1. トップ
  2. 『北方謙三 水滸伝』MISIAの歌声が “叛逆者”たちを包む! 主題歌入り本予告&ポスター解禁

『北方謙三 水滸伝』MISIAの歌声が “叛逆者”たちを包む! 主題歌入り本予告&ポスター解禁

  • 2025.12.22
ドラマ『北方謙三 水滸伝』ポスタービジュアル (C)北方謙三/集英社(C)2026WOWOW/NTTドコモ width=
ドラマ『北方謙三 水滸伝』ポスタービジュアル (C)北方謙三/集英社(C)2026WOWOW/NTTドコモ

2026年2月15日放送・配信開始となる織田裕二主演のWOWOW×Lemino連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』の主題歌が、MISIAの新曲「夜を渡る鳥」に決定。併せて、主題歌入り本予告映像「革命編」、豪華キャストが一堂に会した本ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

【動画】ドラマ『北方謙三 水滸伝』主題歌入り本予告映像「革命編」

北方謙三の小説『水滸伝』を映像化する本作は、腐敗した世にあらがう“はみ出し者”たちの闘いを、現代にも通じる「理不尽な権力への怒り」や「仲間との絆」とともに描き出すスペクタクル群像劇。

この度本作の主題歌が、MISIAの新曲「夜を渡る鳥」に決定。MISIAは、1998年に「つつみ込むように…」でデビュー以降、その圧倒的な歌唱力で支持を集め、2021年の東京オリンピックの開会式では国歌を独唱した。そんな彼女の最大のヒット曲が、2000年に放送され社会現象になった月9ドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)の主題歌「Everything」。2000年代の女性アーティストのシングルとして最大規模の売上を記録、現在に至るまで国内外のミュージシャンにカバーされ続ける名曲だ。

その『やまとなでしこ』で演出を担当していたのが、本作の監督である若松節朗。今回の主題歌オファーは、若松監督たっての「MISIAさんにぜひお願いしたい」という希望によるもので、その理由を「理不尽な時代に抗い、叛逆の闘いに身を投じていく漢(おとこ)たちの物語だからこそ、エンディングでは、彼らを大きな愛で包み込むような楽曲が必要だと思った」と語っている。

MISIAも、若松監督の熱意を受けて快諾。オファーを受けた当時を振り返り「初めはこの世界観を歌いこなすのは非常に難しいと感じていました。しかし、この作品と向き合う時間は、自分自身の内側にある『信じること』『抗うこと』『生き抜くこと』を、静かに見つめ直す時間でもありました」 とコメント。こうして『やまとなでしこ』以来26年ぶりとなる、若松節朗監督×主題歌・MISIAという強力タッグが結成された。

主題歌「夜を渡る鳥」の作曲は、今年でデビュー60周年を迎えたシンガー・ソングライター、加藤登紀子。MISIAへの楽曲提供は初となる。作詞は「残酷な天使のテーゼ」の及川眠子、編曲は『シン・ゴジラ』の鷺巣詩郎。主題歌チームで、ドラマのシナリオと映像をみた上で制作したこの楽曲は、ストリングスが奏でる壮大な音色と、力強くも未来への希望に満ちた歌詞が合わさり、MISIAの真骨頂とも呼べる感涙の一曲に仕上がっている。

MISIAは「時代や立場は違っても、人が人として抱える想いや葛藤、そして仲間を想う気持ちは、今を生きる私たちの心にも確かにつながっていると感じています。この歌が物語の世界とともに皆さんの胸にそっと寄り添い、登場人物たちの生き様や想いを、より深く感じていただくきっかけになれば嬉しいです」と語る。

完成した楽曲を聞いた若松監督は「この作品に生きる者たちを、あたたかく、そして優しく包み込みながら、確かな“応援歌”として寄り添ってくれていると感じました。その感動は、かつてドラマ『やまとなでしこ』で主題歌『Everything』を初めて聴いたときの気持ちが蘇るほどでした」と大満足。「ドラマの最後のピースが、すべて揃った」と言葉に力を込めた。

そしてついに、豪華キャストが次々と登場するドラマの本編映像と、MISIAの歌う主題歌「夜を渡る鳥」が重なる主題歌入り本予告映像「革命編」が完成。

腐敗がはびこる世にも正義を信じる主人公・宋江(織田裕二)と、彼が記した“世直し”の書『替天行道』に導かれ集った、叛逆の英雄で“動”の頭領・晁蓋(反町隆史)、“武”の化身・林冲(亀梨和也)、建国の英雄の末裔で正義の武人・楊志(満島真之介)、そしてその伴侶の済仁美(波瑠)。さらに、武を極めし孤高の師・王進(佐藤浩市)、乱世に翻弄されるスパイ・馬桂(松雪泰子)ら、現実に絶望しながらも未来への希望を眼差しに宿す梁山泊の面々が登場する。

