【新常識】停電や圏外でスマホが使えないときの命綱は？公衆電話や00000JAPANなど通信防災知識3選

災害への備えと緊急時の通信手段を見直そう

防災は、いざというときに自分の命を守る大切な備えです。しかし、「どんな防災グッズをそろえればいい？」「災害時の連絡手段は？」など、具体的な準備に悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、スマホライフPLUS（https://sumaholife-plus.jp/） に掲載されている記事を参考に、防災グッズの備蓄状況や公衆電話・Wi-Fiに関する情報をわかりやすくご紹介します。 より詳しい内容は、ぜひスマホライフPLUSの記事でチェックしてみてください。

1：自宅の防災グッズ「十分に備えている」はわずか3.3％という現実

株式会社NEXERとOsametによる調査によると、自宅に防災グッズを「十分に備えている」と回答した人はわずか3.3％でした。「最低限しか備えていない」「まったく備えていない」を合わせると約7割に達し、コストや管理の手間が準備の障壁となっています。

備えている品目では「懐中電灯・ランタン」「飲料水・保存食」が9割を超えており、まずは命を守るための最低限の対策が優先されている実態が明らかになりました。

＜出典＞

あなたの家は大丈夫？ 防災グッズを備えている人はわずか3.3％ 約7割が“最低限以下”の現実

（スマホライフPLUS）

2：スマホが使えない時の「最後の砦」！公衆電話の強さと使い方

災害時に携帯電話がつながらない状況でも、公衆電話は「災害時優先電話」として通信規制の対象外となり、停電時でも利用できるため「最後の砦」として頼りになります。2024年度末時点で全国に9万6,126台設置されていますが、減少傾向にあります。

緊急時には硬貨やカードなしで110番や119番へ発信できるほか、災害救助法適用時などは通話料が無料化される場合もあるため、設置場所や使い方を確認しておくことが重要です。

＜出典＞

スマホが使えない時の“最後の砦”！災害時に頼れる“公衆電話”の意外な強さと使い方

（スマホライフPLUS）

3：街中から減りゆくフリーWi-Fi、災害時のインフラとしての重要性

かつて普及した街中のフリーWi-Fiですが、鉄道やコンビニなどでのサービス提供終了が相次いでいます。

背景には携帯キャリアのデータ無制限プランの普及やセキュリティリスクへの懸念があります。しかし、大規模災害時に携帯基地局がダウンした際、フリーWi-Fiは通信の「命綱」となります。災害時に開放される統一ネットワーク「00000JAPAN（ファイブゼロジャパン）」など、社会インフラとしての役割は依然として高く期待されています。

＜出典＞

【公衆無線LANのサービス終了が進む】町中のフリーWi-Fiはオワコンなのか？

（スマホライフPLUS）

【まとめ】平時の備えと知識が緊急時の安心につながる

防災グッズの準備状況から、公衆電話やフリーWi-Fiといった通信インフラの役割まで、災害時に役立つ情報を紹介しました。いざという時に慌てないよう、知識をアップデートして備えておきましょう。

※記事内における情報は原稿執筆時のものです。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。