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「この資料、まとめといて」何かと仕事を押し付ける同期の彼氏→彼の言うことに逆らった結果w

  • 2025.12.24
ハウコレ

同じ部署で働く同期と付き合うことになった私。最初は心強いと思っていたのですが、いつの間にか彼からの「お願い」が当たり前になり、気づけば彼の仕事まで抱え込む日々になっていました。

それでも彼氏だから……と我慢し続けた私が、ついに「NO」を突きつけたとき、思いがけない結末が待っていました。

彼氏という名の「上司」

同期の彼とは、同じプロジェクトで一緒に頑張った縁で、自然と距離が縮まり、付き合うことになりました。優しくて頼りになる——そう思っていた彼でしたが、交際が始まると少しずつ様子が変わっていったのです。

「この資料、まとめといてくれる?」「俺、午後から外出だからさ」。最初は軽いお願いだと思っていました。でも、それが毎日のように続くようになり、気づけば彼の仕事が私の業務に組み込まれていたのです。

断ろうとしても「俺たち付き合ってるんだから、助け合うのは当然でしょ」と言われ、何も言い返せなくなっていました。

エスカレートする「お願い」

彼の頼みごとは、日を追うごとに図々しくなっていきました。データ入力、議事録作成、時には彼が担当するプレゼン資料まで。私が残業して仕上げた資料を、翌日の会議で涼しい顔で発表する彼。上司からの「よくまとまってるな」という褒め言葉に、彼は得意げに「ありがとうございます」と答えていました。

その横で、私は複雑な気持ちを抱えながら黙っているしかありませんでした。「これって、おかしくない……?」。そんな疑問が胸の中で少しずつ大きくなっていることに、私はようやく気づき始めていたのです。

「ごめん、無理…」初めての反抗

ある木曜日の夕方、彼が分厚い資料を持ってやってきました。「これ、明日の朝イチで部長に出す資料なんだけど、まとめといて。俺、このあと飲み会あるから」。見ると、来週の重要な会議に使う企画書の原案。しかも期限は明日の朝。

その瞬間、私の中で何かがプツンと切れました。「……ごめん、それは自分でやって」。自分でも驚くほど冷静な声が出ていました。彼は目を丸くして「は? なんで? いつもやってくれてたじゃん」と不満そうな顔。

でも私は静かに首を横に振りました。「私も自分の仕事で手一杯だから」。彼は舌打ちをして、資料を乱暴につかむと自分の席に戻っていきました。

そして...

翌朝、出社すると部長の怒鳴り声がフロアに響いていました。「昨日頼んだ資料はどうなってるんだ!」。見ると、彼が青い顔で立ち尽くしています。どうやら飲み会に行ったまま資料を放置し、期限に間に合わなかったようでした。

「いつも彼女に手伝ってもらってたらしいな」。同僚の誰かがこっそり教えたのか、部長の追及は続きます。「自分の仕事くらい自分でやれ!」。その言葉に、彼はうつむくしかありませんでした。

私はその様子を横目に、淡々と自分の業務をこなしていました。不思議と胸がスッとして、肩の荷が下りたような気分。数日後、彼とは自然と距離ができ、やがて別れることに。今は自分の仕事に集中しながら、穏やかな毎日を送っています。あのとき「NO」と言えた自分を、心から褒めてあげたいと思っています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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