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【60代のメイク悩み】YUTA.式シャレ顔になるために最初にやること【ヘアメイクYUTA.さん直伝】

  • 2025.12.24

メイクとヘアのテクニックだけではつけ焼き刃。本当に変わるためには、心と体のウォーミングアップが必要です。まずは自分と向き合い、やるべきことを確認し、環境と姿勢を整えて。

鏡ではなく自撮り で現在の自分を把握する

鏡ではなく自撮りで 現在の自分を把握する

スマホのカメラアプリで自撮りし、2枚の写真を見比べましょう。アウトカメラは人から見られている自分、インカメラ(左右インカメラ反転ON)は鏡の中の自分なので見え方の違いを確認。その後、インカメラの設定を左右反転OFFにし、人から見た状態で撮影。撮影は正面、目を閉じたインカメラ インカメラ 顔、左右の計4枚。「いまの自分を客観的に可視化でき、どうなりたいかが明確になります」(YUTA.さん)

グリッド線をON、左右反転をOFFに設定し、グリッド線の上の横軸に眉毛を合わせて撮影。スタンドで固定すると◎。 ※i-phoneの場合

ジャーナリングで悩みと長所を50個ずつ書き出す

外見と内面の悩みを50個、次に長所を50個、1行ひと言で端的に手書きする“ジャーナリング”。自分のモヤッと感を具体化する作業です。「自分の内側にある本音と向き合うことで自分を客観的に見る思考が生まれます」とYUTA.さん。さらにひとつひとつの悩みに対し、青ペンで自分にできることや改善策を書いていきます。「どうやれば解決できるか、自分で道筋を見つけることも大切です」(YUTA.さん)

メイク以前、美容以前を整える

どんな状態でメイクをするかで仕上がりに差が出るもの。できれば自然光が入る場所で、必ず椅子に座り手元を安定させます。服を着替え髪も仕上げてからメイクを。今日使う道具だけをテーブルに並べて座り、お尻の穴をキュッと締めて舌を正しい位置に置き、体を上と下で引き合うように軸を整えてからスタート。鼻で深く呼吸し、集中して20分以内で終わらせます。

メイク以前・美容以前の 10 か条

スキンケアやメイクの前に姿勢や呼吸、メイク道具、メイクをする前の自分を整える習慣をつけることでメイクの仕上がりも変わるようになります。

1 座ってメイクできる場所を確保する

2 メイクをしている姿勢を意識し改善

3 洋服に着替えてからメイクする

4 メイク道具の収納を整える

5 メイク道具のお手入れをする

6 メイクポーチの中を整理する

7 肘をついて固定させる

8 呼吸を整える

9 常に舌の位置を上あごにつけた場所に

10 顔の筋肉を知り意識して動かす


舌を正しい位置にセット。舌の根元あたりを上あごにベターッとくっつけます。その状態で唾を飲み込めるようトレーニングを。頰が引き上がり、フェイスラインもすっきり。

メイク前に、白いタオルの上にメイク道具を使う順に並べると、手がスムーズに動き集中しやすくなります。

撮影/藤井マルセル〔t.cube〕 ヘア&メイク/ YUTA. イラスト/本田佳世 文/片岡えり ※素敵なあの人2026年1月号『YUTA.式令和の若見えメイク』より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

お話を伺ったのは YUTA.さん

CMやファッション誌の撮影、女優やモデルのヘアメイクを担当、30年以上第一線で活躍中。Instagramでは一般向けのオンライン講座を開講し、メイクによって人生を好転させる「YUTA.式シャレ顔メソッド」を提案している。

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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