【年末大掃除】ストックの山をリセット！「買いすぎを防ぐ」プロの片付け＆管理術

多くの人が抱える“片付けの悩み”にスポットを当て、プロの視点で解決のヒントを伝授します。今回はおすすめの「ストック品・備蓄品の管理方法」をご紹介。家中スッキリさせて清々しい新年を迎えましょう。

Q ストック品・備蓄品の買いすぎを防ぎ上手に管理する方法を教えて

• 整理収納コンサルタント 須藤昌子さん
  家に置く量を決めておきましょう。残りを把握しやすい工夫もできると◎

持つ量を決めておかないと買いすぎてしまう セールなどを見かけてつい買いすぎてしまう人も多いかもしれません。お値段的にはお得でも、日々の暮らしを圧迫してしまうようなら、そのぶん損をしているとも考えられます。買いすぎて消費期限を切らしてしまうようなら明らかな損ですね。まずは、買いすぎを防ぐための仕組みを作りましょう。収納のスペースも考慮して、ストックを1つ持つのか2つ持つのかなど、持つ量を決めましょう。さらに、残量を把握しやすい形で収めることで、足りていれば買わない、不足したら買う、というシンプルな運用ができます。日用品は定番を決めておくと、セールなどで余計なものを買ってしまうことも防ぎやすくなりますよ。

POINT.1 置き場所と収納できる量を決めておく

どのぐらいの量を持つかを考え、置く場所と収納できる量を決めましょう。そこに入る分以上は買わないようにするとシンプルに管理できます。

POINT.2 残量を把握しやすくする

今どれくらいの量を持っているのか、ぱっと見て把握ができると、買い足ししやすく、使い忘れも防げます。中が見やすい収納用品なども活用しましょう。

POINT.3 ムダに買わない工夫をする

●定番を決める
●セールで買わない
●消費期限をずらす いつも使う定番品を決めておくと、衝動買いを防ぎやすくなります。また一度にたくさん買うと、消費期限も同時にやってきてしまう点も考慮しましょう。

教えてくれたのは… 整理収納コンサルタント 須藤昌子さん

整理収納コンサルタントの資格を取得し、2016年より活動をスタート。モットーは「片付けから、もっと自由にラクな人生を手に入れる」。オンライン片付けレッスン、整理収納サポート、整理収納＆伝え方のセミナー、企業向けコラム執筆や書籍・雑誌監修など多方面で活躍。著書に『死んでも床にモノを置かない。』（すばる舎）などがある。2017年、Ameba公式トップブロガーに認定。2022年、整理収納アドバイザー最上位資格の整理収納アカデミアマスターを取得。

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写真＝堂崎正博、須藤昌子
※InRed2026年1月・2月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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