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【50代ライフスタイル】88歳父の介護で感じたこととは?疲れを癒す温泉旅行を通じて実感した家族と過ごす時間の大切さ

  • 2025.12.22

月刊誌『素敵なあの人』の公式ブロガーの日常を綴った素敵ブログ。今回は、fumiさんのお父様の介護体験をご紹介します。


88歳の父が不慮の事故で胸椎圧迫骨折。83歳の母が介護をするという、いわゆる老老介護が始まって半年が経ちました。
 
介護に携わるのは初めてのこと。たまたまフロリダ在住の妹が一時帰国しているときで、妹が山形で介護申請など諸々の手続きをしてくれたので有難かったです。
 
その後は私が毎月山形に帰省。

季節ごとの思い出の一部

この半年間いろいろなことがありました。
 
寝たきりのためせん妄の症状が出始め、会話もままならない。
そんな父に毎日付きっきりで介護する母。
幻覚や幻聴も出て弱音を吐いて涙することがあっても、ずっと励まし続ける母の姿は献身的で愛情溢れるものでした。
 
おかげで少しずつではありますが食欲が出てきて会話もできるようになり、訪問看護のリハビリを受けられるまでに回復。
その後はデイサービスに切り替え、いまはお風呂に入れることを楽しみに週に2回通っています。

先月帰省のとき、母を休ませてあげたくて密かに温泉旅行を計画。

新幹線の車窓から。

客室から出ることなく、半露天風呂付きでお食事もお部屋で済ませられる "かみのやま温泉" 『名月荘』へ行ってきました。
今年の4月にも訪れた温泉宿です。

お宿に着いてすぐ母と二人がかりで父を檜風呂に入れると、お風呂好きの父は満足気で嬉しそう。
久しぶりにビールが飲みたいと言い出しびっくり!

美味しいお食事を完食した上にビールまで飲めるなんて、半年前では考えられないくらい元気な姿を見ることができて、感慨深い旅となりました。
 
夕食、朝食ともに全員残すことなくいただきました(笑)。いや〜美味しかった!

朝食もおかずがたくさん。ご馳走様でした。

静かで落ち着く館内も素敵でした。

温泉旅行なんて危険も伴うし迷いましたが、母への感謝の気持ちもあったので行ってよかったし行けてよかった。
 
これからどんなことがあるかわかりませんが、そのときどきで起きた現実をしっかりと受け止め、介護に携われる幸せを噛みしめながら両親との時間を大切に過ごしたいと思います。

この記事を書いた人 fumiさん

人と関わることが好きで、受付事務の仕事をしながら趣味のフラダンス、頑張りすぎないウォーキングを楽しんでます。 ファッションをメインに、のんびりとInstagramも投稿しています。ブログもインスタも、自分らしく発信していけたらと思っています。

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