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日本の「たまごサンド」がアメリカに上陸!SNS上の反応は…?

  • 2025.12.24
kaorinne / Getty Images

すべての旅行者が賛同する食のトレンドが何かひとつあるとすれば、それはおそらく、“世界一”とする人たちもいる日本の「たまごサンド」だろう。日本を訪れたことがある外国人のなかには、「そのクリーミーさと酸味、ふわふわ感の素晴らしさを保証できる。帰国してからというもの、ずっとあのアイコニックなサンドイッチをまた食べることを夢に見ている」という人もいる。

――そして、アメリカではそうした人たちの夢が、ついにかなうことになった。セブン‐イレブンは12月初め、国際的にファンが多いこの日本風のエッグサラダ・サンドイッチの販売を、アメリカ国内で開始すると発表した。

セブン‐イレブンのアメリカ法人の一社、7-Eleven, Inc.の生鮮食品担当シニア・バイスプレジデント、ブランドン・ブラウン氏は声明で、次のように述べている。

「エッグサラダ・サンドイッチは、日本全国のセブン‐イレブンで長年人気商品として販売されてきたものです。人気のこのフレーバーにインスピレーションを得たサンドイッチを、アメリカ国内の顧客に提供できることを非常に嬉しく思っています」

さらにこのサンドイッチは、柔らかく、ふわふわの牛乳食パンと、コクとうま味で知られる卵黄のみを使ったキユーピーマヨネーズで和えた卵サラダを使用。日本の「たまごサンド」と同じクリーミーさと、味と食感が特徴であり、「心の安らぎをもたらすコンフォートフードであると同時に、アイコニックなメニュー」だと説明している。

すでに、アメリカ国内の一部の7-Elevenと、傘下のコンビニエンスチェーン「Stripes(ストライプス)」と「Speedway(スピードウェイ)」で販売を開始しているという。

7-ElevenのSNSに投稿されたコメントを見る限り、アメリカの消費者はこのサンドイッチを「早く食べてみたくて仕方がない」様子。

「Got me all eggcited(卵で大興奮)」「eggactly(正しくは「exactly」)what I needed(まさに私が求めていたもの)」などのコメントが数多く寄せられている。

だが、アメリカで販売される「たまごサンド」には、日本で販売されている“オリジナル”とは明らかに違う点があることを、指摘しておかなければならない(すでに多くの人が、この点について声を上げている)。

それは、サンドイッチのパンに「耳がついている」こと。そのほかにも、純粋な「たまごサンド」を求める人たちにとっては見逃せない、わずかな違いがあるという。

「パンが厚い。だから、日本のものとは比率が違う」

「耳もついていてはならない。それに、卵サラダはもっと甘味があって、もっとクリーミーでなくては」

「サンドイッチ(あるいはマーケティングの仕方)を変える必要がある」

つまり、この「たまごサンド」は日本で販売されているものの完全な“レプリカ”であるとはいえない。ただ、「いつか“オリジナル”を食べるために、日本に行こうと思ってもらうためには十分」、と言うことはできるかもしれない。

From Good Housekeeping US

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