一方、動乱の世にあって苦しむ民のために立ち上がろうとする彼らの前に、今ある国家を守るため、その志を潰そうと目論む李富(玉山鉄二)ら強大な敵が立ちはだかる。

予告編では、「腐ってしまった今の世を正したい」と願う宋江の「叛乱だ」というセリフに続き、『替天行道』の旗が映し出される。そして宋江とその旗のもとに集結した者たちが、巨大な国家に対してついに叛乱の狼煙をあげたタイミングで、MISIAが歌う主題歌「夜を渡る鳥」が流れる。理不尽な時代を変えようと仲間とともに戦う彼らの怒りと希望に、力強く、そして伸びやかなMISIAの歌声が寄り添い、戦いの日々が展開していく。

日本全国17都府県・50ヵ所以上のロケ地を巡り、総移動距離は約2万5000km(地球半周分以上)。約8ヵ月間をかけて撮影された本作の壮大な映像も相まって、志をひとつにして戦う者たちの勇姿に魂が揺さぶられる予告に仕上がった。

併せて、本ポスタービジュアルと、熱量あふれる場面写真が解禁。ポスタービジュアルでは、宋江(織田裕二)、晁蓋(反町隆史)、林冲(亀梨和也)、楊志(満島真之介)、済仁美(波瑠)、王進(佐藤浩市)、馬桂(松雪泰子)、そして李富(玉山鉄二)ら豪華キャストが一堂に集結。天上からそれぞれが信じる正義を訴える姿を捉えた、見る者に「あなたはどうするのか」と問いかけてくるような迫力のビジュアルとなっている。

また、本作の放送&配信を記念し、2026年2月より、WOWOW/Leminoで3つの特別コンテンツ『「北方謙三 水滸伝」徹底解剖!』『「北方謙三 水滸伝」豪華キャストスペシャルインタビュー』『「北方謙三 水滸伝」は、なぜ映像化できたのか?舞台裏に迫る!』が順次スタートする予定。

さらに、WOWOW独占コンテンツとして特番『「北方謙三 水滸伝」放送記念スペシャル!』の制作が決定。この特番では、原作者の北方謙三が『水滸伝』に込めた想いや、執筆当時の知られざるエピソード、さらにはドラマの魅力を語ったロングインタビューのほか、本作の主演を務める織田裕二とのスペシャル対談の模様を初公開。さらに壮絶な撮影の舞台裏に迫るメイキング映像や、豪華キャスト陣のインタビューを届ける。第1話放送日当日の2月15日21時より放送&配信スタート。

WOWOW×Lemino連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』は、WOWOW×Leminoにて2026年2月15日より毎週日曜22時放送・配信(全7話)。

MISIA、若松監督のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■MISIA(主題歌担当)

主題歌のお話をいただいたとき、初めはこの世界観を歌いこなすのは非常に難しいと感じていました。しかし、この作品と向き合う時間は、自分自身の内側にある「信じること」「抗うこと」「生き抜くこと」を、静かに見つめ直す時間でもありました。

時代や立場は違っても、人が人として抱える想いや葛藤、そして仲間を想う気持ちは、今を生きる私たちの心にも確かにつながっていると感じています。この歌が物語の世界とともに皆さんの胸にそっと寄り添い、登場人物たちの生き様や想いを、より深く感じていただくきっかけになれば嬉しいです。

■若松節朗(監督)

本作は、理不尽な時代に抗い、叛逆の闘いに身を投じていく漢(おとこ)たちの物語です。だからこそエンディングでは、そんな彼らを大きな愛で包み込むような楽曲が必要だと考え、真っ先にMISIAさんにお願いしました。すぐにご快諾いただき、とても嬉しかったですね。

完成した「夜を渡る鳥」を聴いた瞬間、この作品に生きる者たちを、あたたかく、そして優しく包み込みながら、確かな“応援歌”として寄り添ってくれていると感じました。その感動は、かつてドラマ「やまとなでしこ」で主題歌「Everything」を初めて聴いたときの気持ちが蘇るほどでした。実際にドラマの映像に当ててみると、その心地よさが際立ち、作品の世界と完璧に重なっていく。「北方謙三 水滸伝」というドラマの最後のピースが、すべて揃ったと思います。

ドラマ『北方謙三 水滸伝』主題歌入り本予告映像「革命編」

元記事で読む
の記事をもっとみる