうあって欲しい」という菊池先生の願いと、25年以上塾講師として活躍してきた西村先生の実体験を、YouTubeでもホンネを語るユウシン先生がまとめる。中学受験全体を俯瞰できる内容に。

6コマ目【塾無しで開成合格!→現役医学生ぎん太の生トーク!とことん子ども目線!やる気を引き出す親の伴走術】

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塾無しで開成に合格した秘訣を漫画にし、with classで連載を持つぎん太さんはサンタ帽におもちゃの瓶底メガネをかけて登場! 現役医学生となり、さらに忙しくしているぎん太くんに直接会えるイベントはほとんどないので、親子で参加する家庭がいちばん多かった講座です。

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子どもの中学受験に伴走する親の取り組みについて、お母さんに事前に聞いてきてくれた保護者目線と、自身の子ども目線両方から語ってくれました。また、MOOK『中学受験準備大全』には中学受験の仕組みを子ども向けの漫画として寄稿してくれたぎん太さんへ、子どもたちからの質問が殺到!「1日どれくらい勉強していたのですか?」「受験したい、通いたいと思う学校はどうやって見つけましたか?」といったものから「朝ごはんは何を食べていますか」「特につまらなかった学校の授業は?」なんていう質問まで、ひとつひとつ丁寧に答えてくれる真摯なぎん太さんの姿に会場中のママやスタッフまでもがますます虜になりました。

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また次回もお楽しみに♪

普段は著作やYouTube動画で一方的に話を聞くだけだった識者の面々が一同に会す、豪華な1日となりました。中学受験は年々難化・長期化していると言われ、好成績をおさめる子どもの家庭でさえも悩みを抱えるものです。本来は子どもの未来のための選択のはずが孤独で辛いだけの経験にならないように、子どもたちの人生がより良いものになるきっかけを今後もwith classでは、MOOK本やこういったイベントによって発信していきます。ご登壇いただいた先生方、ご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました!

Amazonランキング9冠達成!

撮影/神谷美寛取材・文/小和野薫子

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